ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

エコカー体験

2010年07月09日 22時11分45秒 | 生活
先日、車を定期点検に出した。
車は大切な生活必需品であるからして、
トライアスロンバイク同様、
メンテナンスには非常に気を遣っている。

半年に一度はフルメニューで点検。
オイル、エレメント、エアーエレメント、
ワイパーブレードはきっちり交換しているし、
ブレーキなどの足回りも
しっかり見てもらっている。

前回の定期点検時に
リアサスのショックから
わずかに油漏れのあることが判明し、
走行距離から見て保障期間内なので
無償交換してくれることになった。
ところが交換修理に時間がかかるということで、
代車を用意してもらわないといけない。
そしてやってきたのが、
最近よく売れているというこの車。

プリウス



まず驚いたのが、
ガレージに車を駐車してもらう際に
ほとんど音がしない。
まるでエンストした自動車を押しているみたいな雰囲気だ。
そして翌朝、その車を運転して出勤した。

話題の車なので、
ちょっと楽しみにしていた部分もあった。
最近の車は、キーというものがない。
なにか小さい四角い装置を持ってさえいれば、
ドアの開け閉め、
エンジンの始動もボタンひとつだ。

最初は、
「なんか家電製品みたいな感覚やなあ」
と思いながら何も考えずにエンジンをかけ、
出発したところまではよかった。

ところが途中、
缶コーヒーでも買おうかと
コンビニに立ち寄り、
再出発しようとしたらギアが入らないのだ。

ギアといっても、
物理的にガコンと入れるものではもちろんなく、
スイッチを入れるような感じで
レバーをゴニョゴニョするだけになっている。

その操作を何度繰り返しても
「D」レンジになってくれないのだ。

このままじゃいかんと、
代車を手配してくれた
車屋の友人に携帯をかけたがつながらず、
仕方なく、整備士の資格を持っている
我が社の社長専属運転手に電話をしたらつながった。

その彼の指示を仰ぎながら、
いろいろやってみるもギアが入らない。

結局、もう一度スイッチを長押しして
電源OFFにしてやり直したら、
やっとギアが入ってくれた。

そんなに、家電製品の操作などが
苦手でもない
doironでもこの有様だ。
きっと、こんな家電感覚の車の操作は苦手やなあ
と思っている人は多いだろう。

歳をとってくると、
扱いに困る機械も増えてくる。

iPadも興味あるけど
使いこなせるか心配なんですわ。
なんてことを言うこと自体が歳を取った証拠で、
若けりゃそんなことの心配などせず、
とりあえず触ってみようってなるんでしょうね。

これから機械の操作もどんどん変わっていくように思います。

文明の利器もひとつ間違えれば、
文明の悪器になるのじゃないかと
ちょっと心配した、エコカー体験でした。