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一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

お盆はどうするの・・・

2017-08-11 11:17:32 | 道順庵の徒然草


「お盆ぐらい帰って来いよ・・」

この仕事に就く前は至極当然な田舎からの便り

この仕事に就いてからは

「そうだよな、お盆だから帰れないよな・・」と変わります


お盆は葬儀社さんの業務である

「新盆の飾りつけ」があるために忙しいのです

(新盆を扱わない業者さんは知りませんが)

通常の葬儀の業務の他にプラスαの業務ですから

忙しいですね、この新盆飾りで何が大変かって・・?

う~むぅ・・

エアコンの無いお家(今では希少ですが)での飾りつけは

そりゃ・・滝のような汗を拭きながら提灯を組み立てます

ほんとにご苦労さまですね

そして飾り付けが終わり

幾つもの灯篭を点灯させれば

綺麗に絵柄が回る灯篭たちが

盆だなのお供えものと共に仏様を迎えるわけです

マコモや線香のかおり、きゅうりやナスの馬牛

迎え火のついでに浴衣着の子供の線香花火の火薬の匂い・・

もう懐かしい世界ですね・・



お盆の行事は

寂しくならないようにと

花火や盆踊りもいいですが

新盆でなくても

盆だなを飾り、先祖を供養するってのは

いいなぁ・・・

そして

そこに集まれる人たちがたくさんいれば

もっといいのでしょうけど・・・


私たちは

お盆は行楽に出掛けるもの・・・からは

もう戻れないくらい遠い場所に居るのでしょうかね・・

       

       







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