ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

夏の宿題 轟橋 3

2014年08月07日 20時56分03秒 | ウォーキング

さて、まだ懸案のまま残っていた
「轟橋」探索に再び着手しました。

前回「轟大橋」から下って行った調査を、
今回は上流に向かって遡ってまいりましょう。

前回は徒歩でしたが、
今回は徒歩で行くと、帰りのこともあるので
ちょっと距離が長いようです。

かといってジダンのように走っていくと、
そちらがメインで余裕がなくなりそうなので
バイクで行くことにしました。

愛車のトレック号ね。

台風11号が南海上を北上中で、
暑さは幾分ましでしたが、風の強い日でした。

先ずはスタート地点の下松まで行き、
そこから久米田池を目指します。

あごから汗がしたたり落ちるのは久しぶりです。

水分をまめにまめに補給しました。

このあたりの橋はすでに
ジダンが探索を終えているだろうし、
事前の調査からこのあたりに
轟橋はありえないことはわかっていますから手抜きです。

事前の調査というのは、
各種ネットの情報並びに
「春木川・轟川をよくする市民の会」の活動報告
などを調べたことを言います。

そんな調べが進むにつれ
強くなっていったのが
流域の人たちがとてもこの川を愛しているんだなという思いでした。

春木川は、一時日本一汚い川と
言われていた頃があります。

そういわれた流域の人たちが
「できの悪い子ほどかわいい」
と思ったのかどうか知りませんが
汚名返上のため、積極的に
この川の環境改善に努めるとともに
行政も税金を投じて
下水道の普及をどんどん進めてきたという経過があります。
その甲斐あってか、今は
多くの魚や鳥が住む川へと変貌を遂げています。
冠せられた汚名が流域の人たちの
川を愛する心を刺激したのでしょう。
今は河川のあちこちにこんなプレートが
掲げられ、



様々な取り組みがなされています。



となると、当然ネットの世界でも
この川に関する情報が多く掲載されるようになりました。

今はこんなサイトも掲載されています。

春木川に架かる橋はもちろん、
その本流に注ぎ込んでくる川や
時には溝、水路にいたるまで
つぶさに調べて綴っているブログです。

「端から橋まで」

というそのブログのタイトル通りに、
この川に架かる橋のことが
実に細かく微に入り細に渡って書かれてありました。

そこには、名のない橋まで
すべて網羅されていました。
しかし、そんな資料の中でも
結局やはり「轟橋」の姿は見つけられませんでした。

やはりネットだけではわからないこともあります。
現場に足を運ぶことが大切でしょう。
そこで、現場調査の際の手掛かりにしたのが
「轟橋から上流方向並びに下流方向を向いて撮った写真」
をホームページにアップしているその写真でした。

写真2枚を1枚の紙に配置して、
プリントアウトしたものを、
バイクジャージの背中に
防水措置をして忍ばせて、
それらしき景色を探しながら
バイクを漕ぐことにしたのです。

途中のこんな橋や



こんな橋は



しっかり見えているので
ジダンが見落とすはずはありませんから、
ここもチラ見でスルーします。

情報によりますと230号線が
左に曲がる福田あたりから要注意です。

写真の背後に見える山や民家、
そして川の法面の特徴や
それに沿って設置されている
フェンスの姿を頭に叩き込み、
それを手掛かりに探してみました。

バイクなので、車や溝に気をつけながら
調査を進めて行かねばなりません。

山の中にも関わらず、
車がどんどん走るのは
山仕事の方達でしょうか。

ビュンビュン横を走って行きますから
平日にのんきにバイクなんぞに乗ってる人種には
どうも冷たいように思います。

トンボ池公園周辺の丘陵地は、
なかなかのどかなところです。



春にはぜひ走ってきたいものです。

この道は途中、
轟川最上流の橋「留塚橋」を経て
野菜の直売所である愛菜ランドにつながり、
さらには天然温泉いよやかの森へとつながっていきます。

そんなのどかな山里を
うろうろとバイクで走って探し回り、
そしてついにネットにあった
轟橋からの景色に行きあたったのです。

ようやく発見しました。

これが、轟橋から見た新旧の景色です。

上がネット、下がdoiron撮影の橋です。
先ずは上流側。







そして下流側。





ここです。間違いありません。

ということは・・・

ジャーン、これが「轟橋」です。



苦節半年、ようやく解決しましたね。
ジダンもお疲れ様でした。

と、頑張ってネット調査と現地調査をした
自分で自分をほめつつ、
橋の名前を確認してみたら・・・
な、なんとそこには衝撃の事実が
潜んでいたのです。

明日に続く。