葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

失うこと

2011-06-21 10:33:00 | 世の中のこと


世の中で生きていく上で最も必要なことは

最大不幸時に 支えられている何かが「存在」するかどうか

と言うことでは無いでしょうか

例えば、最愛の人の死による心の喪失・・


また、災害を受けた人たちのこれから先の

生きていく自信の喪失ははかりしれません

人の死は時が経てば

ある程度の回復は計れます

しかし、被災者の方たちは、人が死に、家が流され、自分の土地に帰れず

お金も仕事も無い・・・そしてこの先の

見通しがまるで無い(たたない)ことが

心の喪失を深刻にさせています


「希望を持って頑張ってください」

この言葉は、ちょっと酷な言葉にも聞こえます

当事者が何を求めているかの

答えが

入っていないのです・・・


葬儀社さんも

悲しみの家族の心を思いはかって

「がんばってください」

などとは、言わないほうが

親切かも知れません

ただ、だまって 遺影を見つめて頷く・・・

そのくらいしか

本当は出来ないのでしょう


早く立ち直るには

早く平常の生活に戻ることでしょう

朝起きてご飯を食べて仕事に行き、汗を流して

只今ということばと

一杯のビールがある生活があれば・・・

あとは、時が解決のページをめくってくれるはずです

被災者の人たちが異口同音にいうことばに

早く、普通の生活に戻りたい・・・のです

そう考えると

お葬式の場合も

普通の日常の会話に早くなれれば

「普通の日常の生活」が戻りはしないでしょうか

私たちもも悲しみの話より

そんな、日常の話しをしたほうが良いのかもしれませんね

希望というものは

日常の生活のうえに成り立つものでしょうから・・・







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