グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

都民ファーストの大失速に思う

2017年11月16日 | 日記
12日に投票、13日に開票された東京都葛飾区議選で去る7月の都議選で大勝利を果たした「都民ファーストの会」が大惨敗を喫した。
7月の都議選では50人の立候補者のうち49人が当選、歴史的な大勝利を果たしたのだが同じく都知事が立ち上げた国政政党「希望の会」は例の排除発言に加え自身の国政不出馬もあって衆院選完敗の憂き目にあった。
そしてこの葛飾区議選は5人の候補者のうち当選は1名だけという厳しい結果にあらためて移りげな人心を痛感してしまう。
10月22日の衆院選完敗はまだ「国政と地方政治は違う」という言い訳もできるかもしれない。
ただ先週の葛飾区議選はこんな言い訳は通用しない。
結局実質的な党代表である都知事の政治姿勢に東京都民が「ノー」を突き詰め始めた証しなのだろう。
これだけ明確に支持を失った都知事は国政どころか都政の運営にも苦労するのではないか。
それにしても人心のなんと移り気なことか。
都知事の国政再挑戦はいつのことになるのだろうか・・・?