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一日/一生   「道順庵」のつれづれ草 水琴窟に癒されて

字の難しさ

2017-01-15 10:12:51 | 作務衣はじめ 昔話
電話でのやりとりで難しいのは

漢字の説明です

これが難しいのは

伝える側と受け手の方双方にある程度の

漢字理解力が無いと説明に時間が掛かります

例えば昔は外によく出した「花環」の呼称ですら

花環と花輪の違いがあるように

間違いやすい思い込みとか

人名では特に「読み方」がいろいろですから

一文字ごとに例を出しながら確認するわけです

例えば「渡辺」さんと言う字

同じ「ワタナベ」さんでも渡邊さんやら渡邉さんとか難しいのもあり

この字はさらに何種類もありますから

口頭で説明するのは大変ですね

もっと大変なのは

「変体かな」の説明・・

これは、元の漢字を知らないと

その字の「変体かな」であることが説明つかないでしょうし

電話のやり取りではもう・・わかりません・・

そんな時代の中でも

花環を扱っていた業者さんはすごかったですね

難しい字があっても

こちらから読み方だけ伝えると

こちらのレベルに合わせた「文字のつくり」を解説しながら

復唱してくれます

「あっ、そうそうその字です」と

なるのですから

たいした能力のある人だと感心したものです

みなさんも同僚同士で難しい漢字の電話の伝え方なんぞ

やってみれば

漢字の伝え方って難しいことや

漢字の成立ちについて理解が深まるのではないでしょうか・・

そして、それは

弔電を読むときに役に立つかも知れません

                











コメント
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