日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

皐月賞馬の実力は本物だった!オルフェーヴル日本ダービー制覇で2冠達成!

2011年05月30日 | 競馬

2011年の牡馬クラシック第2戦・第78回日本ダービー(東京優駿・GI 芝2400m 18頭立て)が29日、東京競馬場で行われました。2008年に生まれたサラブレッド7458頭の頂点を決める今年のダービーは、皐月賞馬の⑤オルフェーヴルが2冠制覇に挑み、皐月のリベンジを誓う②サダムパテック、青葉賞の勝ち馬①ウインバリアシオン、京都新聞杯の覇者⑥クレスコグランド、⑨コティリオン、⑯トーセンレーヴ、⑮トーセンラー、④リベルタスの「ディープインパクト産駒」勢、他にも⑦ベルジャザール、⑩ナカヤマナイト、⑰ユニバーサルバンクなどが参戦。さらに世界最高のジョッキーの一人であるランフランコ・デットーリ騎手がダービーのために来日し、⑪デボネアに騎乗してダービー制覇を狙いました。激しい雨と不良馬場での戦いを制し、3歳最強の座に就くのは一体どの馬だ?



直前の単勝オッズは、1番人気がオルフェーヴル(3.0倍)、2番人気サダムパテック(6.0倍)、3番人気デボネア(7.8倍)。4番人気のナカヤマナイト(8.8倍)までが10倍以下で、後はトーセンレーヴ、トーセンラー、コティリオン、ベルジャザールと続きました。
注目のスタートは、リベルタスと⑬ロッカヴェラーノが後方に下げ、スタンド前での先行争いではサダムパテックが好スタートを切るが、③オールアズワンが鼻を奪い、トーセンレーヴ、ユニバーサルバンク、⑱ノーザンリバーの8枠3頭が先頭に迫る。トーセンラーとパテックは7,8番手、オルフェーブルとデボネアは後方でゴール板を通過しました。
1,2コーナー中間点で早くも縦長となり、先頭のオールアズワンは、向正面で2番手に大きく引き離しにかかります。2番手にノーザンリバー、3番手の位置に⑭ショウナンパルフェとユニバーサルバンク、ベルジャザールが5番手、6番手圏内にトーセンラーとトーセンレーヴ、サダムパテックは中団の10番手あたりか。ナカヤマナイト、デボネア、クレスコの3頭が11番手集団を形成、その後ろの14番手にオルフェーヴルが追走。後方グループは、ウインバリアシオン15番手、16番手にロッカヴェラーノ、コティリオンが後方2番手追走、最後方のリベルタスは大きく離され、スピードが落ちている。これは競走中止か。
3,4コーナーの大ケヤキを通過し、アズワンの大逃げは変わらず。パテック、デボネア、オルフェ、レーヴ、ナカヤマナイトの有力勢はまだ中団待機。いよいよ勝負は4コーナーから最後の直線へ!逃げるオールアズワンは先頭で直線に入り、まだリードは保ったまんま。2番手からは最内のトーセンラー、ショウナンパルフェが上がって来ている。ベルジャザール、パテック、オルフェーヴルは馬群の真ん中。残り300mでナカヤマナイトとオルフェーヴルがアズワンを捕らえると、オルフェがわずかに先頭に躍り出る。さらに大外からバリアシオンが襲いかかり、先頭争いはオルフェとバリアシオンの2頭に絞られた。バリアシオンが追い詰めるが、残り100mを切ってオルフェーヴルが完全に抜け出して先頭ゴールイン!皐月賞馬の実力は本物だった!オルフェーヴル2冠制覇だ!




最終成績&払戻金
1着⑤オルフェーヴル      2分30秒5
2着①ウインバリアシオン      1 3/4馬身
3着⑦ベルシャザール        7馬身
4着⑩ナカヤマナイト        クビ
5着⑥クレスコグランド       アタマ
6着⑭ショウナンパルフェ       3 1/2馬身
7着②サダムパテック        1 1/4馬身
8着③オールアズワン          クビ
9着⑯トーセンレーヴ          1/2馬身
10着⑰ユニバーサルバンク       ハナ
11着⑮トーセンラー           アタマ
12着⑪デボネア            3/4馬身
13着⑧フェイトフルウォー       クビ
14着⑨コティリオン          ハナ
15着⑬ロッカヴェラーノ       3/4馬身
16着⑫エーシンジャッカル       2馬身
17着⑱ノーザンリバー          9馬身
   ④リベルタス         競走中止
単勝 5 300円
複勝 1 660円 5 150円 7 450円
枠連 1-3  580円
馬連 1-5 3,380円
馬単 5-1 4,540円
ワイド 1-5 1,290円  1-7 5,390円 5-7 990円
3連複 1-5-7 22,950円
3連単 5-1-7 100,300円


皐月賞馬・オルフェーヴルが1番人気の期待に応えて日本ダービーを制し、3歳馬7458頭の頂点に立ちました!府中でのGIを連勝し、史上22頭目となるクラシック2冠を達成です。ウインバリアシオンが2着、7馬身差の3着争いはベルジャザールが入りました。2番人気のサダムパテックは7着、デットーリ騎手が乗ったデボネアは12着に終わりました。ディープ産駒は、トーセンレーヴ9着、トーセンラー11着、コティリオンは14着という結果に。なお、リベルタスは異常歩様を発生し4コーナー手前で競走中止。診断の結果異常なしでした。
優勝したオルフェーヴルに騎乗した池添謙一騎手は、7度目のダービー挑戦で悲願の初勝利。今年のGI2勝目、JRAGIでも通算13勝目を飾りました。管理する池江泰寿調教師もダービー初V。2005年には父の泰郎さんがディープインパクトで制しており、親子2代でのダービー制覇となりました。池添騎手はウイニングランの時や優勝インタビューの時に嬉し涙を流しておりました。
以前このブログで「末脚のキレっぷりが良く、2冠制覇の可能性があるだろう」と書いたんですが、今回も皐月賞と同様に末脚が炸裂。皐月の時は内側からだったけど、ダービーでは真ん中から突き抜けて見せました。不良馬場で完勝、春のクラシック2冠を達成し、名実ともに3歳№1の座に就いたオルフェーヴル、秋以降は菊花賞で3冠に挑むか、凱旋門賞参戦もあり得るんじゃないでしょうか。重い馬場でも結果を出しているから、凱旋門でもいい走りが期待できるはずだが…。

来週は東京GIシリーズのラストを飾る、上半期最強マイラー決定戦&アジアマイルチャレンジ最終戦・第61回安田記念が行われます。ヴィクトリアマイルでブエナビスタを破ったアパパネをはじめ、今年重賞2勝のシルポート、昨年のマイルCS覇者・エーシンフォワード、京王杯SCの勝ち馬・ストロングリターン、他にもショウワモダン、ジョーカプチーノ、リーチザクラウン、リディル、ダノンヨーヨー、スマイルジャック、サンカルロなどが出走予定。香港からはサムザップ、ビューティーフラッシュの2頭が参戦します。アパパネが牡馬を一蹴する事が出来るのか注目です。



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