葬送 なるほど 家族葬 八千代市の葬儀

一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

仮にも・・・

2015-07-17 18:00:41 | 道順庵の徒然草


仮にも

呼吸も無く、体温もなく

もちろん心臓も動かず

死体(故人)となってしまった「私」・・・

もしも・・・?

意識があって柩の中で

最後のお別れを待つ間に

今、何が一番うれしいか?

問われてみたとすれば・・?


そうですか・・・

お孫さんの明るい笑顔が見えたことですか・・

お連れさんが、一粒の涙を柩の蓋に落としたときですか・・

わだかまりのあった人が、「ごめん」と囁いたときですか・・


まさか・・

祭壇がきれだなぁ・・とか、意外と香典が多いとか・・

では無いですよね?

気持ちや、想いは・・

通じるという世界がもしかしたら実際にあるのかも知れません

だって・・

こんなに穏やかな顔して・・

なんて会話があちらこちらで・・

寝息が聞こえそうな顔は

そうとしか考えられませんから・・

おそらくは

幸せだったよと

周りの人たちに伝えるために

最後に精一杯の

やさしい顔をしているのです・・・


そして、そんな顔をメイクしていただいた

納棺師のみなさんのお力にも

感謝しているのです・・





          


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