日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

柔道元金メダリストがセクハラ行為で懲戒解雇。

2011年11月30日 | Sports
2004年のアテネ五輪、2008年の北京五輪の柔道男子66kg級で金メダルを獲得し、現在は九州看護福祉大学の客員教授および女子柔道部のコーチである内柴政人さんが、女子柔道部員にセクハラしていたとして、29日付で懲戒解雇されました。


この日大学内で開かれた記者会見によると、内柴氏は9月に合宿先のホテルで未成年の女子部員に対し、飲酒した上でセクハラ行為に及んだとしています。その後、女性の家族が「セクハラを受けた」と訴え、10月に調査委員会を設置。内柴氏と学生らに事情聴取し、内柴氏は「合意のうえだった」と供述。会見に出席した二塚信学長は「教育職員として適性を欠き、大学の信用を失墜させた」と解雇の理由を述べた後、「被害者、保護者、世間をお騒がせして大変申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
内柴氏はアテネ五輪で金メダルを獲得すると、2008年の北京五輪で連覇を達成し、熊本県民栄誉賞を受賞。2009年からは九州看護福祉大学の非常勤講師を務め、昨年4月から女子柔道部コーチを務め、現役引退後の今年1月からは客員教授に就任していました。セクハラ発覚後は、大学から自宅待機を指示され、請け負っている講義も休止していました。

11月上旬に「内柴セクハラ疑惑」と週刊誌に報じられ、内柴氏本人は当初セクハラについては否定していましたが、一転して「合意の上だった」とセクハラを認める発言をしていました。
このニュースを知った時、「かつての金メダリストが何をやってるんだ」と呆れるしかなかったです。今まで日本人の金メダリストの不祥事は聞いた事なかったけど、恐らく初めてじゃないですか。オリンピックで2度も金メダルを獲得し、指導者として再び花を咲かそうとした時にセクハラでクビ。過去の栄光が一瞬にして地に堕ちてしまいました。
北京五輪で優勝したとき、スタンドで観戦していた子供の名前を何度も連呼していて、「家族思いのある人だなあ」と思っていたけど、未成年の部員に手を出した事でイメージがガラリと変わってしまいました。奥さんや子供の心を傷つけるなんて本当にしょうもないクズ人間だな。
今回の報道で全柔連の会長が「事実であれば残念だ。あってはならない」、JOCの副会長「五輪金メダリストは世の中の模範となるべき存在なのに」と落胆的なコメントをしておりました。今後の人生は柔道界から追放、妻子に愛想をつかされ離婚と転落の道を辿りそうな予感。再出発を図るとしたら、総合格闘技に転向しかないのでは…。



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