空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ちょっとしたコツについて

2014年04月10日 10時13分20秒 | 思考試行

昨日の小保方さんの会見をどうみるかについて、科学者の立場からは、解明から程遠く、むしろ疑念が高まったようにもみえる。

確かに、200回以上stap細胞が作れたのなら、そのちょっとしたコツを公開しないかぎりは、説得力がないわけで、他に、単独にできたという話もあるようだが、定かではなく、あの論文だけでは、誰も、再現できていないようだ。

本人の確信は、あるようで、それなら、あとは、その、ちょっとしたコツが焦点になる。そのコツは、いってみれば大変な価値があり、そう簡単にはあかせないということかもしれないが、自然科学の進歩のためには、当然ながら公開すべきだろう。

彼女の可愛さについ甘くなってしまったが、科学者の論評を聞いて、なるほどと思った。京大のips細胞の実験ノートが報道されていたが、実に整理されており、こうでなくてはならないと思った。

彼女の場合、彼女のノートをみて、誰もが、すぐわかるようにはなっていない印象があるし、整理もうまくできていないようにみえる。

職人芸のような響がある。せっかくの発見が、まったくまやかしなのかどうなのか、人には、思い込みということもあって、それは、科学とは無縁である。そうではないことを願うばかりである。

職人芸が、すばらしい成果をうみだしたとしたら、それはそれでいいわけで、そこからスタートしてもいいのではないだろうか。