日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

エイシンデュピティ逃げ切りVで春のグランプリホースに輝く!

2008年06月30日 | 競馬

2008年上半期競馬界の大一番・第49回宝塚記念(GI・阪神芝2200m)が29日行われました。ファン投票1位のウオッカ、昨年の有馬記念馬・マツリダゴッホ、春の天皇賞馬・アドマイヤジュピタが参戦しない中、昨年のこのレースで2着、完全復活を狙うメイショウサムソン、菊花賞馬・アサクサキングス、宝塚を制してキングジョージに弾みをつけたいロックドゥカンブ、他にもアドマイヤオーラ、エイシンデュピティ、アルナスラインなどが参戦し、14頭が春のグランプリホースの座に挑みました。

直前の単勝オッズでは、②メイショウサムソンが単勝1番人気(2.1倍)、2番人気には⑧ロックドゥカンブ(6.9倍)、④アルナスラインが3番人気(7.7倍)、4番人気の⑪アサクサキングス(8.7倍)までが単勝オッズで10倍を切っていました。
3年連続で雨の中の決戦は、スタートで⑫カンパニーが出遅れます。ロックドゥカンブ、⑦アドマイヤフジ、①インティライミ、⑨エイシンデュピティの4頭が先行争いをしましたが、最後はエイシンデュピティが先頭に立ちました。アサクサキングスは5番手、メイショウサムソンは10番手でゴール板を通過。2コーナー通過して、デュピティが先頭、ロックが2番手、アサクサは6番手、アルナスラインは7,8番手のところで⑤サクラメガワンダーと並走。その後ろにサムソンがつけている。後方争いでは⑥アドマイヤオーラが11番目、⑩ドリームパスポートが後方から2番手、最後方には10歳馬の⑬アサカディフィートが離される展開で3コーナーへ。
残り600mでまだデュピティが先頭キープ、外からサムソンが追撃開始。アサクサも動いてきました。その外からドリームパスポートや⑭エアシェイディも来ている。残り400mを切って最後の直線!まだエイシンデュピティ先頭、2番手からアサクサキングスが詰めて来るがデュピティがまた引き離す。残り200で外からメイショウサムソンが追い上げて先頭を捉える勢い!間からインティライミが突っ込んで2番手まで浮上。そしてゴール前、逃げ粘るデュピティをサムソンが交わしたかどうか微妙なところでゴール!
ゴール前の際どい勝負の結果、エイシンデュピティが何とか逃げ粘って先着、メイショウサムソンは惜しくも2着。デュピティとサムソンの間に挟まれていたインティライミが3着でゴールしました。

最終成績&払戻金
1 エイシンデピュティ 2:15.3
2 メイショウサムソン アタマ
3 インティライミ   クビ
4 サクラメガワンダー 1.1/2
5 アサクサキングス  1/2
6 アドマイヤフジ   1/2
7 エアシェイディ   1/2
8 カンパニー     2
9 ドリームパスポート 1.3/4
10 アルナスライン   1
11 フォルテベリーニ  クビ
12 ロックドゥカンブ  9
13 アサカディフィート 3.1/2
14 アドマイヤオーラ  2.1/2
単勝
9 1,130円
複勝
9 300円 2 130円 1 680円
枠連
2-6 880円
馬連
2-9 1,080円
馬単
9-2 3,200円
ワイド
2-9 470円 1-9 3,740円  1-2 1,420円
3連複
1-2-9 10,660円
3連単
9-2-1 55,780円


2008年の中央競馬ベストバウト候補の一つに入りそうな今年の宝塚記念は、エイシンデュピティが逃げ切り勝ちで嬉しいGI初制覇を成し遂げました。1番人気のメイショウサムソンは頭差の2着、3番人気のアサクサキングスは4着、アルナスラインは10着、ロックドゥカンブは終盤失速して12着の惨敗、アドマイヤオーラは最下位に沈みました。
優勝したエイシンデュピティに騎乗した内田博幸騎手はJRA・GI2勝目。中央移籍してからは初のGI制覇となりました。内田騎手は今年の3月に移籍したばかりです。今年の上半期は、小牧太、岩田康誠騎手といった移籍組がGIレースを優勝してますね。宝塚記念で逃げ切りVを果たしたのは、98年のサイレンススズカ以来10年ぶりです。
エイシンデュピティは、前回GIに挑戦した昨年の天皇賞・秋では8着に入線しながらも進路妨害で14着に降着したという悔しい思い出がありました。その時の優勝馬がメイショウサムソンだったわけです。その悔しさがきっかけとなったのか、京都金杯で優勝、大阪杯ではサムソンに先着して2着、前哨戦の金鯱賞を制して、宝塚で天皇賞の借りを返したのとともにサムソンにリベンジを果たしたのでした。今後は秋の天皇賞に挑戦予定。サムソン、アドマイヤジュピタ、ダイワスカーレットらを退けて真の古馬№1になれるのか?
2着に終わったメイショウサムソンは、またもゴール前での接戦に敗れました。春の天皇賞ではアドマイヤジュピタに粘られて頭差の2着、今回も同様アタマ差で2着でした。ちなみにアドマイヤジュピタとエイシンデュピティは同じフレンチデュピティ産駒。サムソンにとってフレンチデュピティ産駒の馬は天敵なのでしょうか?こうなったら秋の天皇賞or凱旋門賞は「復活請負人」・岩田騎手に頼むしかない?
そんな中でかなり心配なニュースが。12着で惨敗したロックドゥカンブですが、レース中に故障発生してしまい、診断の結果左後繋靭帯断裂を発症していたことが判明しました。最後の直線で失速、ゴール通過後に岩田騎手が下馬したことで故障して骨折しているんじゃないかと心配していました。幸いにも骨折ではありませんでしたが、靭帯断裂は非常に痛そうです。全治は未定ですが、年内絶望どころか競走能力喪失により引退の可能性もあります。一日でも早い回復をお祈り申し上げます。



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