ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

呪われた靴下

2013年06月17日 21時44分00秒 | 生活

近頃、親父の介護もいよいよ大変になってきた。
先日、転倒をして骨に異常はなかったものの
どうも具合がよろしくない。
歩く足元がおぼつかないので
夜中であろうが、早朝であろうが
トイレ介助の時等には付き添ってあげないといけない。

なので、寝ているときでも常に頭の片隅には
そのことを置いておかないといけないのだ。

まあ、その辺は覚悟の介護生活なので
致し方ないところだが
最近は、愛犬グーの介護も大変だ。

ずっとトイレ癖はよかったのだが
近頃は、思わぬところでおしっこをしてあったりする。
一度すると、そこにはにおいが染み付くと見えて
そこも彼の数あるトイレのうちの一つになる。

目が見えず、耳が遠いという障害を持ち
なおかつ、親父が慰みに
こっそりお菓子をあげたりするものだから
激太りのグーは、歩行もよたよただ。
気温も高くなってくると
つないだ時には
玄関先の冷たい板の間で
いつも横たわっている。



目は開いているものの
まったく起きているんだか寝ているんだか
わからない状態である。

ほんでもって、たまにむくっと起き上がっては所構わず
気まぐれにおしっこをすることがある。

そのたまにある変則おしっこが
なぜか、doironお気に入りの靴下を
はいているときが多く、
今日こそはこの靴下でお出かけだという時に限って
ペチャっとそのおしっこを踏んでしまうのだ。

先日も、この靴下をはいて



さあジムに行ってトレーニングしようと
思っていたら、出かける直前に
グーのおしっこを踏んでしまったんだよね。

結局またこれで出かけることができず
実はこの靴下をはいて一度も出かけたことがない。
そういうことで、この靴下をdoironは
「呪われた靴下」と呼んでいるというわけだ。

とまあ、昨日まではそんなのんきなことも
言ってたのだが、
今日からはオヤジの炎症止めのため
三日間連続の嵐の点滴三連荘が始まった。

まずは午前八時からの点滴に向けて、痛がるオヤジを
何とかなだめて汗だくになって病院に連れて行った。

ベッドから車いす
車いすから車
車から車いす

この三回の移動ではその都度
地獄の底から聞こえてくるような
うめき声とも叫び声ともいうような
一種断末魔のような声を上げるオヤジであった。

そして、そんな様子は病院内でも見られた。
車いすからベッドに移そうとすると
うめき声をあげる。
思わず「人殺し~」などと叫ばないか心配である。
病院でそれはアカンやろね。

しかしそんな状態を見かねた
かかりつけの主治医が
一度大きい病院での検査をしてもらうよう
紹介状を書くから行ってみなさいと言ってくれた。

さっそく、書いていただいた紹介状を握りしめ
大きな総合病院に行き
CT、レントゲン、血流、血液など
いろんな検査をしてもらった。

しかし、そこでも
車いすと検査用ベッドの移動のたびごとに
その都度「人殺し~」あるいは
「殺す気か~」と叫びそうになってたな。

結局そこでは8時間付き添って
朝の点滴で家を出てから
合計11時間後に最終的に入院となった。

さすがに今日はdoironも
フラフラになりましたわ。
そうさなあ
昨日の街道ランよりハードな一日だったかも