ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

松尾川について

2013年03月26日 22時22分30秒 | 最近の出来事

先日、松尾寺に向けて歩いた時に
気になっていたのが

久保惣記念美術館。

昭和57年に久保惣株式会社及び久保家から
建物、敷地から収蔵美術品まで
ひっくるめて寄贈されて開館した
和泉市立の美術館です。

田舎の美術館と侮るなかれ
収蔵11000点の中には
国宝2点、重要文化財28点が含まれるという
国内屈指の美術館です。

少し興味のある人なら
行くとびっくりされると思います。
ピカソの絵など、「え、まさか」と
思われるような収蔵品を見ることができます。

この美術館を建てた人は
周辺環境にもとても気を配っておられます。
横を流れる松尾川周辺の景色にも
出来る限りの配慮をしたんだと
昔、仕事でここを訪れたときに
関係者の人に聞いたことがあります。

さて、その松尾川なんですが
先日のウォーキングの時に
桜やしだれ梅など春先にきれいな花をつける
樹木がこの美術館周辺を
整備してできている公園に
植えられているのが目に入りました。

いずれ、故郷を流れるO津川の
ルーツを巡るウォーキングをしようと
思っているのですが
そのO津川の上流川の一つである
松尾川について少し予習をしておこうと
その公園に行ってみました。

途中車で走っている道でも
何度も川を渡ります。
その川には、松尾川や牛滝川の
掲示が入れ代わり立ち代わり現れます。
街の中をクネクネと入り組んで流れているんですね。
その川の途中経過の姿を
頭の中に入れておいて
遡るのが、わかりやすいだろうと
頭に刻み込みながら向かいました。

で、行ってみると、なんと
久保惣周辺の松尾川は
それだけでいわゆる一か所のパラダイス状態でした。
その姿を紹介しますと・・・

まず、公園の入り口には
こんな石の像があります。



鼻の形からみて「ピノキオ」だと
思われますが、何故だかはわかりません。
もしかしたら美術館の収蔵品と
何か関係あるのかもしれませんが
よくわかりません。

その石造のある入り口から入っていくと
いろいろと樹木が目に入ります。
今は桜はもう一息でしたが
しだれ梅がきれいでした。



そして次に目に入ったのが、これ。



少し態度の生意気なタヌキです。
茶釜を背負っていたので
分福さんなんでしょう。
これも美術館との関係でしょうか。

また、ここはご近所の人に愛されている公園らしく
とてもきれいに整備され
こんな置物も、もしかしたら
わんちゃん愛好家が置いたのかもしれません。



ちなみにどの写真の後ろにも写っているのが松尾川です。

また、ここには、ちょっとした動物のいるエリアも
設けられています。
上の写真に、放牧場の柵がちらっと
写っているでしょ。

まず、これはウサギです。



広い小屋の中で
幸せそうに暮らしておりました。
最近だったらロぺ君と呼ばれそうです。

そしてこれは、羊。



ウールをまとったその姿は
愛嬌がありますね。
人に慣れているらしく
どれどれと体の毛皮をいじくりまわしても
嫌な顔ひとつ見せないで
来園者に媚びておりました。

それにしても、こんな動物達を
いったい誰が管理しているんでしょうね。

この松尾川の公園の主役は
そんな置物でもなく動物たちでもありません。
やはり、中央を流れる
松尾川のせせらぎの音と
その清流の清々しさでしょう。

適度に生活排水も流れ込み
蛍の生育に適しているかもと
思いながら上流へ少し歩いていくと
案の定、こんな橋もありました。



そして、こんな立札も。



やっぱりね。

流れの中に目を凝らすと
いました、いました。
蛍の幼虫のエサとなるカワニナです。



調べてみたら、このあたりの流域には
カワムツ
オイカワ
ヨシノボリ
などの魚も生息しているそうです。

とまあ、こんな予習をしながら
ますます、この川の全容を
ぜひとも知ってみたいと
思ったわけなのです。

また、調査を始めたら
おいおい紹介していきましょう。

さてさて今夜はサッカーW杯最終予選
勝てば世界で最も早く
W杯出場が決まるという試合だ。

今からユニフォームに着替えて
テレビの前で観戦だ~