日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

関東に競馬が帰ってきた!府中決戦の皐月賞を制したのはオルフェーヴル!

2011年04月25日 | 競馬

東日本大震災の影響で中止が続いていた、関東圏での中央競馬が23日にようやく再開されました。この時が来るのを本当に待っていたので、非常に嬉しい!24日は東京競馬場にて2011年3歳牡馬クラシックの第1戦・第71回皐月賞(GI・芝2000m)が行われました。このレースは例年だと中山競馬場で実施するのですが、今年は震災の影響により東京での実施となりました。府中での皐月賞は1988年以来23年ぶりです。
このレースには、弥生賞を勝った④サダムパテック、スプリングステークスの勝ち馬⑫オルフェーヴル、共同通信杯を優勝した⑤ナカヤマナイト、②ダノンバラード、⑯トーセンラー、⑬リベルタスのディープインパクト産駒勢、他にも①ステラロッサ、⑪ベルシャザール、⑥ダノンミルなどが1冠目のタイトル獲りに参戦してきました。


直前の単勝上位人気は、1番人気はサダムパテック(2.5倍)、2番人気はナカヤマナイト(5.9倍)、3番人気のベルシャザール(7.9倍)までが10倍以下で、その後にオルフェーヴル、トーセンラー、ダノンミルと続きました。
注目のスタートで、ステラロッサとダノンバラードの1枠2頭が上手く飛び出し、サダムパテックはやや遅れ気味のスタート。先行争いでは⑩エイシンオスマンが押して先頭に立ち、後続を引き離しにかかります。ベルシャザールが2番手、その後ろの3番手にステラロッサ、4番手に⑰プレイ、ダノンバラードは⑧ビッグロマンスと並ぶ形で5,6番手追走。中団の位置にダノンミル8番手、ナカヤマナイト9番手、パテック10番手で控えている。オルフェーヴルは⑭フェイトフルウォーと並走、14番手のところでリベルタスとトーセンラーのディープ産駒2頭が並び、③ノーザンリバーと⑱オールアズワンが最後方追走で3コーナーへ。
先頭を行くエイシンオスマンは前半1000mを60秒台で通過。2番手集団を5馬身以上離して独走態勢が続く。2番手以降はベルシャザール、ステラロッサ、ダノンバラードと続く。パテックとナカヤマナイトはまだ7,8番手。残り800m~ケヤキのところでは、縦長の状態となり、4コーナー付近でオスマンとベルジャの差が縮まって最後の直線へ。オスマンは未だに先頭を走ってるが、脚色が鈍くなった。
直線に向いて、ベルジャザールとプレイが先頭争いを繰り広げると、残り400mを切ったところでナカヤマナイト、ダノンバラード、サダムパテックのオルフェーヴルの4頭が迫り、残り200mのところでオルフェーヴルが抜け出して先頭に浮上!パテックがダノバラを抜いて2番手で猛追するが、オルフェーヴルには届かない。オルフェーブルはゴール前で引き離して1着FINISH!影を踏ませない完勝劇で最初の1冠を奪取しました!


全着順&払戻金
1着⑫オルフェーヴル   2.00.6
2着④サダムパテック   3馬身
3着②ダノンバラード   1 1/4馬身
4着⑮デボネア       3/4馬身
5着⑤ナカヤマナイト    1/2馬身
6着⑦ロッカヴェラーノ    アタマ
7着⑯トーセンラー      3/4馬身
8着⑩エイシンオスマン   クビ
9着⑰プレイ          ハナ
10着①ステラロッサ     1/2馬身
11着⑪ベルシャザール    1/2馬身
12着⑭フェイトフルウォー  3/4馬身
13着⑥ダノンミル        ハナ
14着⑨カフナ            クビ
15着③ノーザンリバー    1/2馬身
16着⑱オールアズワン    クビ
17着⑧ビッグロマンス     大差
18着⑬リベルタス       大差
払戻金
単勝 12 1080円  
複勝 2 550円 4 130円 12 300円  
枠連 2-6 570円  
馬連 4-12 1260円
馬単12-4 3740円
ワイド2-4 1330円  2-12 3840円 4-12 630円 
3連複 2-4-12 9220円  
3連単 12-4-2 55450円



実力伯仲で混戦必至になると言われていた今年の皐月賞は、直線で真ん中から突き抜けたオルフェーブルが2着に3馬身差の圧勝で制しました。1番人気だったサダムパテックは2着に敗れ、岩田康誠騎手の3連覇はならず。3着にはディープ産駒のダノンバラードが入りました。2番人気だったナカヤマナイトは5着、3番人気のベルシャザールは12着という結果に終わりました。
鞍上の池添謙一騎手は、2009年の有馬記念以来となるJRAGI12勝目で、皐月賞初勝利。またこれが牡馬クラシック初Vとなります。管理する池江泰寿調教師もクラシック初勝利で、父・泰郎氏との親子制覇を達成。
オルフェーブルは父がステイゴールド、ドリームジャーニーを弟に持つという良血馬。父や兄が成し得なかったクラシック制覇の夢を見事に果たしました。この快挙で2頭を超えましたね。昨年8月に新潟の新馬戦で勝利して以降勝ち星から恵まれない時期が続きましたが、前走のスプリングステークスで久々の2勝目を飾りました。今回の皐月賞では、東京コースとは相性がよくない(京成杯2歳Sで10着)、枠が真ん中からやや外寄りと不安要素があったけど、それらを解消し、重賞連勝でGI奪取。
府中コースでの勝利、皐月での内容、脚のキレっぷりからして2冠制覇の可能性もありそう。ただ、ダービートライアルで強力なライバルが出てくると思うので、次の日本ダービーは真の実力が問われそうです。
2着のサダムパテックは、内枠を引いて絶好のチャンスでしたが、スタートタイミングがあまり良くなかったし、直線で抜け出すのに苦労しましたね。スタート難を克服すればダービーでリベンジできるでしょう。

来週の5月1日は、京都競馬場でステイヤー日本一決定戦・第143回天皇賞(春)が行われます。好調のトゥザグローリー、不振脱出を目指すローズキングダム、大阪杯を制したヒルノダムール、ダービー馬・エイシンフラッシュ、ペルーサ、阪神大賞典の勝ち馬・ナムラクレセント、2009年の優勝馬・マイネルキッツ、コスモメドウ、コスモヘレノスなどが出走予定となっています。トゥザグローリーがいま一番春の盾に近い存在なんですが、福永祐一騎手が騎乗停止で春天NGのため、四位洋文騎手とのコンビで臨む事になりそう。当日は豪華メンバーが揃うと思うので、最強古馬を決めるのに相応しい戦いになると思います。



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