勝手に未来の葬儀は
「どうなんだっぺ・・」と想像してみたら・・
(これはフィクションです)
もう余命もわずかと宣告された、とあるジィ様は
亡くなる時間まで医師から告げられておりました
やがて「定刻どおり」御臨終のチャイムがなりアナウンスが・・
「タダイマ、○○サマ、ゴリンジュウデス・・」とたどたどしい機械音が響き
霊安室へモーター付カーゴで運ばれていきます
10分後には
かねてよりお願いをしていた葬儀社の車が
「無人誘導」で霊安室に到着して
案内ガイダンスに従って車内に乗せられて
発射ボタンを押せば、指定の葬議場の霊安室へ
ここでも自動搬入されて
事前の希望される内容のメニューにOKのボタンを押し
日程のボタンで可能な葬儀日程を「確定」ボタンでチェックをし
後日その日程表に従って
式が行われました
もちろん住職は「ロボット」ですし
フロントも誘導の係りもロボットが案内します
通夜の振る舞いはすべての料理が
オーダー後「チン」して出てきますので係りはおりません
受付も、もちろんロボットが対応いたします
そして告別式には
お花は全て「3D」映像化された偽者で
本物のお花は棺に入れる分だけが「ロボット」で運んできます
「オワカレ デ ゴザイマス・・」と案内もあります
出棺は無人の霊柩車が自動で火葬場まで搬送します
火葬場では全自動化されたシステムで
コンベアラインから特殊薬品で溶かされた綺麗なお骨が出てきました
集骨も自動のロボットが行い
最後に「ロボット」が頭を下げます
「イジョウ デ シュウリョウイタシマシタ、キヲツケテ
オカエリクダサイ・・」
てな感じに?・・・なるのでありましょうか・・
機械とITと自動化がもたらす
未来には
食塩水の涙が悲しい感情を汲み取っては自動で流すシステムでしょうか
そう・・
送る側も
ロボット化されている星になったのかも知れません・・
未来っていう夢は
こういうことだったのでしょうか・・・