日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

川崎記念2013 ハタノヴァンクール交流GI2勝目!今年は打倒アワーズ&ローマンだ。

2013年01月31日 | 競馬

2013年最初のダート交流GI競走・第62回川崎記念(農林水産大臣賞典 GI・ダート2100m)が30日、神奈川県・川崎競馬場で行われました。11頭立ての今年は、JRAからは昨年のJBCクラシックでGI初制覇を果たした⑪ワンダーアキュート、ジャパンダートダービー馬③ハタノヴァンクール、GI初挑戦①グラッツィア、②タカオノボル、④クリールパッションの5頭が参戦。対する地方勢は地元・川崎代表の⑥コスモワイルド、⑤カキツバタロイヤル(船橋)、10歳馬⑩ゲイルバニヤン(北海道)などが出走しました。


直前の単勝の上位人気は、ワンダーアキュートが単勝1.3倍と圧倒的な1番人気を集め、ハタノヴァンクールが2番人気(2.9倍)で追い、グラッツィア3番人気(8.7倍)。10倍以下はこの3頭で、4番人気以降はタカオノボル、カキツバタロイヤル、コスモワイルド、クリールパッションと続きました。
向正面からのスタートで、グラッツィアが少し出遅れたが、3番手集団まで盛り返す。まず先手を奪ったのはタカオノボルで、ワンダーアキュートが2番手。3番手集団にグラッツィア、ハタノヴァンクール、カキツバタロイヤルの3頭。6番手のところにクリールパッションとコスモワイルド。8番手に⑦サクラロミオ(船橋)、9番手⑧トウホクビジン(笠松)、ゲイルバニヤンが10番手から徐々に順位を上げ、⑨イーグルビスティー(岩手)が最後方追走。1周目のスタンド前に入り、タカオノボルがペースを握り、ヴァンクールが3番手、ゲイルバニヤンが4,5番手まで進出。ゴール板を過ぎたところで、後方にいた3頭が離れて行った。
2コーナーを回って2周目の向正面に入った次の瞬間、先頭で逃げていたタカオノボルが急に減速し、中団まで下がってしまう。代わってグラッツィアが先頭に立ち、アキュート2番手。内側のクリールパッションが3番手、ヴァンクール4番手。5番手グループにはカキツバタ、タカオ、ワイルドの3頭。8番手で追うサクラロミオは川島正太の手が動いている。トウホクビジン9番手。後方は少し置かれてイーグルビスティー、ゲイルバニヤンはしんがり。
3コーナーを回り、グラッツィアが先頭をキープするが、外に持ち出したハタノヴァンクールが2番手に上がり、4コーナーから最後の直線に差し掛かったところでグラッツィアをかわして先頭に躍り出る!グラッツィアも粘り、ワンダーアキュートが大外から追い込むが、ヴァンクールが抜け出してアキュートの追撃を抑えてゴールイン!3歳ダート王・ハタノヴァンクール、4歳初戦で2つ目のGIタイトルを奪いました!



全着順&払戻金
1着③ハタノヴァンクール  2.15.4
2着⑪ワンダーアキュート  1/2馬身
3着①グラッツィア     1馬身1/2
4着②タカオノボル    3馬身
5着④クリールパッション 3馬身
6着⑤カキツバタロイヤル 5馬身
7着⑦サクラロミオ    2馬身
8着⑨トウホクビジン    大差
9着⑥コスモワイルド   5馬身
10着⑨イーグルビスティー  4馬身
11着⑩ゲイルバニヤン   7馬身

単勝 3 290円
複勝 3 100円 11 100円 1 110円
枠連複 3-8 150円
馬連複 3-11 140円
枠連単 3-8 330円
馬連単 3-11 400円
ワイド 3-11 100円 1-3 200円 1-11 150円
三連複  1-3-11 200円
三連単  3-11-1 950円


5着まで中央勢が独占した今年の川崎記念は、ハタノヴァンクールが直線で早々と先頭に立ち、ワンダーアキュートを半馬身差抑えて優勝。昨年のジャパンダートダービー以来の勝利でGI2勝目を手にしました。鞍上の四位洋文騎手は同レース初勝利です。四位騎手は昨年12月22日の阪神5Rでの油断騎乗により、30日間の騎乗停止処分を受け、1月26日に戦列復帰したばかり。騎乗停止後初のGI競走に勝って、復活を印象付けてみせました。
2着のワンダーアキュートは、外からヴァンクールを追い詰めたけど届きませんでした。JBCの後、ジャパンカップダートで2着、東京大賞典で3着と惜敗続き。フェブラリーステークスは未定だけど、出るからには勝ちたいのでは?タカオノボルは序盤は先頭でレースを引っ張ったけど、2コーナーで突然失速し、終盤盛り返して4着ゴール。グラッツィアに乗っていた岩田康誠騎手の話によると、「物見をしていた」との事。レース動画を見ると、完全によそ見していましたね。ちゃんと前を見て走っていれば、3着以内に入れたと思います。もったいないですねえ。
ハタノヴァンクールは3歳だった昨年、4連勝でジャパンダートダービーを制覇。ダート5戦無敗という実績を誇り、次のダート界の主役候補と言われていました。しかし、対古馬初戦のみやこステークスで10着と大敗すると、JCDで8着、東京大賞典で2着と古馬の壁にぶち当たって3連敗。迎えた今回の川崎記念で、ようやく古馬ダートGIで勝利を挙げると共に連敗脱出。陣営の話ではフェブラリーSは回避、ドバイ遠征は「選ばれない」と悲観的。次は帝王賞を目指す予定。帝王賞ではニホンピロアワーズ、ローマンレジェンドとの3強対決が実現できるといいですね~。その時が来るのを楽しみにしたいと思います。




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