下町ロケットが高視聴率というのは
たぶん見ている年代が
職人を経験した方とか、下町や町工場の経験があったり、あるいは
企業戦士で時代を送ったり・・・
と、年代的にもそこそこの人たちが多いのではないでしょうか
「職人」・・
この言葉の響きはとても好きです
「職人さんにお茶を入れて・・」
昔は大工さんなんかはこんな呼ばれ方をして
一目置かれた存在でしたね
ところで、「葬儀屋」さんが「葬儀社」になる前は?
職人と(仲間内では)尊敬の念を抱かせる人が
いたものです
たとえば
「必ず泣かせる司会をする人」
「幕を張るのが上手でお家の雰囲気を変えてしまう人」
「葬儀のコースを上級クラスでいつも受注する人」
「失敗をしても、決して怒られたりしない人」
「必ずリピーターを作る人当たりと信頼の構築ができる人」
「掛け持ちで仕事をしても絶対ミスを起こさない達人」
「葬儀中でも、何かの問題をとっさの判断で2秒後には解決策が講じられるひと」
「一日七件の出棺の霊柩車を運転してほとんど遅れを出さなかった人」
う~むぅ・・
職人さんは
得意分野では負けたくはありませんし
ある意味「頑固」であります
だから・・
お酒を飲むと面白いのでもあります・・
(逆の場合もあることも・・それもまた面白い?)
下町ロケットは
たぶん
皆さんの若いときの思いが伝わって
「うん、そう、そう・・」
と、共感できる部分が多いからたくさんの人が
見ているのではないでしょうか・・
職人・・
企業単位ではなく、自分のプライドと信念がもたらす
熱意はある意味自分の存在が
「そこ」に見出されているからでしょう・・
どんな仕事でも、職人というポジションは
自分の中にありそうです・・