梅の花

道順庵には梅ノ木が２本あります

満開の状態で梅の花は

青空に高く咲き誇り

春の近さを教えてくれます

葬儀社さんにとって「春」というのはどういうことなのでしょうか

実は普通の職業の方と同じなのであります（あたりまえかな）

仕事上の春というのは、葬儀を通じて人と人の係わり合いのなか

自分たちの仕事が認められたときでしょうか

お礼や感謝は

私達にとてもあたたかな

春を感じることが出来るのです

なぜ、春がこんなに待ち遠しいのかは

そのあたたかさが

なによりも体とこころが必要としているからです・・・

立ち読み

本屋さんはいつも立ち読み９０％

購入１０％くらいで立ち寄ります

欲しい本があるからいくことは殆どありません

世の中の一つの流れが

「今の書店」で発見できるのです

売れる本、売れてる本、売ろうとしている本・・・は

工夫をして並んでいるからです

そして、ぺらぺらめくっては買って来るのです

気がつくことは、「なんて癒しのことの本が」多いのか・・

ということでしょうか、

今こそ、何を人が求めているのかが端的に現れております

世の中に失われつつあるものが

逆に人々の要求となっているのでしょうか

葬儀社さんの売り物とは

失われつつあるものを考えてみると

答えが見えてくるかもしれませんが・・・

ふぅ～むぅ・・

昨日はおやすみをいただきまして

お医者様の検査のため一日近く病院におりました

医者嫌いな私もほとほと悩んだ末「長生き」をしないと

温泉にも行かれないと思い、体の不調に嘘は禁物ということでの

検査です、持病の糖尿病が心配でしたので合併症の検査や他の

検査はまだまだ必要になります、今回の検査で更に、

「肝臓のところが」・・・との指摘があり、

病院に来て良かったのです（新病巣発見）？？

改めて検査の日程を決めました


６０にもなりますと、病気の菌たちは出番を待って手ぐすね引いてるし

いらないものを「押し売り」してますから

買ってしまうと「返品」が利きません

間違って「病気」を買ったら、しょうがないから

裏口からだすか、仲良くするか、退治するかしかないのです

今までは、めんどくさいから「すっとぼけて」居たのですが

そもそも糖尿病という病気は

ほらほら「甘いものがあるぞぅ・・」とか「お酒はおいしいよぅ・・」

「運動はつかれるぞぅ」とか耳に心地よいことしか言わない（笑）

ものですから、つい、今日は少しだけなら・・・と

甘い自分が甘いものに手を出しては

後悔の嵐・・・


そんな意思の弱さが糖尿病の特長でもあります

もう・・こうなったら

糖尿病を味方につけて、弱点を探し、他の人に

警鐘でもならして、「こうすれば」退治できると

言いたいのですが・・・

意思の弱さ・・なおせるかなぁ・・・・

心配なこと

今の時代の高齢化社会と生活への不安な状態は

２つの心配事が起きてきます

１つは、お年寄りの高齢化による、葬儀の心配です

２つ目は、そのときの経済状況が心配なことです

亡くなったらどうしよう・・・・

そのときに勤め先はあるのかなぁ・・・

世の中にはそのほかの心配事も山ほどありますから

せめて、経済の心配や不安の無い世の中になれば

良いのですが・・・

樹木葬？

河津桜が咲きました

先日の家族葬の故人様には、小枝をさし上げ

柩の中へ入れていただきました

道順庵でのささやかなプレゼントではございます


世の中の埋葬の形も少しづつ変化が見られます

寺院様の中には、樹木葬といって

お骨を土に還し、そこに植樹をしたり

桜の木の周りに埋葬したりという「樹木葬」を

なさっているところが増えてきました

いわば「自然に帰る」ことを前提にした考えのようです

もちろんどこの場所でも出来ることは叶いませんが

今後の一つの選択になりそうです

小枝を柩にお入れした道順庵の葬儀は

樹木葬ではありませんが・・・

散骨とか樹木葬は自然回帰の流れがそうさせているのでしょうか・・・

春のしらせ

法事のときに料理屋さんが私達に春を作ってくれました


ここ道順庵の庭のふきのとうを天ぷらにしてくれたのです

淡い苦味と かおりは春のプレゼントです

ここのタノシミはお客様より私達がいただいているのかも知れません

たくさんは採れませんから、「私達の分しかありません」

もちろん、お客様には市場で仕入れたふきのとうの天ぷらがだされ

おいしく春を感じていただきました。

庭先のというところがこれまたいい味でして、

雰囲気共々

「いい味を」出しております・・ハイ・・・

未曾有のこと

１００年に一度とか、戦後二番目のＧＤＢのマイナス成長とか

新聞やマスコミのコメントは「マイナス要員」ばかりの報道です

その殆どの方の会話にはなぜか「実感としての」不況感が見受けられないのは

私の思い違いでしょうか、大変だ大変だと騒いでいる人は

「騒ぐ余裕」があるようにも思えてきます、

実際の大変な方は、口にも出来ない厳しさを感じているはずです

そんな時代ですが、

生きている　今の自分は幸せだと考えられれば、今日の食事に

自然と手を合わすことになるのではないでしょうか

消費の落ち込みは、社会やマスコミにも原因はあるのではないでしょうか

お金は「使える幸せ」ですから

使わないと「絵」になってしまいます

「絵」はこころを充たしますが、お腹は満腹になりません

何より、お金は天下を回すのですから

一人ひとりの、「私の買え控え」がやがては

日本の買え控えとなり、全てのお店のシャッターを下ろすのです。


さぁ～

これから買い物にいきませんか・・・

将来と周りのために貯金を叩こうではありませんか・・・？

もちろん（貯金）があれば・・の話しですがね（笑）

予想外の人数

昨日は家族葬の通夜がございました

予定では２０名以下の筈・・・が・・

親戚だけで３０名を越し、弔問の方も３０名近くの方が・・・

さぁ～そうなるといろんなところに支障がでます

ここは駐車場もあまりありませんし、料理も座る場所も不足致します

でも、「何食わぬ顔で」接しなければいけませんから

顔は柔和でも、足は急ぎ足、こころはここにあらず

てな感じですかね（笑）５～６０人は狭いとこでは人が溢れて

居場所が無くなりがちになります

そこを、担当者はすばやく駆け抜けていろんなことに

対処いたします

なにくわぬ顔で・・・

「失礼致します」とスルリと人垣を横切ります

お客様の話しの中や

悲しみの胸中を

遮ることなくです・・・

証明

拘りとワガママでいろんなことを道順庵でトライを

させていただいていることは紹介させていただいております　　　　　　　　　

「お客様への満足と感動のため」の大儀がそうさせているのでしょうか

ときどき、こんな自己満足的なことで良いのか迷うこともしばしばです

しかしお客様へ何かが通じたときは

「これでいいのだ」と　こころの呟きが

また、何かをしなくては（笑）と、もう一人の自分が囁くのです（笑）

私に出来ることは

道順庵でのいろんなことが「お客様へ感動」となるかどうか

生きているうちに証明をしたいのです

自分の証として・・・・

人生は一度きりなのですから・・・

季節の表現

祭壇に季節の花を飾ることは良くあります

この日は早めの桜の枝を挿してあります

菜の花に桜・・・

春らしい感じが出ています

今はいろんなところから花を仕入れて季節感が

薄らいでいることや

気候の変動がそれに輪を掛けて助長しているようです

それでも

まだ寒い時期に式場内の桜は

華やいでおりました・・

変ですぜ

昨日の陽気はなんなのでしょうか

この時期にあの暑さ・・・

そんな影響でしょうか、ここのところ亡くなる方は

少なく式場も空いております

空いているからどうぞという訳にもいきませんが

不思議と亡くなる方の時期は重なるものです

１０年位前には、一週間も何も無いときがありました

さすがにそうなると「お手上げ」状態です

私達は「待ち」という、仕事柄　全ては相手の方次第の業務なのです

死は１００％なのですが

それが何時なのかは誰も１００％わからないのです

何も無いときには　もちろん

草むしりが待っています・・

灰それまでよ

線香をたてる香炉は一仕事が終わればお掃除を致します

そのときに灰が舞うわけでして、周りは真っ白になります

掃除用の箱（専用）もあり、引き出しに入れた箱の下が網に

なっていますから、少し振ると篩いから灰が落ち、線香の燃えカス

だけが残るという優れものです、しかし灰が舞うのは「同じ」です

結局、辺りは白い粉で汚れます

葬儀社さんの上着が白くなっていたら

灰を掃除していたか

「いちご大福を隠れて食っていたか・・？」（笑）

なのです、

見つかれば

「灰それまでよ」です・・・

バレンタインディー

先日の事ですがいきなりいつものＮ女史が

「悪いけどコンビニでバレンタイン用のチョコレート買ってきて」

と頼まれました、何で？と聞きましたが、とりあえず買ってきて・・

私にくれるつもりかなぁ・・？・・などと思いつつ買って来ましたら

その日の家族葬の方に「私から上げたいので・・」とメモ用紙に

メッセージを書いてご霊前に袋ごとお供えを致しました

若い方の家族葬でしたから、お母様がかなり憔悴しきって

おりました、少しお話をN女史としていたようですが

すこしでも、慰めたい気持ちから出た行動でした

その後、お別れがあり

出棺のはこびとなりました

親御さんにとってみればこんなに悲しい事はございません

N女史に出来る事は、バレンタインのチョコとメッセージを

書くことぐらいしかできなかったのです

精一杯の気持ちは、おせっかいやよけいなことと思われるかも

知れませんが、私は何も言わず見送る事だけにしました

どんな人にもやさしい気持ちを持っているN女史には

「チョコレートの代金は私が持つから・・・」とだけ

伝えました。

今日はバレンタインディー

独身の故人様には　おばぁちゃんのN女史からのチョコの味は

いかがなものだったでしょうか・・・

少なくても　義理チョコではないのですから・・・

火葬場が近くに

今の火葬場のほかに、近くにもう一つ火葬場が出来るように

なりました、数年先には完成いたします

高齢化の人口はますます増え、火葬場が間に合わなくなるから

です、私たちの所の火葬場は４市で運営していますので

足りなくなる計算なのです、

でも、業者としては心配なのが、火葬場のほかに

葬儀式場の併設ができると

皆さんは費用の安価な公営斎場を利用する方が増えることです

それは、使用する方にはいいのかもしれませんが・・・

私達にはきわめて難しい局面になっていくことでしょう

それでも　頑張らないとやっていけませんから

よりよいサービスを本腰を入れて取り組んでいかなければ

と思っております

公営では不可能なことに取り組んだり

公営をお望みの方にはそのお手伝いを積極的にすすめることとか

いろんな策を模索しながら

葬儀社さんは生きていくのです・・・

時代は誰に味方するやら・・・

暇なのに忙しい

道順庵はそんなに忙しくありません

一休み状態になっております

でも忙しいのはこの私・・・

自分で忙しくしている理由は、あれもこれも

他部署に口を出したりして、引っ込みがつかない事項が多いからかな・・？

そろそろ温泉に行きたいのに、仕事バカの状態が続いております

あ～でもない、こうでもないと、なにやらやらかしております

それでもうちに帰れば、行って見たい秘湯の雑誌を見ては

「今度はここにいきたい・・」と我が家の水道温泉で

湯船につかりながら濡れた手でページをめくっております

しかし、今月は家賃の切り替え時期と車の任意保険の切り替え等で

ATMからは出口専門のカードに残高を見るのも怖い

ため息の２月です・・・

そんな訳で、温泉はお預けでありんす・・・