日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2023年の中央競馬始動!中山金杯はラーグルフ、京都金杯はイルーシヴパンサーが勝利!

2023年01月05日 | 競馬

2023年の中央競馬が1月5日に開幕!この日は新春恒例の東西金杯が行われました。今年最初の重賞ウィナーに輝くのはどの馬か!?


中山メイン・第72回日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ・芝2000m 17頭立て)は、ラジオNIKKEI賞を勝った⑤フェーングロッテン、きさらぎ賞覇者①マテンロウレオ、おととしのホープフルステークス3着③ラーグルフ、3連勝で重賞挑戦⑮レッドランメルト、ダートから芝に戻って来た⑪ラーゴム、中山牝馬ステークス優勝②クリノプレミアム、オールカマー3着⑫ウインキートス、⑧カレンルシェルブル、⑦アラタなどが参戦しました。
スタートでクリノプレミアムが飛び出し、フェーングロッテンや⑩コスモカレンドゥラ、ウインキートスが先行争いに加わる。マテンロウレオ・ラーグルフ・アラタ・レッドランメルトは中団より前の位置。カレンルシェルブルは内側12番手、ラーゴムは後方2番手でスタンド前を過ぎて行った。
1,2コーナーを回り、向正面に差し掛かるところで、フェーングロッテンが単独先頭、2番手ウインキートス、3番手コスモカレンドゥラ、4番手⑰エヴァーガーデン、クリノプレミアムとレッドランメルトが5,6番手で並ぶ。その後ろの7番手にラーグルフ、8番手アラタ、9番手④レインカルナティオ、10番手にマテンロウレオ。11番手⑯ゴールドスミス、12番手カレンルシェルブル、13番手⑬フォワードアゲン、14番手ラーゴム。後方は15番手⑭ワンダフルタウン、16番手⑨ヒュミドール、最後方に⑥スカーフェイス。
3コーナーを通過し、フェーンが軽快に逃げ、エヴァ―・カレンドゥラ・ランメルト・キートスが2番手集団を形成、クリプレとグルフが6,7番手に控え、レオは中団馬群にいて、アラタとラーゴムは外に持ち出した。
4コーナー手前でフェーングロッテン・エヴァ―ガーデン・レッドランメルトの3頭が並ぶが、最後の直線に入って再びフェーングロッテンが前に出る。残り200mで外からラーグルフが脚を伸ばし、さらにレッドランメルトがフェーンに再接近。後続からアラタ、クリノプレミアム、マテンロウレオも追い込んでくる。残り100mでグルフがフェーンに並び、ゴール前でクリプレが突っ込んできて、最後はほぼ3頭並んでゴールイン!内側フェーングロッテンが粘ったか、真ん中ラーグルフが出たか、それとも外強襲のクリノプレミアムが逆転か?

関東最初の重賞は、ハンデ戦らしくゴール前大接戦となりましたが、勝ったのは1番人気のラーグルフでした。外から追い込んだクリノプレミアムがハナ差の2着、序盤から先行し続けたフェーングロッテンが3着。その後、アラタ4着、マテンロウレオが5着に入りました。
勝ったラーグルフは、前走の甲斐路ステークスに続いての連勝で重賞初制覇。通算でも5勝目をマーク。美浦・宗像義忠厩舎に所属し、父・モーリス、母・アバンドーネ。鞍上の戸崎圭太騎手は、中山金杯2勝目。戸崎騎手は昨年136勝を挙げて3年ぶりの関東リーディングジョッキーに輝き、全国でも2位に入りました。新年早々に重賞を勝ち、今年は久しぶりのGⅠ勝利も期待したいところ。
ラーグルフはおととしのホープフルステークスで3着の後、弥生賞11着、皐月賞8着、セントライト記念5着と重賞で苦戦続き。5度目の重賞挑戦となった今回、道中は7番手に控え、直線ではフェーングロッテンとクリノプレミアムとの叩き合いを制しました。ようやく重賞タイトルを手にしたラーグルフ、今後の目標は大阪杯あたりでしょうか。もし出てくれば、穴を開ける可能性も少なくないだろう。




中京競馬場の第61回スポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ・芝1600m 16頭立て)は、初マイル戦⑬オニャンコポン、NHKマイルカップ2着⑩マテンロウオリオン、マイル戦2勝②プレサージュリフト、昨年2着の雪辱へ③ピースワンパラディ、福永祐一ラスト金杯⑤エアロロノア、昨年の東京新聞杯を勝った⑦イルーシヴパンサー、⑥タイムトゥヘヴン、小倉開催の中京記念を制した①ベレヌス、④アルサトワなどが参戦しました。
スタートでオニャンコポンとマテンロウオリオンが出負け気味。先行争いでアルサトワとベレヌスの2頭が行くが、ベレヌスが先手を取る。アルサトワ2番手、⑨ダイワキャグニー3番手、4番手②プレサージュリフト、5番手集団にピースワンパラディ・⑧ヴィクティファルス・⑫シュリの3頭。8番手集団にエアロロノア・⑪エントシャイデン・⑭カイザーミノル、11番手イルーシヴパンサー、12番手⑮シャーレイポピー、13番手オニャンコポン、14番手タイムトゥヘヴン、15番手⑯ミッキーブリランテ、マテンロウオリオンが集団から大きく離されてしんがり追走。
3コーナーを過ぎて、ベレヌス先頭、キャグニー2番手、アルサトワ3番手、プレサージュ4番手。ロロノア6番手、イルパンとパラディが中団、シュリは外側。マテオリはまだ最後方だ。
最後の直線に差し掛かり、今度はダイワキャグニーが先頭に立つが、プレサージュリフト、アルサトワ、シュリが迫る。残り200mでプレサージュリフトが抜け出すが、後続勢からイルーシヴパンサーとエアロロノア、ピースワンパラディが追い上げる。残り100mでイルパンが内側からプレサージュをかわして先頭に躍り出て、ロロノアが2番手に上がったが、イルーシヴパンサー先頭でゴールイン!イルーシヴパンサーが中京マイルで復活!

最後の中京開催となった京都金杯は、5番人気のイルーシヴパンサーが最内を突いて快勝。2着には4番人気のエアロロノア、2番人気のプレサージュリフトが3着。3番人気のプレサージュリフトは4着、マイル初挑戦のオニャンコポンは6着。1番人気のマテンロウオリオンは13着と惨敗しました。向正面でポツンとしんがりだったからなあ。
勝ったイルーシヴパンサーは、昨年2月の東京新聞杯以来となる重賞2勝目。2021年6月の3歳以上1勝クラスから4連勝で重賞制覇の後、安田記念で1番人気に支持されるも8着。関屋記念で巻き返しを図るも11着と完敗。前走から約5か月ぶりのレースとなった今回、岩田望来騎手との初コンビで久しぶりの勝利を手にしました。望来騎手もゴールと同時にガッツポーズが飛び出しました。
そんな岩田望来騎手ですが、昨年は自身初の年間100勝(103勝)を達成すれば、11月のJBCレディスクラシックでGⅠ級初勝利を果たしました。年間勝ち星では父・康誠騎手を超えたけど、今年こそはJRAのGⅠを勝つところを見てみたい!









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