ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

和佐又に集まった 前編

2013年06月03日 21時31分36秒 | ウォーキング

エイのメンバーとは、
趣味を通じて平成元年くらいからの付き合い
なので25年くらい経つ。

この歳で四半世紀付き合っているわけだから、
人生の友人たちと言っても過言ではない。

趣味を通じてとはいうものの、
みんなそれぞれ自分の独自世界を
色濃く持っている人ばかりだ。

首Dさんは、山登り、ゴルフ、旅行で
遠Dさんは海外旅行、山のぼり、音楽、篆刻。
樽Mさんは山登り、自転車などだ。

と、書くとみんなに共通しているのが

「山登り」。

共通してるというか、
付き合いを通じて
みんな山登りが好きになっていったようなものだろう。

最近のエイにはもう首Dさんしか来なくなったが、
このメンバーは花見や忘年会など
年に何度か集まっては
ワイワイと遊んでいる。

その、年に何度かの集まりの中には、
当然山登りというのもあるわけだ。

今回、久しぶりにみんなが集まって
大峰山系の和佐又(わさまた)というところに
キャンプに行くことになった。

昔はそこまで大阪から
バイクで来た若者もメンバーの中にいたが、
今はそんな馬力もなく、
大阪からと和歌山からと2台の車に分乗して
現地集合となった。

大阪隊は首D号でdoironとF井クン、
そして和歌山隊は樽M号で遠Dさん同乗の合計5人だ。

大阪隊が一足早く和佐又に到着した。
その和佐又とはこんなところだ。



おお~、まさしくこれが
EOSで撮った初めての写真だ。



まるで絵ハガキかカレンダーになるような
気持ちのよさそうな所でしょ。
冬はスキー場にもなる斜面の下にヒュッテが1軒ある。



そこがキャンプ場の管理をしている事務所でもあるのだ。

またここは、大峰山系の
バラエティに富んだ岩と水の景色を持つ
大普賢岳方面の登山基地でもあるので、
ここまで車で来て登山をする人たちに
有料で駐車場を提供している。

1回1台1000円だ。

キャンプ場は、
スキーでいうゲレンデの最上部にある。
そこへ入るのには
駐車代のほか、ひとり頭630円の入山料がいることになっている。

前日からの先客が一人いて、
その人は鳥の写真撮影に来ているそうだ。

しめしめ、ここは鳥の影が濃いということは、
持ってきたEOSMの
望遠レンズの出番もあるかもしれないと、
その話を聞いて考えていた。

山に入ったのは土曜日である。
天気予報によると、
日曜日に崩れ始めるとのことであったので、
みんなが揃ったら
とりあえずテントを張って、



サブザックで身軽に登山をしようということになった。



当初は大普賢~無双洞の周回コースと思っていたのだが、
土曜日はこの春にできなかった花見の
BBQのリベンジを予定していたので、
はやくテントに戻ってこなくてはならなかった。

そのため、何度か歩いたこのコースの中でも、
まだ歩いたことのなかった、
和佐又北周遊コースを歩く
というだけにとどめることになった。



笙の窟尾根に向かって登って行き、
途中から谷を横切って
巨木コースに合流するという
2時間余りのコースだ。

ちゃちなコースとはいえ、
久しぶりにみんなで歩く山道は楽しく、
変に折れ曲がって育っているこんな樹を



「珍百景だ」といって騒いだり、
ヒトリシズカの花やマムシグサ、
ヤマシャクヤクに関するdoiron解説があったりと



楽しいひと時を過ごした。

もちろん途中、ビール付きの昼食があったことは言うまでもない。



お手軽コースとはいえ、
あまり人が歩かないので
枯葉が積もったコースは、
一部滑落注意のところもあり、




結構バリエーションに富んだコースだったので
みんな満足感を抱いてキャンプ場に戻った。

天気はもっているものの、
長期予報では悪天が予想されていたためか
広いキャンプ場は来た時同様、貸切状態のままであった。

これでどんなに騒いでも、大丈夫。
唯一懸念されるのは、
鳴き声がしきりに聞こえていた鹿や
その他の小動物たちへの迷惑だが、
我々の喧騒は意外に上品なのだ。

山にこだまする遠Dさんのハーモニカの音色にだって、
鳥たちも一緒に共演して鳴いていたしね。

そうして、花見で燃やせなかった情熱を
燃焼し尽くすべく、
和佐又に集まった男5人の宴会が幕を開けたのであった。

次回に続く。