比べる行為は
品質やら価格やら人間性やら
人はとかく何かと比較をして
そして「安心をしたい」のであります
選択が間違っていないという自己満足のために
お葬儀の比較も
お葬儀屋さんが「どうぞ他社と比較してください」といっても
基準が曖昧な業界のなかで
モノサシが無くて比べることほど無意味な話もありませんね
車の話で恐縮ですが
よくレビューの記事で話されているのが
頓珍漢な話しです
例えば、
ジャンルの違う車と比較して、あの車に比較したら
パワーが無いとか、燃費が云々とか
同じコンセプトでクラスと価格帯が似ていれば良いのですが
軽自動車と普通の大衆車との比較とか
スポーツカーとスーパーカーの比較を
「こんなにも価格が違う」とか??
果ては後ろが見えにくい・・なんて・・
あのねぇ・・・
大衆車じゃありませんので・・
というくらい的外れや、大概は何かと比較しては
「とっちめてしまう」ダメだし評価が多いのには
ちょっと・・・という感じです
概してお葬儀の比較や評価は
何処のどなたがするのでしょうか・・・
「あそこの葬儀社は高いのよ」
う~ん・・・
とても具体性に欠けた話しです、これって良くある話でもあります
もしかしたら、高いコースを選んだかも
あるいは、内容やサービスが濃かったり
それともどちらも悪くて費用だけが突出していたり・・
そもそも審判員が
感情任せで話をするときもあることでしょう
そんな風に比較と評価が難しいのは
正しい知識をもって評価する人とモノサシが無いから
なのであります
そして一見正しいような評価に弱いのが
未経験の人たちです
「あそこはこうなんだってよ」の
井戸端評論で
お口のリレーがもたらす結果は
もしかしたら街に溢れているかも知れません
こればかりは止められませんし
言い訳も弁解もありませんね
そうならないようにする為には
普段の真摯な業務の遂行と
良い話のリレーもたくさんしていかないと
いけません
良貨は悪貨を駆逐するということで
いかに良い評判を伝えていくかですね
良い評判は
良くないと出てこない話し(当たり前です)・・
担当者の人間性が直接的に
大きな評価になって行くことはマチガイありません
人間性を磨くには
いろんな砥石でこすられていかないと
なかなか光りもしませんけど・・・