日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

世界野球プレミア12開幕戦!侍JAPANが韓国に快勝し、初代王者へ好発進!

2015年11月09日 | Sports


野球の国際大会「世界野球WBSCプレミア12」がついに開幕。初代王者を目指す野球日本代表(侍ジャパン)は、8日に札幌ドームで韓国代表との開幕戦に臨みました。国際大会で日韓戦が行われるのは、2009年のWBC(ワールドベースボールクラシック)の決勝戦以来、実に6年ぶり。因縁のライバル・韓国を倒して白星スタートを飾れたのでしょうか?



スタメンはこちら
   <日本>        <韓国>
1番(中)秋山翔吾   (中)イ・ヨンギュ
2番(遊)坂本勇人   (二)チョン・グンウ
3番(二)山田哲人   (左)キム・ヒョンス
4番(指)中村剛也   (指)イ・デホ
5番(左)筒香嘉智   (一)パク・ビョンホ
6番(一)中田翔    (右)ソン・アソプ
7番(三)松田宣浩   (三)ホ・ギョンミン
8番(右)平田良介   (捕)カン・ミンホ
9番(捕)嶋基宏    (遊)キム・ジェホ
  (投)大谷翔平   (投)キム・グァンヒョン

開幕戦の先発ピッチャーは、日本は「パリーグ投手3冠」の大谷翔平、韓国はかつて「日本キラー」と言われたキム・グァンヒョンが登板。日本は開幕前の強化試合で右手に死球を受けた中村剛が、そのまま4番でスタメン出場。対する韓国は、日本シリーズMVP男・イデホが4番に座り、韓国史上最強スラッガー・パクヒョンホが5番に入りました。



1回、日本先発・大谷は、韓国の1,2番を簡単に打ち取った後、3番・キムヒョンスをフォークで空振り三振に仕留め、3者凡退の好スタートを切ります。その裏、日本が韓国先発・キムグァンヒョンの立ち上がりを攻め立てます。1死から坂本が四球を選ぶと、2死後に4番・中村剛がライト前ヒットを放ち、2死1,3塁とチャンスを作る。しかし、筒香が内野ゴロに打ち取られて2者残塁。先制のチャンスをモノにできません。
2回、大谷が韓国4番・イデホから空振り三振を奪い、2死をとった後に四球の走者を背負うも、後続のバッターを三振に退けて無得点。
2回裏、日本は先頭打者・中田が振り逃げで出塁。続く松田がストレートを弾き返してライト前ヒット。無死1,2塁となり、8番・平田がフルカウントからの6球目のストレートを叩き、3塁ゴロかと思いきや、サードベースに直撃してフェアの判定。ボールが転がる間に2塁走者・中田が生還。打った平田は2塁まで進む。記録は2塁打。日本がラッキーな形で先制点をもぎ取る。さらにこの後、秋山の四球で1死満塁とチャンスが拡がり、坂本の犠牲フライで2点目を奪いました。
追加点が欲しい日本は、3回に中村剛と中田のヒットで2死1,3塁のチャンスを作る。バッター・松田の場面で、韓国は早くもピッチャー交代。先発のキムグァンヒョンに代えて、チョ・サンウを2番手に送り込む。松田が四球を選んで満塁となり、前の打席で先制打を放っている平田の一打に期待がかかるも、残念ながら空振り三振。
2点の援護を貰った大谷は、3回に2つの三振を奪うと、4回に1死からキムヒョンスに初めてのヒットを許すが、続くイデホを2塁ゴロ併殺打に仕留めて無得点に抑えます。
5回、大谷が先頭のパクヒョンホにライト線への2塁打を浴びると、ソンアソプに四球を与え、無死1,2塁のピンチを背負います。しかし、ここから大谷が力を発揮します。まずホギョンミンを空振り三振に仕留めて1アウトを取ると、カンミンホと代打のナ・ソンボムにも三振に切って取り、3者連続三振で無失点に抑えます。
ピンチを凌いだ日本はその裏、2死から中田がヒットを放つと、松田が四球を選ぶ。2死1,2塁の場面で、平田が韓国3番手チャ・ウチャンの5球目を捉え、ライト前へのタイムリーヒット!日本に欲しかった3点目が入ります。
6回、大谷が韓国上位打線を3者凡退に抑えると、その直後の攻撃で1死走者無しから坂本が韓国4番手チョン・ウラムの5球目のストレートを狙い撃ち!レフトへ飛んだ打球は、スタンド中段に突き刺さるソロ本塁打!坂本が記念すべきプレミア12大会第1号本塁打を放ち、日本が4-0とさらにリードを拡げます。
終盤に入り、日本は7回から則本昂大が2番手で登板。7回に韓国の中軸を3者凡退に打ち取ると、8回は2本のヒットと四球で2死満塁のピンチを招く。ホームランで同点という場面でしたが、キムヒョンスを3球三振に退け、無失点で切り抜けました。
8回裏、日本は2死走者無しから坂本がヒットを放ち、続く山田が初球ストレートを捉え、打球は三塁手のグラブを弾き、レフト線へ転がる。1塁走者・坂本が3塁を回ると、そのまま一気にホームイン!山田のタイムリー2塁打で日本に5点目が入ります。
9回、日本は松井裕樹が3番手で登板。ところが、先頭のイデホにレフト前ヒットを浴びると、パクヒョンホとソンアソプにもヒットを打たれ、3連打で無死満塁とされる。しかし、途中出場のファン・ジェギュンを三振に打ち取ると、後続も抑えて3アウト。松井が韓国の反撃を振り切り、日本が5-0で韓国を下しました。



プレミア12 1次ラウンド・グループB 2015年11月8日(日) 
日本-韓国 (札幌ドーム ◇開始 19:11 ◇入場者 28,848人)
KOR 000 000 000  0
JPN 020 011 01x  5
勝利投手[日]大谷(1勝)
敗戦投手[韓]キム・グァンヒョン(1敗)
本塁打 [日]坂本 1号(6回裏ソロ)


プレミア12のオープニングゲーム・日本VS韓国戦は、日本が韓国先発・キムグァンヒョン投手から2点を奪い、その後も坂本選手の本塁打などで追加点を重ねました。投げては先発の大谷投手が6回無失点の好投を見せ、則本→松井の投手リレーで韓国打線を完封。韓国は先発のキムグァンヒョン投手が3回途中で降板し、8回と9回に満塁のチャンスを迎えながらも得点を挙げられませんでした。大事な初戦の日韓戦を制した侍JAPAN、プレミア12初代王者へ向けて好スタートを切りました!
先発の大谷投手は、6回まで91球を投げて被安打2・10奪三振・2四球・無失点という素晴らしい内容。150キロ以上のストレートとフォークを武器に初回から三振の山を築き、5回にはランナーを2人背負ってから3者連続で三振を奪いました。3日前のプエルトリコとの強化試合では、自らの悪送球をきっかけに2失点を喫しましたが、この日は強力な韓国打線を捻じ伏せてみせました。今回の内容を見ると、この後の活躍も期待できそうですね。
打線の方はチーム全体で12安打。8番に入った平田選手が2本のタイムリーヒットを放ち、2安打2打点。最初の打席の先制タイムリー2塁打は、ベースに当たらず、三塁手が普通に捕っていれば、併殺打になっていたと思うので、本当にラッキーな一打でした。坂本選手は2打席目に犠牲フライ、6回の第4打席では「大会第1号」のメモリアルアーチを放ち、5打席目にはヒットで出塁した後、山田選手のヒットで1塁から一気に生還。2安打・1本塁打・2打点・1得点の活躍で勝利に貢献しました。他にも、4番の"おかわり"中村選手、中田選手、松田選手の3人が2安打のマルチ安打を記録しています。
韓国戦に勝利した日本代表はこの後、9日に日本を離れて台湾へ移動。11日にメキシコ代表、12日にドミニカ共和国、14日にアメリカ、15日にベネスエラと戦います。グループBの4位以内に入れば、東京ドームで行われる決勝トーナメントに進出できますが、できれば上位で通過したいですね。プレミア12は始まったばかり。侍ジャパンの負けられない戦いは続きます。






にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ 




この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゴールドアクター3連勝で重... | トップ | 世界野球プレミア12 侍JAPAN... »
最新の画像もっと見る

Sports」カテゴリの最新記事