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一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

薪ヲ作ル「冬の風時間」

2006-09-12 09:50:06 | 道順庵の秋
薪が乾燥するのには約一年掛かります。薪は湿っていては使い物にならず、黒い煙が出ます。

きれいに燃えるためには外の風にふかれてよく乾燥してもらいます。一冬越えて、よく枯れていただきます。

大きさを揃えて原木を割っていきます。手をかけることで人の役に立てるようになるのです。手をかけて乾燥された薪は、私たちに暖を与えてくれます。


割ったばかりの木片が、人の暖かい手と外の風にあたって薪に変わるように。

人にも暖かい手を差し伸べ、その人が暖かさを感じてくれれば。

その人も周りの人たちに暖かさを返してくれる存在へと生まれ変われるのでしょう。

一人の力、同じ環境では、なかなか変わっていけないものです。


皆の心に抱かれながら
ゆっくり、ゆっくり。あせらず、あせらず。心から何かをつかむまでは。
自分を受け入れること。それも勇気。


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