空和心律体

「道」を「楽」しむ極意を探して右往左往

与えられた環境で

2009-01-13 18:04:55 | 雑記
「ガンに生かされて」を読み返している。

その中の一文:

ーーこうあるべきだ。自分はこうならなくてはいけない。

そんなつまらない小さな思いに、右へ左へと心をかき乱されていた。しかし、結局は違った。

ーーいつもその時その時に、自然から与えられる見えない風といかに調和し、与えられた環境でいかにベストを尽くすか。・・・吹いてきた風に素直に従って、志を決めること。

これを読んで、こう感じました:

自分の置かれた環境についてとやかく文句をいうよりも、その環境の中で、如何にして自分の居場所を見つけたり、作ることにベストをつくす方が自然ではないでしょうか。それは、悪天候、悪状況の林道を走るのに似ていて、自分で「楽しい」と感じようとしなければ単に負担でしかありません。どんな環境にしろ「楽しもう」という「覚悟」と「準備」、そして「ベストをつくす」ことで充実感を得ることは出来ると思います。

人に与えられる環境は千差万別。
人を羨んだり、楽をしようと自分にとって居心地の良い環境を探すのではなく、自分の置かれた環境の中で、如何に心地良く過ごすかを考えるのも楽しいことだと思います。

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今日、叔父(68歳)がリンパ腫で亡くなりました・・・・・