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※ネタバレ注。
と言ってもネタバレはしていないつもりです。
ただ、勘の鋭い方は、結果的に気づいてしまわれる箇所もあるかもしれません。
もうしわけありませんが、公開されてからお読みいただくことをお勧めします。
(原題:Shutter Island)
----この映画って、当初の予定から公開が延びてしまった作品だよね。
マーティン・スコセッシ&
レオナルド・ディカプリオコンビというのに、
あまりできがよくなかったのかニャ?
「いや。全米では2月19日、No.1発進。
このコンビ作としては史上最高のオープニング記録らしいよ。
これを受けて宣伝サイドでは『羊たちの沈黙』を
引き合いに出している」
----へぇ~っ。ディカプリオでNo.1ということは
『タイタニック』のオープニング記録も塗り替えたということだニャ。
『羊たちの沈黙』がここで出てくるのは、
ホラー&ミステリーで、
ジャンルが似ていて、なおかつオスカーを取ったから?
「それもあるけど、
あの作品は1991年2月14日に全米公開。
アカデミー授賞式の一年以上前に公開されていながら、
年末公開でまだ記憶に新しい他の対抗馬を押しのけて受賞。
つまり、そういう受賞への期待を込めてのことだね」
----ふうん。で、今回の物語は?
「これは簡単。
四方を海に囲まれた精神を患った犯罪者だけを収容する
『閉ざされた島』(シャッター アイランド)。
ある日、厳戒監視体制のそこから、一人の女が煙のように消えた。
事件解決のために島にやってくる連邦保安官テディ。
彼のほんとうの目的は、
島にいるはずの、妻を殺した放火犯への復讐。
ところが自ら志願してきたにもかかわらず、
さまざまな謎に直面し、
解けばとくほど謎が深まり、島から離れられなくなる!
―――ね。簡単でしょ。
もっともこれ以上、話せば、
何を言ってもネタバレに繋がっちゃうからなあ。
ということで、映像的な見どころを紹介。
ときにデイヴィッド・リンチ風だったり、
ときに『12モンキーズ』風だったり。
もっとも基本はホラーチックなミステリー。
スコセッシ演出としては『ケープ・フィアー』も
彷彿とさせる」
----それは確かにオモシロそうだニャあ。
ところで『注意!最後の謎が解けた時
本当の驚きが待っている』というコトバの意味は?
「あらら。実はまさにそれこそがネタバレ注!
でも、そこがもっともゾクゾクしたところであり、
観た人同士で意見を交換したいところでもあるんだ。
これまでの事件はトラウマなのか陰謀なのか?それとも…?
(この謎自体は比較的読めます)
いずれにしろすべてが終わった後、
主人公はある行動に出る。その前に
『チャック』。続いて
『モンスターとして生きるよりも善人として死んだ方がいい』。
ここが第一のポイント。
そしてチャックによる『テディ』との呼びかけに彼が答えないワケ。
あ~、言いたい言いたい。でもグッと我慢。
プレスにも言わないよう止められているからなあ。
ということで俳優の紹介でお茶を濁しちゃおう。
この映画はとにかく実力派ぞろい。
マーク・ラファロ、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ、
マックス・フォン・シドー。
そして完全復活を遂げたジャッキー・アール・ヘイリー。
彼はすっかりこのポジショニングを獲得。
もっともかつてのファンは複雑だろうなあ」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「う~ん。はっきり言ってほしいのニャ」![ご不満](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/05/0000123905/16/img08c1877cwp4ef3.jpeg)
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と言ってもネタバレはしていないつもりです。
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マーティン・スコセッシ&
レオナルド・ディカプリオコンビというのに、
あまりできがよくなかったのかニャ?
「いや。全米では2月19日、No.1発進。
このコンビ作としては史上最高のオープニング記録らしいよ。
これを受けて宣伝サイドでは『羊たちの沈黙』を
引き合いに出している」
----へぇ~っ。ディカプリオでNo.1ということは
『タイタニック』のオープニング記録も塗り替えたということだニャ。
『羊たちの沈黙』がここで出てくるのは、
ホラー&ミステリーで、
ジャンルが似ていて、なおかつオスカーを取ったから?
「それもあるけど、
あの作品は1991年2月14日に全米公開。
アカデミー授賞式の一年以上前に公開されていながら、
年末公開でまだ記憶に新しい他の対抗馬を押しのけて受賞。
つまり、そういう受賞への期待を込めてのことだね」
----ふうん。で、今回の物語は?
「これは簡単。
四方を海に囲まれた精神を患った犯罪者だけを収容する
『閉ざされた島』(シャッター アイランド)。
ある日、厳戒監視体制のそこから、一人の女が煙のように消えた。
事件解決のために島にやってくる連邦保安官テディ。
彼のほんとうの目的は、
島にいるはずの、妻を殺した放火犯への復讐。
ところが自ら志願してきたにもかかわらず、
さまざまな謎に直面し、
解けばとくほど謎が深まり、島から離れられなくなる!
―――ね。簡単でしょ。
もっともこれ以上、話せば、
何を言ってもネタバレに繋がっちゃうからなあ。
ということで、映像的な見どころを紹介。
ときにデイヴィッド・リンチ風だったり、
ときに『12モンキーズ』風だったり。
もっとも基本はホラーチックなミステリー。
スコセッシ演出としては『ケープ・フィアー』も
彷彿とさせる」
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本当の驚きが待っている』というコトバの意味は?
「あらら。実はまさにそれこそがネタバレ注!
でも、そこがもっともゾクゾクしたところであり、
観た人同士で意見を交換したいところでもあるんだ。
これまでの事件はトラウマなのか陰謀なのか?それとも…?
(この謎自体は比較的読めます)
いずれにしろすべてが終わった後、
主人公はある行動に出る。その前に
『チャック』。続いて
『モンスターとして生きるよりも善人として死んだ方がいい』。
ここが第一のポイント。
そしてチャックによる『テディ』との呼びかけに彼が答えないワケ。
あ~、言いたい言いたい。でもグッと我慢。
プレスにも言わないよう止められているからなあ。
ということで俳優の紹介でお茶を濁しちゃおう。
この映画はとにかく実力派ぞろい。
マーク・ラファロ、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ、
マックス・フォン・シドー。
そして完全復活を遂げたジャッキー・アール・ヘイリー。
彼はすっかりこのポジショニングを獲得。
もっともかつてのファンは複雑だろうなあ」
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フォーンの一言「う~ん。はっきり言ってほしいのニャ」
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ディカプリオに興味がなかったんですが
先日この映画を知って、ちょっと気持ちが
前向きに(笑)。
ケープ・フィアー懐かしいです。
ある知人が言っていました。
「オスカーの縛りから逃れたスコセッシ…」。
まさにそうで、
エンターテイナーとしての彼の本領が発揮された作品でした。
なので、ストーリーは全部わかっていますが、テーマはまさに人間の暴力についてなので、
スコセッシの解釈が楽しみです。
公開されている映像を見る限り、原作のイメージを損なわず、完璧に映像化されていますね!
批評家からの評価はあまり伸びず、IMDbなどの掲示板でも賛否割れ気味みたいですが、
えいさんからごらんになって、出来はいかがでしたか?
レオの演技がどんな感じだったかが、一番興味があるところで、早く見たくてたまらないです!!
そうですか。あまり評判が芳しくないんですか?
ぼくは、少々の長さを感じたことと、
売りに反して、仕掛けが読めやすかったきらいはありましたが、
それでもこういう、ぐいぐい押していく演出は好きで、
けっこう満足しました。
ディカプリオも、さすがの演技だったと思います。
余り評判が良くないといっても、仕掛けがよめやすくて目新しさがない点への文句や、
パズル的なストーリー立てへの不満も多いみたいで、
そこは原作の欠点なので、スコセッシに文句を言っても仕方ないかと...。
でも、全米興行は1億ドル越えは確実みたいですし、それを補うほどの魅力のある演出・演技なのでしょうね~。
えいさんが「でも、そこがもっともゾクゾクしたところであり、観た人同士で意見を交換したいところでもあるんだ。」とおっしゃっているように、
人によって受け止め方がさまざまになるようなラストになっているようで、
IMDbの掲示板ではみんなその話題に明け暮れていますね(というか、ほとんどその話題ばかりです..)。
うーん、早く見たいです!
目新しさよりも楽しさを選ぶ方なので、
ぼくは満足しました。
その後、何人かと話したのですが、
「意見を交わしたい」部分に気づかれてない方もいるようで…。
あ~あ。早く喋りたい。
このシーン、原作ではどうなっているんだろう?
スコセッシはすっかり大作の監督になってしまいましたが、
本来は、こういうアカデミー競争から解き放たれ、
自由になった作品の方が
その持ち味を発揮することができる気がします。
ネタは分かっていても、
その語り口で十分楽しめました。
遅ればせながら試写会を見てきました。えいさんの気にしていることと同じかどうか自信はないのですが、仕掛け自体はラスト近くで明らかにされますが、ラストシーン、最後の一言で、さらに「実は・・・」って事なのかどうかってのが気になります。
私は、「実は・・・」だと思ってますが、どうなんでしょうね。
いっしょに見た連れは、最後の一言やシーンを気に留めてもいなく、明かされた仕掛けに「そうだったのかぁ」と感心してますが・・・う~ん、気になります。
このコメント、ネタバレには注意しましたが、もしOUTの判定でしたら、削除していただいて結構です。
こういうご訪問、とても嬉しいです。
ぼくも、この映画の構造自体は
あ~あ、この手のものねって感じで、
最後も、結局、また……
ここまでは、驚きはなかったのですが、
ポイントは、やはりこの後の
「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか?」だと思います。
ここで、彼は、結局、また…ではなく、
自ら進んで運命を選んだ。
それこそが、この映画最大の「見どころ」だったと、
ぼくも、そう思います。