失敗すればやりなおす。成功するまでやれば、必ず成功する。どんなことでも、そうなればいいのだが、ときにはそれではうまくないときもある。
だが、たいていの場合は、粘り強くやりなおすことが成功への道である。そうした努力なしには、目標は達成できない。技術的なことはとりわけそうである。失敗こそ、成功へのかかせないプロセスである。
何事をするにも、そういう気分でいると、焦ることはないし、地道に努力することが苦労ではなくなる。今朝の「あさいち」で、ゲストの綾野剛が、デビュー作品で、23テイクを要求された話が出てきた。
そのときの監督が、インタビューに登場し、「鍛えた」ことを述べていた。それを、キチントうけとめている俳優であると思った。
そこには、失敗を成功へとつなげる、プロセスがあり、本人の心構えの変遷がある。人生を味わううえで、大事なポイントを把握し、これから、ますます大きな俳優になってくれることだろう。