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暑すぎてつらい。

Jリーグナビスコカップ2014決勝戦 ガンバ大阪が逆転勝ちで7年ぶり2度目の優勝!

2014年11月08日 | soccer

「2014 Jリーグヤマザキナビスコカップ」の決勝戦が8日、埼玉スタジアム2002で行われました。国立競技場の改修に伴い、埼スタでの開催となる今年の決勝は、ガンバ大阪とサンフレッチェ広島の西日本勢同士の対決。両チームは今季3度対戦(リーグ戦&天皇杯)し、ガンバの2勝1分け。7年ぶりの優勝を狙うガンバが、J1に復帰していきなりタイトル奪取なるか?それとも、広島がナビスコ杯初優勝か?



両チームのスタメン
[サンフレッチェ広島]
GK 1 林卓人
DF 33 塩谷司
DF 5 千葉和彦
DF 4 水本裕貴
MF 18 柏好文
MF 6 青山敏弘
MF 30 柴崎晃誠
MF 16 山岸智
MF 9 石原直樹
MF 10 高萩洋次郎
FW 11 佐藤寿人

[ガンバ大阪]
GK 1 東口順昭
DF 14 米倉恒貴
DF 5 丹羽大輝
DF 8 岩下敬輔
DF 22 オ・ジェソク
MF 17 明神智和
MF 15 今野泰幸
MF 13 阿部浩之
MF 7 遠藤保仁
FW 39 宇佐美貴史
FW 29 パトリック


広島ボールでキックオフしたこの試合、前半4分に広島は右サイドで高萩がクロスを上げ、ゴール前で佐藤寿人がヘディングシュートを放つも、ポスト右直撃。膠着状態が続く中で迎えた前半20分、ペナルティエリア内でガンバDF岩下がハンド。広島にPKが与えられる。このPKを寿人が右隅に蹴り、ボールはガンバGK東口の手に当たるも、ゴールに吸い込まれる。エース・寿人のPKで広島が1点を先取します。
1点を追うガンバは、25分に右CKのこぼれ球を今野が拾うもシュートに持ち込めず。27分には阿部が遠藤とのワンツーから抜け出してシュートを放つも、GKにキャッチされてノーゴール。広島は32分、右サイドの高萩が前線へロングパス→PA内に進入した寿人が反応するも、その前にGK東口がクリア。前半35分、広島は左サイドで山岸がクロス→ガンバDFが上手くクリア仕切れず→石原の左足シュートはポスト左に当たるも、はね返りを寿人が冷静にゴールを決め、広島が2-0と突き放す!
しかし、その3分後の38分にガンバが反撃。左サイドから遠藤のクロス→パトリックがヘディングで合わせて1点を返す。前半は2-1で広島1点リードで折り返します。

1点差に詰め寄ったガンバは、後半開始から明神に代えて大森晃太郎を投入。後半5分、大森のループパスを受けたパトリックが、胸トラップから反転して右足を振りぬくが、シュートは広島GK・林のセーブに阻まれる。さらにその1分後、左サイドの遠藤のパス→阿部がシュートを放つも、またしても林がファインセーブ!今度は右手一本で止めて見せた。後半9分、左サイドで宇佐美がクロスを上げ、ゴール前でパトリックが飛び込んでゴールネットを揺らす!パトリックの連続ヘディングゴールが決まり、ガンバが2-2の同点に追いつきます!
勢いに乗るガンバは18分に遠藤がシュートを狙うも決まらず。広島も後半21分、山岸がPA左からシュートを打つも大きく外れる。後半23分、大森→宇佐美の折り返し→パトリックが合わせるも、枠を捉えられない。後半26分、ガンバは敵陣でボールを繋ぎ、阿部の左足シュートは広島GK・林に防がれたが、ゴール前詰めていた大森が頭で押し込んだ!途中出場・大森のゴールで、ガンバが3-2と逆転成功!
試合をひっくり返された広島は、後半27分に清水航平、後半33分に森崎浩司、後半38分に皆川佑介と立て続けに選手を投入。38分、森崎浩司のクロス→石原→柴崎がシュートを放つも、ゴール右に外れる。後半42分には右サイドでFKを獲得するもダメ。ガンバは後半43分、右サイドで遠藤のFK→パトリックのヘディングシュートはGK正面。さらに途中出場・リンスがミドルを狙うも左に逸れた。広島はアディショナルタイムに反撃を仕掛けるも、最後までゴールを奪えず。試合はこのまま3-2で終了。ガンバ大阪が2度目のナビスコカップ優勝を飾りました。



点の取り合いとなったナビスコカップ決勝戦は、佐藤寿人選手の連続ゴールで広島が先行するも、前半38分のパトリック選手のゴールで、試合の流れがガンバに傾き、後半に2ゴールを奪い、2点ビハインドをひっくり返しました。ガンバが挙げた3得点は全てヘディングによるものです。
この試合2得点を挙げたパトリック選手は、今大会のMVPを獲得。外国人選手のMVP受賞は、1997年のジョルジーニョ(鹿島アントラーズ)以来、史上4人目です。1点目のゴールは188センチの長身を上手く活用し、2点目はダイビングヘッドでゴールを突き刺しました。過去に川崎フロンターレとヴァンフォーレ甲府に在籍し、今年7月にガンバに加入。リーグ戦では16試合に出場して8得点をマークしています。
3点目を挙げた大森選手は、後半開始からピッチに入り、後半26分に優勝を決定付ける逆転ゴール。決勝の大舞台で最高の仕事をやってのけましたな。
逆転勝利で2007年以来7年ぶりの優勝を果たしたガンバ大阪は、J1復帰後初のタイトルを獲得。リーグ戦では2位につけ、天皇杯でもベスト4まで進んでおり、3冠もしくは2冠の可能性が残されており、今回の優勝は「まず1冠奪取」といえるでしょう。11月22日のJ1第32節には、優勝に王手をかけている首位・浦和レッズとの直接対決が控えています。もし天王山でガンバが浦和に勝ったら、勝ち点差2に縮まり、優勝争いが分からなくなりそうだ。
敗れたサンフレッチェ広島は、エースの佐藤選手が挙げた2点のリードを守り切れず。佐藤選手はナビスコ杯歴代最多の28ゴールを記録。先制のPKを決めた後、チームみんなで「ようかい体操」のパフォーマンスを披露しました。GKの林選手は後半にファインセーブが2度ありましたが、ガンバの勢いを防ぐことができませんでした。これで広島はリーグ戦3連覇の夢は断たれ、天皇杯で4回戦敗退(ガンバに負けた)、ナビスコ杯準優勝で無冠確定です。ナビスコ&天皇杯のカップ戦の決勝は7連敗。大一番で勝負弱さを露呈する広島、この呪縛から解放されるのはいつになるのか。



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