ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

今日も虹!

2012年08月21日 21時22分38秒 | 生活

夕方、近所の公園を歩きながら
見上げた空に虹が出ていた。
ここんとこ2日とあけずに
空に虹が現れている。

何かの前兆なのか?

地震や天変地異がなければいいのだが
と気にはなるところだが
ま、doironの地蔵頭屋を
お祝いしているんだろうと思っておこう。

それにしても、今日の虹は
空の色と雲の色と
虹のハーモニーが絶妙であった。

これ



きれいな空でしょ。
絵に描きたくなりましたが
まだまだdoironの技術では無理ですな。

この写真を見て思い浮かべる画家は
やはり

原田泰治

そう思った人は
結構いたんじゃないでしょうか
名前は浮かばなくても
絵を見たら思い当たるはずです。

二年半の間
朝日新聞日曜版に
連載されていた
「原田泰治の世界」は
彼を一躍有名にするとともに
彼の代表作にもなりました。
doironはその二年半を
リアルタイムで見てました。
各地方を巡りながら
書き留めた彼の風景画は
郷愁に満ちています。

平成10年から
諏訪湖畔に佇む彼の美術館には
これまで2回行きました。
ちなみに名誉館長は
さだまさしです。

この美術館に行った思い出は
とっても深い。
doironの大切な部分に
しっかりとこびりついている。

今も絵を描くときは
この原田さんと
安野光雅さんの絵を
やっぱり心のどこかに
思い浮かべてしまうdoironなんです。
え~そんなん知らんわって?

原田さん、安野さんの
詳しくはWEBでどうぞ。



雷のこと

2012年08月20日 22時02分39秒 | 自然

先日、長居公園で落雷があり、
気の毒にそこで開催された音楽祭に
参加しようと来園された
2名の方がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りします。

知り合いが、
そんな長居で開催された
音楽会にスタッフとして参加していました。
聞けばその人は、
なんとあのエグザイルとも知り合いだとか。
サインもらわなくちゃ。

って話ではなく、

今日はその準備の時に落ちて、
人名を奪った雷に関して考察してみようと思う。

まず、雷はなぜ発生するのか。

これはもう今の科学では
全て解明されているといっても過言ではない。
要するに、大気が急な上昇気流などで
激しく摩擦を起こすときに貯められる静電気が
その正体なのである。

雲の下部はマイナスに帯電します。
そのマイナスにひかれて、
地面でプラスの帯電誘導が起こります。
雷雲の下にいると、
帯電に伴う現象が起こり、
極端であればdoironのように
ふさふさの髪の毛は、逆立つかもしれません。

雷の山を経験した人なら知っているかもしれませんが、
金属製のピッケルなどは
ぶーんと不気味なうなり音を立てたりします。

ではあのバリバリという音の正体は何なのか?
これは落雷が地面に達した時の衝撃音というよりも、
放電経路にある大気が
2万℃~3万℃という高熱にさらされ、
急激に膨張し、
その膨張速度が音速を超えたときに
発生する衝撃波だといわれています。

あれだけ大きな音、強い光ですから、
その雷が持つエネルギーは強大です。

家庭用エアコンを10日間つけっぱなしにできるほどの
強いエネルギーが千分の一秒ほどの間に
放出される計算になるそうです。

もし、全てを電力にして蓄えられたら、
電力不足の足しにはなることでしょう。

遠い未来にはそんなことも可能になるかもしれません。

落雷の思い出といえば、
村の公民館横の電柱に落ち、
トランスが破壊されたことは、
今も村の人たちの語り草です。

そうですね、50年くらい前でしょうか。
姉が外に出ていたときです。
耳を劈くような雷鳴と破裂音を聞いて、
自分に落雷したんだと勘違いし、
「私に雷が落ちたあ」と泣きながら
家に入ってきたのを覚えています。
そんなことがあれば今頃は
姉はこの世におりませんね。

昨日の地蔵盆の準備の集まりでも、
長居の落雷が話題になったあと、
その50年前の落雷も
懐かしい思い出話となって花が咲きました。

落雷は一瞬なのに、
50年間の歳月で薄めても、
みんなの心に鮮やかに残るほど、
強烈な出来事でした。

ある意味そのエネルギーは
計り知れないものなんやなと、
村の人々と
思い出話を交わしながら
ずっと思っていたdoironなのでした。


地蔵盆間近2

2012年08月19日 21時33分49秒 | 生活

地蔵盆に提灯をつけるための
地蔵堂周りの配線作業をしていただいている間、
頭屋のdoironはお堂にしゃがんで入って
堂内の清掃を行っていた。

レレレのレー
お参りでえすかあ
てな感じね。

かつて地蔵そのものが
風化の兆しを見せていたので
しっかりしたお堂を立てて以来、
毎年、年に一度だけ頭屋が
地蔵盆前に堂内を清掃するのである。

地蔵様は5体。
足元をしっかりコンクリートで
固めてあるので
その床の埃を掃きとり
きれいなタオルでごしごし磨く。

ピークは過ぎたとはいえ
人ひとりが入るのが精いっぱいの
お堂内は、うだるような暑さである。
せっかく磨いた床に
汗がポトリ
うひゃーと飛びあがって
お堂の天井で頭を打ちそうになったが
心配ない。
あまりの暑さで
落ちた汗は瞬時に乾いてしまいました。

頭屋の役割は
この清掃に加えてもうひとつある。
それが

賽銭の回収

賽銭箱からお金が流れてきて
地蔵堂の床下にたまるようになっている。
それが狭くて深くて
なかなか一筋縄ではいかんのだよ。
不自然な姿勢を長く続けていたので
足がつりそうになりましたわい。

そんな苦労をして回収した賽銭がこれ。



はい。全部でいくらあるでしょうか?

答えは

4286円。

これが一年間に我が地蔵に
祀られる賽銭です。

こんな計算は意味ありませんが
ちなみに、一日11円余りですね。

それにしても残暑はまだまだ厳しく
体から酸っぱいにおいがするほど
あせをいっぱいかきました。

早々に清掃も終え
午後からはのんびりと時が
すぎました。
いろんな役割を果たし
ああ~今日の休みも終わりかと
見上げた空に
またしても虹が・・・

確か昨年の地蔵盆の準備の日にも
虹が出てたなと
記録をたどったら・・・

ありました、ありました。

これが昨年の虹



虹というより彩雲ですな。
掃除の間、地蔵さんが空で遊んでいたみたい。
と記録しています。

そして、今年の虹がこれ。



地蔵さんが舞い降りた道のようでした。


地蔵盆間近

2012年08月18日 22時33分10秒 | 生活

いよいよ一生に一度の
地蔵盆頭屋の本番である23日が近づいてきた。

こちらで買って準備しておくべき、
地蔵さん周りの花やろうそく、線香灰などや
地蔵講でいただくビールやおつまみ
といった品物は買ったし、
本番に向けてビールの冷蔵庫などの手配も
済んだつもりでいるのだが、
さてさてぬかりなくできているのか
不安はぬぐえないところではある。

そしていよいよ明日の日曜日は
最終の週末なので、
講のみなさんの協力をいただいて
するべきことを進める手はずになっている。

ちなみに講には41名入っているのだが、
親子で加入しているのは
doiron家のみである。
さすがに実父が最長老だけのことはあるってもんだ。

で、明日の作業なのだが、
先ずは、地蔵さんそのものに、
提灯をつけるための配線作業が待っている。
作業を中心に進めていただくのは
電気工事の仕事をしている
幼馴染にお願いしているところである。

加えてdoironの個人的作業もある。

それは地蔵さんにかける前掛けの設置だ。
地蔵さんは5体おられるので
前掛けも5枚ある。
そこに

「奉納」

の文字と
頭屋の名前と数え年を
本人が書かねばならない。
というところで
しめしめここにきて、
最近凝っている筆の技が生かせるだろう
と思いきや、昨年の前掛けを見ると、
マジックペンで書かれてあるようだ。

ちょっぴり残念。
そして書いたのがこれ。



次の新しい頭屋が作って
新たな前掛けに着せ替えるまでの一年間は、
doironの名前を記したこの前掛けが
地蔵さんに着せられることになる。
明日は小さな地蔵堂に入って
汗だくでそれを交換する作業があるのだ。

本番前日にも、
村中の女性が集まって、
おにぎりを握る為の準備作業や
地蔵堂の掃除も待っている。

あれこれと段取りよく進めていかねばならないんだよな。

そうして、地蔵盆が終われば、
doironも晴れて地蔵の仲間入り。
地蔵堂の横の石碑に名前が刻まれるわけだ。

今夏は一生に一度の頭屋、
とどこおりなく終わりますように。


空の表情

2012年08月17日 23時08分37秒 | 自然

先日おかしな虹を見た。
これ。



一見太陽に傘がかかったように見えるが、
写真ではわかりにくいけど
確かに色がついている。
ちょっと変で、
不吉な気がするなあと思っていたら、
その二時間後に知り合いが亡くなった。
今日はその告別式であった。
暑い中、汗をかきかき喪服で見上げた空に、
一本の筋雲が浮かんでいた。
空が奏でた一瞬の表情は
その人の思いだったのかもしれないなあ。
空に浮かぶ虹の記憶は、
そのとき、そのとき、
折々の心を浮かび上がらせる。

学生時代、北陸に住んでいたのでよく虹を見た。
天気の悪い日の多かった北陸は、
虹の名所なのだと、doironは思っている。
ちょうど雲のかかる北陸の山々に
夕日が注ぐからだろう。
実家に帰省して、
下宿に帰るとき、
日本海を走る列車の中から見た
北陸の山々によくかかっていた虹は、
ふるさとへの郷愁をかきたてたものだった。

また、初めて上った3000m峰の山頂で見た、
ブロッケンの虹には、
大自然の神秘を
感動的に味わわせていただいた。

そして萩を旅したときに、
千畳敷高原から見た
日本海上空の虹の切れ端も忘れられない。

そこは250kmマラニックの中間地点で、
同じ景色でも
実際のレースの時にへとへとになって味わう景色とは、
全く違った景色に見えるもんだと考えていた。

もちろん空が魅せる表情は
たまに出る虹だけではない。

青空にぽっかり浮かぶ白い雲も
よく詩の題材になったりするほど
ちっぽけな人間の心を震わせる。

空の表情は見る人の心象を反映して、
雄大にも見えるし悲しくも見えるものだ。

時にはポカーンと空を見上げて、
その表情を通じて自分を見つめるのも
いいかもしれませんねえと
亡くなられたMさんのご冥福を祈りつつ
告別式の式場の空を見上げながら
ぼーっと考えていた
不謹慎なdoironなのであった。


昼寝をした

2012年08月16日 23時00分01秒 | 仕事

昨夜は職場で、あるできごとがあり、
0時過ぎまで職場にいた。
家に帰って、ゆっくりして
寝たのは2時頃だろうか。

例によって、布団に入るなり
コテンと寝てしまったのだが、
やはり昨夜の出来事が気になっていたんだろう。
今度目覚めたのは午前五時だった。

そのまま職場に行き
仕事をしたので睡眠時間は3時間である。
レム睡眠とノンレム睡眠のワンセットが
1時間半周期であることを考えると、
昨夜の睡眠はそれが2セットということになる。
これはもう自然の摂理にのっとった行動、
大自然と共に生きるdoironの真骨頂であろう。

さて、皆さんは一日どれくらい寝ますか?
誰だったか忘れたが
ある有名人が一日の睡眠が3時間で、
それを何十年も続けていると
話をしていたのを聞いたことがある。
全く持って鉄人
もしくは病気というほかはない。

たとえばそれを1週間続けろ
といわれたら、
体力に任せてそれはできるかもしれないが、
それはただ起きているというだけで、
思考回路は
半分も動かないのじゃないかと思う。

ただでさえなまくらな思考回路である。
そうなると
ほとんど眠っているのと同じくらいしか、
思考を働かせられないだろう。

それが証拠に、
今日も昼間に仕事をしていたら、
もう頭にモヤがかかったようになってきたので、
同僚に断って会議室のソファに座って仮眠することにした。

「15分寝るわ」

と言い置いて、会議室に行き、
座ったとたんに眠りに落ちた。

しばらくすると、
なんと自分のいびきが聞こえてきた。

「おお~、いびきをかいているぞ。
いいね、いいね。この調子で寝てやれ」
と思いながら寝ていたよ。
そんな時ってあるよなあ。
自分のいびきが聞こえる時。

昔、萩往還のマラニックで
宗頭の仮眠所で寝ている時に、
激しくいびきをかいている
自分を意識しながら寝たことがある。
あの時はさぞかし、
他の選手に迷惑をかけたでしょうねえ。

ま、それはさておき、

今日の会議室の睡眠も
15分で起きると自分に言い聞かせておいたのが
頭の片隅にあってきっちり15分で目覚めた。

我ながらびっくりであるし、
同僚はもっとびっくりしていた。
しかしまあこれは、
心と身体が健康な証拠だろう。

睡眠は健康のバロメーターです。
皆さんもよい睡眠を。

ではおやすみなさい。


ニュースのこと

2012年08月15日 21時40分36秒 | 最近の出来事

朝、新聞を広げて

「さあ昨日のメダルは誰かいな」

と読むこともなくなった今日この頃。

なあんとなく日常が
帰ってきたぞって感じがする。
以前は先ず地方欄から目を通していた新聞も、
近頃は広げるページが少しずつ変ってきた。
先ずは、春から始めた
投資信託の行方に一喜一憂しつつ、
将棋欄に目を通す。
この将棋欄も時になかなか面白い。

「このとき控え室にどよめきを起こす驚愕の一手を打ち返すのである」

なんて言葉で昨日は終わっていた。
さあてその驚愕の一手とは?
とちょっとした物語の続きを読むような感覚で目を通す。

はてさて、それがなぜ
「驚愕の一手」なのかはよくわからないくせに、
フムフムとうなづいているのじゃがね。

スポーツ面は、
相変わらず弱い阪神に歯噛みしつつも
「ま、こんなものか」
と言い聞かせるほかはない。

そして地方欄。

泉州版にはやはり身近な話題が載っている。
ご近所の弥生博物館で
こんな展示が始まったとか、
昨日通った道の近くで火事があったんやとか。
えーっと、昨日のパトカーと救急車の
関連記事はないかいな?とか
コーヒーを飲みながらブツブツ言ってる。

そして次は3面記事である。
なになに、中学生が遭難か?
東吉野明神岳?

おお~、これはこの前行った山じゃないか。
折りしも夏の豪雨が
奈良県を襲った日である。
あの山は吉野川の源流というだけあって
水が豊富な場所だからなあ。
もし豪雨の中、
あの沢を下ったのなら判断ミスだろう。
渡渉も余儀なくされる道である。
警報レベルどころか
注意報レベルの雨でも、
急に降ったらひとたまりもないだろう。

あの楽しかった山歩きを振り返りながら、
一歩間違ったら自然は牙をむくんやなあ、
なんて考えていた。

幸い、翌日の新聞では
中学生全員の無事が確認された
と出ていた。
薊岳方面を巻いて、
大又方面に下ろうとしたようで、
ルート選択は正しかったのだが、
あまり人の通らない道なので
迷ったのだろう。
まだ記憶に新しい場所なので
ニュースの映像は食い入るように見てしまいました。

そして今日はあのいじめで注目されている
O津市の教育長が襲われたというニュースが流れた。
やれやれ、世の中よくわからんワイ。

これまでそんなニュースの内側にいた感が強かったが、
今はこうした社会や行政の動きを、
外から高みの見物しながら
コーヒーを飲んでると、
本当に隔世の感がある今日この頃だ。


救急車が街にやってきた

2012年08月14日 23時26分04秒 | 最近の出来事

休日の昼下がり
さあ、ミセスの誕生日だし
昼間っから、ちょっぴり贅沢な
ランチを用意し
ビールでも飲むかと
食卓に付いたときだ。

遠方から救急車のサイレンが聞こえてきた。
お盆でも救急隊は忙しいこってすな
と、思っていると、音が次第に近づいてくる。

ピーポー、ピーポーピーポー、ピーポ!

なんと、家の前に止まったではないか。



後ろの二階建てが我が家です。

doironは自治会の副会長でもあり
ミセスは福祉委員。
村の出来事は把握しておかねばならないので
口にイカのお寿司をほうばったまま
外に飛び出した。

来ていたのは救急車だけではなく
パトカーも一緒であった。
思わず、ミセスに叫んだね。

「船越さん事件ですよ~」

と言うと
「いやいや、ここには岸壁もないから
金田一さんに来てもらったほうがよいかも。」と
切り替えされた。

だったら、
「たたりじゃ~」

「だから、違うって!早よ見といで!」
と送り出された。

遠巻きに見てると、裏のマンションに
救急隊と警官が入っていく。
救急隊のストレッチャーには
AEDも乗せられている。

う~ん、doiron探偵はいろいろと
推理をしたね。
ワンルームマンションなので
1人暮らしの高齢者の行き倒れが
発見されたのかもしれない。
見つけたのは、郵便受けに
新聞がたまっているのをみて
不審に思った大家さんが
ドアを開けてみたということか。

はたまた、お盆に帰省しようとして
たんすの上から荷物を下ろす時に
鉄アレイが落ちてきて
頭を直撃したのかもしれない。
というのも先日、このマンションの
ゴミ置き場に、ピンクのエクササイズチューブが
捨てられてあったのを
doironは目撃しているのだ。
ガイシャは、運動マニアの男ということも
考えられる。

しばらく、様子を見ていると
近所の人がぞろぞろ集まってきた。
「この救急車の音はいつ聞いてもいややなあ」
「そうやねえ」とdoiron。
「あんたとこのおじいさんがこけたのかと思ったわ」
「ちゃうちゃう。いやあ、でも僕もびっくりしたわ」
とまあこんな会話が交わされたわけである。
みんながそんな心配するのも無理はない。
何せ、わが村の最長老だからね、親父は。
ちなみに実父が入院していることは
ご近所には伏せているのです。

そうしているうちにも
家々から人々が沸いて出てくる。
平和な村には
パトカーと救急車が来るなんてのは
大事件なんです。

見ていると、マンションから出てきた
ストレッチャーには
誰も乗っておらず、
救急隊も引き上げていく。
意を決して、「自治会の者やけど
何かありましたか?」とその救急隊員に聞くと
「いえ、特に・・・」と口を濁しよる。
最近の救急隊も
個人情報たらなんたらで
なかなか口が重い。
かといって警察に聞くわけにもいかず
村のみんなもぞろぞろ引き上げていくので
doironも、好物のイカが
食卓で待っていることだし仕方なく
戻ることにして踵を返すと、またまたびっくり!
もう、村のメインストリートには
人だかりができていました。
さすがにお盆ですねえ。
みんなおうちでくつろいでいたんでしょうねえ。
まさか、仏壇のご先祖さんまで
覗きに出ていた、なんてことはないない。

見ると、みんな何か言いたそうだ。
そうかあ、長老のdoiron父に
何かあったのかと心配して?出てきてるんだろう。

大丈夫!と手を振ると
みんな納得したように
潮が引いていった。

さて、大丈夫とは言ったものの
裏のワンルームで
何があったのかは判明していない。

しばらくはミセスdoironが
金田一氏に成り代わって
聞き込みをしてくれるだろう。


鬼気迫るリハビリ

2012年08月13日 21時42分38秒 | 生活

今日はお盆。
当然のことながら
盆の入りは毎年ミセスdoironの

誕生日

いつもなら夏を満喫だとばかりに
ウロウロと遊びまわるこの時期も
今日ばかりは
家でできるだけおとなしく過ごしている。

そう、できるだけ、ね。

早朝からは恒例の墓参り。

墓に行って、ご先祖様を家の仏壇に
お迎えするわけだ。

我が家の仏壇には
普段は誰もいない。
doiron家では
50年以上も亡くなった者はいない。
従って、祖母の50回忌を最後に
仏壇は空になったわけだ。

普段は空き家のそんな仏壇にも
盆ばかりは明かりが灯り
お茶やお菓子や果物が供えられ
賑やかになる。

この仏壇に供えられたお茶を
折々に入れ替えるのを
doiron家では「お茶と」と呼んでいます。

お盆らしく
朝、昼、晩に「お茶と」をしつつ
合間に、少しの買い物と
施設に入っている親達と面会し
さらに先日入院した
実父を病院に見舞った。

お盆とはいえ、平日なので
外来も開院している市立病院は
大勢の患者さんで賑わって?いた。

入院している病棟に上がり
部屋を除くと
親父はいなかった。
午前中だし、検査にでも行ってるのかなと
看護師に聞いてみると

「散歩に行かれてますよ」という

すゎんぷぉ

3日前まで、体内に雑菌を貯め
39度の高熱を発していた90歳が

すゎんぷぉ とな

院内散歩(そんな言葉があるかどうか知らないが)
ということなので
手分けして捜索してみると
廊下の奥からひょこひょこ
歩いてくる親父の姿を見つけた。

若干傾いた体でパジャマを着て
点滴棒(これもこう言うのかどうかしらんが・・)を
ガラガラ押しながら
歩いてくる90歳の姿は
さすがに鬼気迫るものがある。
しかもその点滴棒には
抗生剤の点滴バッグと
おしっこを貯めるバッグがぶら下がってるのだ。

声が裏返らないように、冷静さを装い
「無理したらあかんで」というと
「まだ3周しか歩いてない」という。

す、すゎんしゅうも

何も金メダルを目指しているわけでもなかろう。
五輪も昨日終わったし。
本人はケロッとして
「じっとしてたら足が萎えるからな」という。
そして、点滴棒を指して

「これはここんとこに取っ手がついてて
歩きやすいわ」だと。

退院しても、家の周りを
点滴しながら歩くのだけは
やめていただこうと
思わず
ご近所への世間体を考えてしまった
doironなのでした。

着替えや読みたいという本
(これも字の細かい文庫を5冊も)
を渡し、家に帰って、そのことを
ご先祖様に報告した。

さぞや驚いたことでしょうな。

お茶とをするとともに
ご先祖様がびっくりして喉に詰めないように
お供えのおまんじゅうは
食べておいてあげることにした、
そんな盆の入りの一日でした。

おっと、誕生日のミセスdoironには
ちゃんと赤飯を献上したことを付け加えておかねば~。


浴衣で盆踊り

2012年08月12日 23時24分04秒 | 仕事

今日は職場で盆踊りがあった。
義母が数年前に
浴衣を作ってくれていたのを思い出し
引っ張り出して着ていくことにした。
これ



さすがに、世界に一着の
ハンドメイド浴衣だけあって
サイズはピッタリ
実父の雪駄も引っ張り出して
すっかり姿は一人前の踊り子。

え?七五三やんて?

むむむ~、そういわれれば

ちゃうちゃう

踊った演目は3曲

一曲目は
「佐野くどき」
初めて聞く曲でしたが
お師匠さんの踊りに合わせて
なんとか15分間をこなしました。

2曲目は
「炭坑節」
これは、よく知ってるので
ふりさえ覚えれば
リズムには乗りやすい。

そして3曲目は
「河内節」

もうこのころから
すっかり自分の世界にはまってました。

それにしても
盆踊りって、結構なエクササイズやね



浴衣が暑かったこともあって
背中にじっとり汗をかきましたぜ。

ああ~、気持ちよかった