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サービスのこと今昔

2014-08-31 17:59:50 | お別れのエピソード


地域で商売をする葬儀社さんは

地元を大切にいたします

地元の方は当然ながら「リピート率」が高いからであります

そのためもあり

なにかと知り合いの方には

「特別なサービス」を提供する場合もあるのです

問題は

サービスという意味合いの中でも

2種類の考えが根底にあるのであります

葬儀社さんの側から見れば

サービス=融通を利かしたり、親身になったり

どちらかというと

お客様が困らないように気配りや気の利いたアドバイス等

を尽くしますという意味なのですが

お客様は

サービスイコール「値引き」と考えている人もいるのです

請求書を眺めながら

「何処がサービスなの?」という言葉が出れば

金額以外のサービスなんぞは眼中に無い?という

思いなのでしょう

サービス内容とは

葬儀の役務を行使することが

これだけできますという

内容のことでもあるのですが・・・

企業の広告などでも

当社のサービス内容ということで

請け負うことが出来る項目を列挙して有りますが

葬儀社さんとしての内容は

病院からの搬送、祭壇の設営、納棺のお手伝い、遺影写真の作成

霊柩車の手配に食事の手配、等々・・

がサービスの項目(請け負うことができる項目)になるのですが

サービスという定義の理解は

決して値引き=サービスではありませんので

そこのところの言葉の齟齬がないように

配慮が必要でしょうか

お客様から値引きの話をされ、納得の上で

例えば100円引いた価格で契約すれば

これは、話し合い上の契約の成立の話ですから

お互いの理解があるのですが

契約後(葬儀の役務が終了後)の請求時に

高いから負けて・・?・・

なんて言葉を聞くと

たぶん担当者の方はがっかりするのではないでしょうか

せいいっぱいのサービス(役務遂行)に汗をながしたのに・・

なんて思いがよぎるのでありますね



これまた古いときの話ですが・・

中にはこんな言い方をされた方も

「負けてよ・・?」

「申し訳ありませんが、出来かねます」

「なんで?」

「値引きを前提に価格設定もしておりませんし、

いただいたご要望は果たしていると考えておりますので」

「葬儀社さんは儲かっているハズだからさぁ~」

「事前のご相談で金額的なお話がありますればいろんな方法での

お葬儀の提案が出来たのですが」

「だからさぁ~会葬者がそんなに来なくて、香典ががさぁ~」

「最初から、ご無理の無いように説明をさせていただいたつもりですが」

「どうしてもだめ?」

「ご勘弁を」

「いや、なに、言えば負かるかとおもってさ・・」

いやはやなんとも・・

葬儀の終わった後では如何ともしがたいのであります


今ではこんな話は少なくなりました

葬儀の受注時に明確な金額の提示や了解をいただいてからの

葬儀のお手伝い(サービス)をするようになっていることと

家族葬が増え、会葬者に「見栄」を張らなくて済むような

ことになってきたからでしょうか・・・

そういう意味では、無理をしなくなってきた・・

無駄なことにはお金を使いたくない

そんな価値観の変化があるのでしょう


ラーメン屋さんで食べた後、高いから負けて?なんて

支払いでもめないように

食券を事前に買うシステム・・

手軽に自動券売機で・?

葬儀もそうなれば、いいのかなぁ・・・

「どうぞそちらで葬券をお買い求めください」

「そうか・・なになに、家族葬35万霊柩車付き、これがいいかな・・」

「骨壷は別料金でグレードアップか・・じゃぁ1万プラスでと・・・」

なんて・・・

        







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