これまで描きためた絵を使ってカレンダーを作りました。
先ず絵をスキャナーでデータ化します。
最近はそれほど高価ではないプリンターにも
スキャナー機能があり、
この辺はとても便利になりました。
スキャン時に白い色の多い絵などは
コントラストを強くすることもできます。
画像処理ソフトを使えば、
もっと複雑な加工も可能です。
例えば、微妙な色の処理も
とても自然に行えます。
そうしてできた絵のデータは全部で50枚ほど。
写真はその一部です。
いくつかはブログにも掲載しました。
これらの中から、1月~12月までの
それぞれの季節に合ったものを選択し、
あてはめていきます。
カレンダーの日付部分はエクセルで作り、
画像として貼り付けます。
カレンダーをめくった時に
バランスが良くなるように注意しながら、
各ページを仕上げていきます。
もちろんエクセルで日付部分を作るときも、
祝日の配置などは絶対に間違わないようにしないといけません。
祝日名だってそうです。
例えば、普通に「建国記念日」と言ってる祝日も、
正確には「建国記念の日」なんです。
そのへんはしっかり押さえておくのは
基本のキです。
紙もいろいろとチョイスしないといけません。
両面印刷をするので裏写りの少ない紙を
コスパを意識しながら色々と試して、
ようやく、両面厚口の
CANONの普通紙が適していることがわかりました。
表紙に使う少し厚い色紙も、
色、紙質、厚みにこだわって
淡いベージュが絵の風合いを
損なわないことがわかったので
あとはカレンダー面より少し厚い紙を
楽天のセール時にネットで買いました。
そうして出来上がったのがこれ。
ひと月に1枚の絵をつけています。
三時間走に提供させていただいた
靴の絵も載せさせてもらいました。
芸の細かいところでは
予定を少しでも大きく書き込みできるように
カレンダー面を絵にあわせて
出来るだけ大きく配置しています。
ただし、インクジェットのプリンターでの印刷なので
水には弱いので、台所などに
掲げるのは適していません。
せいぜいトイレの壁くらいが
いいと思われます。
実は、昨年ももう少しチャチな
カレンダーを作って、
身近な友達にあげていたのですが、
今年は、先日もこのブログに書いたように
いろんな人に勧められて
イベントの手作り店にも
出品してみることにしました。
そこでもいくらか売れたのも驚きだったのですが、
なんとそれを見た人から
このたび100部の大量発注をいただきました。
ウヒョヒョー、とこれはうれしい悲鳴です。
絵を描きはじめて一年半。
拙い作品が売れたということは驚きで、
doironのことをよく知らない人からも
そうして求められ、
少しでも多くの人の目に触れる
というのは、何ともいえずうれしい限りです。
仕事と介護の合間に好きでいろんなことをやってますが、
それが少しずつ報われてきているようで、
それを励みにまた頑張れるような気がしている今日この頃です。