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暑すぎてつらい。

マイルCS南部杯2020 アルクトスが日本レコードでGⅠ初制覇!

2020年10月12日 | 競馬

秋のダートマイル王決定戦・第33回マイルチャンピオンシップ南部杯(交流GI、ダート1600m・16頭立て)が12日、岩手・盛岡競馬場で行われました。JRA勢からは、昨年の優勝馬⑪サンライズノヴァ、フェブラリーステークスを制した⑤モズアスコット、かしわ記念を制した⑮ワイドファラオ、ダートGⅠ5勝⑯ゴールドドリーム、2019年フェブラリーステークス優勝③インティ、⑭アルクトス、⑨ワンダーリーデルの7頭が参戦。地方勢は東京大賞典3着②モジアナフレイバー(大井)、3年前のジャパンダートダービー馬⑬ヒガシウィルウィン(岩手)、北海道移籍後2連勝④イダペガサス(北海道)などが出走しました。




スタート後の先行争いで、好ダッシュを決めた⑧パンプキンズ(岩手)が前に出るかと思いきや、インティとモズアスコットの2頭が競り合い、最後はインティが先手を取った。パンプキンズ3番手、4番手にアルクトス、5番手モジアナフレイバー、6番手ワイドファラオ、7番手ゴールドドリーム、サンライズノヴァと④イダペガサスが8,9番手で並ぶ。10番手ヒガシウィルウィン、11番手にワンダーリーデル。後方勢は⑫モンサンルリアン(岩手)、⑦スカイサーベル(岩手)、⑩キタノイットウセイ(笠松)、①リンクスゼロ(笠松)、⑥ナラ(笠松)と固まっている。
3コーナーを通過し、先頭争いはインティ、モズアス、アルクトスの3頭が横一線。ワイファラ4番手、モジアナ5番手、ゴルドリ6番手、7番手サンノヴァは鞍上の手が動いている。
4コーナーを回って最後の直線に入ったところで、モズアスコットが先頭に立ち、2番手にアルクトス、モジアナフレイバー外側3番手。さらに大外からサンライズノヴァとワンダーリーデルが追い込んでくる。ゴール前でアルクトスとモズアスが並び、最後はアルクトスが先頭でゴールイン!アルクトスがモズアスコットとの叩き合いを制しました!



【マイルチャンピオンシップ南部杯 全着順】
1着⑭アルクトス     1分32秒7
2着⑤モズアスコット    クビ差
3着②モジアナフレイバー 1馬身1/4
4着⑪サンライズノヴァ   1/2馬身  
5着⑨ワンダーリーデル   1馬身 
6着⑯ゴールドドリーム  
7着⑮ワイドファラオ   
8着⑬ヒガシウィルウィン 
9着③インティ      
10着④イダペガサス    
11着⑦スカイサーベル   
12着⑫モンサンルリアン  
13着⑧パンプキンズ    
14着①リンクスゼロ    
15着⑥ナラ        
16着⑩キタノイットウセイ 

単勝 ⑭ 690円
複勝 ⑭ 230円  ⑤ 200円  ② 440円
枠複 3⃣-7⃣ 3,080円
馬複 ⑤-⑭ 2,980円
馬単 ⑭-⑤ 7,280円
ワイド ⑤-⑭ 900円 ②-⑭ 1,760円  ②-⑤ 2,140円
三連複 ②-⑤-⑭  19,280円
三連単 ⑭-⑤-② 119,250円


雨が降る中で行われたMCS南部杯は、単勝6番人気のアルクトスが、ゴール前でモズアスコットを差し切り優勝。モズアスコットは一旦先頭に躍り出るもクビ差の2着。大井所属のモジアナフレイバー(7番人気)が3着に入り、3連単で11万超の配当がつきました。1番人気のサンライズノヴァは猛追届かず4着に終わり、南部杯連覇ならず。3番人気のゴールドドリームは6着。
岩手勢はヒガシウィルウィンの8着が最高。このレースは岩手競馬に所属する女性ジョッキーが2人参戦し、関本玲花騎手はリンクスゼロに騎乗し14着、深澤杏花騎手はナラに騎乗して15着という結果でした。
GⅠ初制覇のアルクトスは、昨年7月のプロキオンステークス以来となる通算8勝目。鞍上の田辺裕信騎手は南部杯通算3勝目。JRA所属騎手では幸英明騎手に並ぶ最多タイ記録です。栗田徹調教師は厩舎開業10年目で念願のGⅠ初勝利。
アルクトスは昨年も南部杯に参戦して2着に敗れましたが、今回見事にリベンジ達成。走破タイム1分32秒7はダート1600mの日本レコード。2001年の武蔵野ステークスでクロフネが記録した1分33秒3を0.6秒も更新しました。クロフネの記録がすごかったので、ずっと破られないだろうと思っていましたが・・・。来月のJBCスプリントでも見てみたい。





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