狂いだした歯車

この週末、突然の家族旅行でブログが更新できませんでした。本当に申し訳ございません。
13日からの３日間、オリックスとの３連戦が行われ、１勝１敗１ドローという結果に終わりました。金曜日の初戦、神内靖が先発した試合は、江川智晃のプロ入り初本塁打と３塁打の活躍を見せるも、８回にオリックス・下山の逆転３ランで３連敗、３位転落という事態に。
土曜日は斉藤和巳で連敗ストップといきたいところ。４回に大村の犠牲フライとブキャナンのタイムリーで２点を先制するが、５回、６回にオリックスが１点ずつ加えて同点。斉藤は７回を投げるも勝敗つかず。２勝目が遠い状態となっています。試合は、10回に押し出しと相手バッテリーのミスで２点を勝ち越したソフトバンクが勝利し、連敗が３でストップ。一夜にして２位返り咲きとなりました。
そして今日、和田毅が開幕４連勝をかけて登板。首位・西武との差は少しでも縮めておきたい試合でした。初回に４番松中のタイムリー２塁打で先制すると、４回には１死満塁の場面で小久保がタイムリー２塁打で２点を追加。この後大村の犠牲フライで１点を追加。これで４－０とします。
４点の援護をもらった和田は、４回裏にオリックス・塩崎に一発を打たれたものの、その後はオリックスの反撃を許さないピッチングが続き、８回まで１失点の内容。最後は馬原が抑えて勝利という、いつも通りの必勝プランで連勝するはずでした。しかし、馬原が３連打でピンチを作ってしまいます。オリックスの次の打者・村松に対しては３球三振で２アウト。いよいよあと１人、バッターは北川の場面。カウント２－１、あと１ストライクで試合終了を迎えたところに悲劇が起こりました。北川をボテボテの三塁ゴロのところを、小久保がエラー。これで４－２。それでもあと１人抑えれば勝てるという思いが、次のラロッカで消されてしまいます。馬原が投げたストレートをラロッカが弾き返すと、ライト前への２点タイムリーで同点。その瞬間、スカイマークスタジアムにはオリックスファンの歓喜と、ソフトバンクファンの悲鳴が交差しました。そして、和田の開幕４連勝が消えました。
試合は延長戦に突入。10回、松中の四球の場面で小久保を迎えます。「さっきは自分のせいで同点にされた。だから俺の一振りで勝利に導くしかない！」。しかし、小久保は空振りの三振。勝ち越しのチャンスを逃しました。この後、ソフトバンクは馬原が続投、11回からは柳瀬が登板。柳瀬の好投に打線が奮起するかと思われたのですが、12回は３者凡退に抑えられてしまいます。結局この試合は４－４、12回規定で引き分け。ソフトバンクにとっては痛すぎる引き分けとなりました。

オリックス－ソフトバンク　５回戦
（２勝２敗１分、スカイマーク、１３：００、１５２９９人）
SH １０３ ０００ ０００ ０００ 　４
BS ０００ １００ ００３ ０００ 　４
（延長十二回規定により引き分け）

【投手】
（ソ）和田、馬原、柳瀬－山崎
（オ）平野佳、高木、加藤大、カーター、吉田、岸田－辻

【本塁打】
（ソ）
（オ）塩崎１号ソロ（４回、和田）


正直勝ちたかった。和田のためにも絶対に勝ってほしかった。しかし、守護神の誤算が全てを台無しにしてしまった。馬原はいつも、試合を締めてくれた。なのに今日はまさかの３連打で満塁。そして３失点。こんなはずじゃない！、ウソだ！と思っていたファンも多かったと思います。このドローはさすがに悔しすぎる。
現在のホークスは全てにおいて異変が起きています。事の発端は、川崎宗則の右手骨折から始まりました。水曜日には先発の杉内が乱調、その後の投手陣も、ロッテ打線に苦しめられました。木曜日には先発のガトームソンが６四死球、右手首打撲で２軍行き。打線も中軸が凡退するという散々な結果となりました。そして、同じ日に柴原が負傷で途中交代という事態になりました。
この１週間の成績は２勝３敗１分けという結果。川崎の離脱はとても大きいということがわかりました。17日からの楽天との３連戦と日本ハムとの３連戦（アウェー）では、ストロングホークスを復活なるか？

最後に一言

ソフトバンク　誰でもいい　助けてくれ！