ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『REC レック』 

2008-04-12 14:58:07 | 新作映画
(原題:[REC])

----このごろよく思うんだけどさ、
ブロガーさんたちってホラー好きな人が多くニャい?
「うん。そうそう。
しかもみんな目が肥えている。
ぼくなんかすぐ目を瞑っちゃう方だからなあ(笑)」

-----これはスペインで大ヒットのホラーだよね。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が引き合いに出されているけど…。
「そう、
手持ちによる主観カメラの不安定な映像で
そこで何が起こっているかを写し取っている」

-----でもそれって
ちゃんと意味があってのことでしょ?
「うん。
ストーリーはシンプル。
消防隊の密着番組を撮影中のTVクルー。
緊急呼び出しを受けて向った先のアパートで
彼らは血まみれの老婆の姿を見る。
ところが、その老婆が警官に飛びかかり噛み付いてしまう。
やがてこのアパートが当局によって閉鎖。
さあ、果たして何が起こっているのか…?」

-----う~む。閉鎖されるってことは
普通、伝染病かなにかの感染だよね。
「鋭い!
途中で、と言ってもランニングタイムわずか77分の映画だから
すぐ分かってしまうけど、
これは昨今はやりのゾンビ映画の亜流。
噛まれると、その唾液で未知の病原菌がその人に伝染して
彼らは一様に凶暴になる。
シチュエーションとしてはロメロの『ゾンビ』に似ているけど、
あちらは巨大なショッピングモール。
こちらはもっと狭いところがミソかな。
映画は、その一部始終をTVクルーのカメラから観たカタチで
描かれていくんだ」

-----ハイ質問。
でも、そんな極限状況だったら
カメラをほっぽり出すのが普通じゃニャいの?
「そこが考えてあるんだね。
電気が消えて真っ暗になる。
そうなると頼りなのはカメラのライトだけ」

-----ニャるほどね。
「ホラーと言っても、
血まみれのスプラッターから
超常現象をモチーフにしたオカルト系、
さらにはシチュエーションで見せるもの
クラシックなゴチックホラーと、
いろいろあるけど、
実はこの映画、後半とんでもない展開を見せていく。
ゾンビがくるりと輪を書いて…◎×△■に」

----ニャに、それっ(笑)。

        (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「ぶるる。怖そうだニャ」もう寝る


※ホラー花盛りだ度

人気blogランキングもよろしく

☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)index orange
猫ニュー

画像はスペイン・オフィシャル(ダウンロードサイト)より。