3月10日に東京ドームで行われる「東日本大震災復興支援ベースボールマッチ 日本VS台湾」に出場する代表メンバーが26日に発表されました。今回は福岡ソフトバンクホークスの秋山幸二監督が侍JAPANの指揮を執り、メンバーも若手主体となりました。
選出された代表メンバーは次の通り
<監督>秋山幸二(ソフトバンク)
<投手>
斎藤佑樹(日本ハム) 平野佳寿(オリックス)
田中将大(楽天) 吉見一起(中日)
浅尾拓也(中日) 石川雅規(ヤクルト)
沢村拓一(巨人) 内海哲也(巨人)
<捕手>
細川亨(ソフトバンク) 炭谷銀仁朗(西武)
嶋基宏(楽天)
<内野手>
本多雄一(ソフトバンク) 中島裕之(西武)
中村剛也(西武) 坂本勇人(巨人)
新井貴浩(阪神) 栗原健太(広島)
渡辺直人(DeNA)
<外野手>
内川聖一(ソフトバンク) 中田翔(日本ハム)
糸井嘉男(日本ハム) 坂口智隆(オリックス)
岡田幸文(ロッテ) 長野久義(巨人)
出場メンバー24人中14人がパリーグ所属の選手。昨年日本一に輝いたソフトバンクからは、本多選手、内川選手、細川捕手の3人が選出されました。投手では、昨季の沢村賞を受賞した田中投手、セリーグ新人王・沢村投手、セリーグMVP・浅尾投手、日ハム・斎藤投手が選ばれ、内野手ではパリーグ本塁打王・おかわり君こと中村選手、外野手では中田翔選手、セリーグ首位打者の長野選手などが選ばれました。
今回のメンバーを見ると、昨季のタイトルホルダーがたくさん代表入りし、若手選手も結構選んだなあという印象があります。秋山監督も「将来を見据えて、若い選手に国際試合を経験させたかった」と選考についてコメントしていました。高校時代ライバル関係にあった田中投手と斉藤投手が揃って代表入り。親善試合当日はマー君が先発に上がり、斉藤投手との豪華リレーが実現するのか気になるところだ。
それに細川捕手や栗原選手のような東北地方出身者も選ばれています。被災者たちのためにも素晴らしいプレーを見せてもらいたい。
来年開催される「第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の代表入りをかけたサバイバルレースがいよいよ幕開け。台湾戦は選手たちのアピール合戦になる事は必至。それに台湾代表とはWBCで戦う可能性もあるので、前哨戦ともいえるでしょう。台湾に勝利してWBC3連覇へ好スタートを切れるのでしょうか?
日本VS台湾の試合チケットは2月3日から販売され、当日は現在関東で生活している被災者1万3千人を無料招待し、大会収益金の一部が被災地に贈られる予定。試合開始は18:25で、TBSが試合の模様を生中継します。また、侍JAPANの前に「社会人選抜VS大学選抜」の試合が行われます(12時試合開始)。3月10日はドームで、お茶の間で侍JAPANを応援しよう!