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祭壇の手入れ

2015-04-17 16:33:47 | 葬儀社裏話


最近は白木の祭壇は激減いたしました

それにはいろんな理由があると思われます

お寺の作りを模した祭壇は仏教色そのものでした

無宗教的なお寺様をお招きしない方が増えてきたのも一因でしょうし

花祭壇の普及もあるでしょう

白木の祭壇はくすんでしまいますから「漂白」する手間や

コストがかかります

そして、使う人たちはよりコストの廉価な

中国産の祭壇にも走ったことでしょう

ややあって

現代のデコラ調、クリスタル調などの

手間が掛からない祭壇への推移してきたのです

式場葬が中心の今では

トラックに「祭壇」を積み込んでは式場に設営する・・・

なんてことも極端に減っております

祭壇は見栄えの中心的役割から

アレンジした花を乗せる「台」へと変貌を遂げてきました

宮型霊柩車が派手の代名詞的意味合いから

需要がなくなったように

派手な象徴として望まれなくなってしまったということですかね

もうひとつの理由は

白木の祭壇は「リース」であるということです

要するに「貸してもらう」料金であるがために

帰すのになんかこう・・高い気がする意識が働くのでしょう・・

そこにいくと

花祭壇なら

お別れにも使えそうだし・・・綺麗に見えるし・・

こっちが得かな?・・てなこともあるからでしょう・・


そんなわけで

葬儀における祭壇と言えば

今は「花祭壇」を指す言語になってきたようです

既成の定型的な白木祭壇よりオリジナリティの可能性がある花祭壇が

個性の象徴としても、もてはやされるのは

時代の流れでもあるのでしょう・・・


リースであるが所以で

白木祭壇が主役のときの時代が一番葬儀社さんの利益も上がったことでしょう

逆に言えば

それを維持する手間隙は掛かったのですが・・

手間隙掛からない今は、当然ながら利益も下がります

なんてったって

今はねぇ・・・

「祭壇は要らないから・・」

なんて言われるとことも・・

思わず

今日の曇り空のような顔に・・・

おっと!!・・

顔には出ませんけど(笑)・・・

             



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