ここ2日ほど寒い朝が続いている。
昨日は時折みぞれが降るほどの天気だった。
最低気温が一けたになって、
朝起きて着替える時には、
ヒートテックの肌着を探してしまう。
少し前まではエアリズムがいい
などと言ってたのにな。
ヒートテックの上にサーモブレスのセーターを着て、
インナーフリースのズボンをはいてこれで完璧。
近頃はとっても寒がりのdoironなのだ。
走りこんで脂肪が落ちたのかなって
ミセスに言ったら、きっぱり否定されたわい。
朝食後、上にさらにダウンジャケットをはおって
近所の公園に散歩に行くと、吐く息も白い。
そして風の当たる頭の部分が
キーンと冷えて、一気に目が覚める。
夏には涼しくて気持ちいい風が吹いていた木陰も、
今はすっかり葉が落ちて裸になっている。
葉の落ちていないどんぐりの樹は、
幹に近い部分から黄葉になり始め、
今はもうすっかり秋色に染まっている。
まったく自然の演出は見事という他はない。
散歩から帰って、部屋に行くと
西向きのdoiron部屋は底冷えがしているので、
今年初めてストーブをつけてみた。
使っているのは石油ファンヒーターだ。
こんな日が近いことを予想して、
すでに灯油を入れてあったので、
スイッチをつけてみると、
何やらポコポコいってる。
シーズン初めにこのストーブをつけるときはいつも緊張をする。
ポコポコ、ウイ~ンが、
やがてボコボコ、ボボボという音に変わって、
カチカチカチと火をつけようとしているのだが、
なかなか点かない。
そのまま、ボンッ、ドッカーン
と爆発しないか不安になった頃に、
ようやくゴゴゴーと燃え始めて暖気が噴き出してきてひと安心。
そしてこの音が聞こえてくると、
グーが色めき立ってそわそわしだす。
doironよりもさらに寒がりなので、
ストーブの前に座りたいのだ。
ストーブのそばに連れてきてやると、
吹き出し口のすぐ横に座り込んでしまう姿を見ながら、
火傷するのではないかと思うほどだ。
下手したら毛が燃え出すんじゃないか
と心配になってしまうくらい。
当然鼻はカラカラだ。
窓を叩く風の音、
窓の外を飛ぶ百舌鳥の甲高い鳴き声は、
もうまるっきり冬だ。
寒い朝にはストーブの音を聞き、
グーの満足そうな顔を見ながら、
doironの一日が始まるのであった。