次に目指す駅は、
JR長瀬駅なんですが、
その長瀬の元となる神社が
ありますので寄っていきましょう。
しばらくまちなかを東向いて
進んでいき、やってきましたのが
この神社。
長瀬神社です。
もともとこの地域には
長瀬、大蓮、衣摺、吉松、柏田、
俊徳、横沼などの地域がありました。
それらすべてを合わせて
ひとつの村である長瀬村に
することになりました。
すると一町一社ということで、
これらの地域にあった産土神を
一つにまとめようということになり、
ひとつの長瀬神社ができた
という経過があります。
各地の産土神のご加護のある
神社ということになりますねえ。
お参りしていきましょう。
そしてそこから北の方を向いていきますと、
長瀬川という水路のような
川が流れています。
地図を見ますとこの川に沿って
進んでいくと、ちょっと方向が
おかしくなりますから
修正していかなくてはなりませんね。
もう少し経路を西の方に
修正していきましょう。
そしてやがて到着したのが
JR長瀬駅です。
ここも駅前の広場は広いですねえ。
これから乗り降りする人も増えてゆき、
駅前の雰囲気も変わっていく
かもしれませんねえ。
何年カ後に再度歩いてみたら
面白いかもしれませんね。
ここからまたひがし線の高架下の
道を北上していきます。
あ、高架の上をまえから
電車が走ってきましたよ。
みると貨物車でした。
長いですねえ、どんどん貨物が
続いています。
え~いま日本で一番長い
貨物の長さってどれくらいなんでしょうか。
調べてみたら貨物車で最も長いのは、
520mなんだそうです。
けん引する貨物を入れても
550mくらいかなあ。
見てたら一キロくらい
続いているように見えるんですけど、
そんなことはないんですねえ。
ちなみに、乗客が乗る電車で
一番長いのはどれなのかわかりますか?
それはねえ・・・じゃじゃーん、
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新幹線の16両編成で400mなんだそうです。
日本の電車輸送ってすごいですねえ。
この線路沿いの道から見える
東側当たりの地名を俊徳と言います。
河内国・高安に住んでいた俊徳丸が、
高安から四天王寺へ通った
道筋の地名ですねえ。
その先の近鉄大阪線との
交点あたりにその俊徳の
名前を付けたJR俊徳道があります。
ああ、なんか昔、司馬遼太郎館を
訪れたときに、この道を通ったり
しましたねえ。
そのあたりで時間を見ると、
午後2時くらいになりました。
よっしゃー、今回はここくらいまでに
しときましょか。
こんな経路で、約12キロを歩いてきました。
で、ここまでおおさか東線は
この3月に開通と書いていましたが、
じつは放出~久宝寺の間は
2008年に開通していましたよ。
ただ新大阪からの便は来ていない
ということで、中途半端な
開通だったのです。
そして2019年3月に
新大阪~放出間が開通し、
新大阪から奈良への直通便が
通るようになって、
おおさか東線の実質的な
開通ということになったものです。
この沿線の人々の活動も
いよいよ本格的なものに
これからなっていくでしょう。
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今回歩いた久宝寺から俊徳道
そしてそこから先、
まだまだ大阪市内を抜けて
淀川を越え神崎川を越えて
新大阪につながっていくわけです。
そんなまちまちの様子を、
すぐに確認しに続きを
歩きたいと思って帰宅していった
doironなのでした。