日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

高校通算111本塁打の清宮幸太郎がプロ志望宣言!

2017年09月22日 | Sports

高校通算で歴代最多の111本塁打の記録を持っている早稲田実業の清宮幸太郎選手が、22日にプロ志望届を提出することを明らかにしました。10月26日に開催される「プロ野球ドラフト会議」では、複数球団の指名は間違いないでしょう。



清宮選手は22日午後に早稲田実業高校のホールで記者会見を行い、プロ志望届を出すことを表明。卒業後の進路は当初、大学進学を希望していましたが、U-18ワールドカップの開催地・カナダから帰国してすぐにプロ入りを決断したそうです。プロの道を選んだ理由については、「昔からの一番の夢であり、一番高いレベルで野球をやりたかった」と述べました。ドラフトについては「12球団OK、厳しく指導してくれる球団に行きたい」と語り、早実の大先輩・王貞治氏を理想の選手に挙げ、「868本塁打を目指せるような選手になりたい」と力強くコメントしました。

清宮選手は甲子園に2度出場(2015年夏、2017年春)。主将として臨んだ今年の夏の西東京大会では、準決勝で高校通算107号本塁打を放ちましたが、決勝戦では東海大菅生に敗れ、甲子園出場を逃しました。先日行われた「U-18ワールドカップ」では、日本代表のキャプテンを務め、本大会で2本のホームランを放ち、高校通算の本塁打数を111本に伸ばしました。

卒業後の進路が注目されていましたが、プロを目指すことになりましたね。清宮選手の発表を受け、早くも阪神が1位指名を明言。清宮選手と父の克幸さん(ヤマハ発動機ラグビー部監督)は親子そろって阪神ファンだそうで、阪神が交渉権を獲得したらお父さん大喜びすると思います。王さんが理想=福岡ソフトバンクホークスか読売ジャイアンツも清宮獲得に動く可能性もありそう。
高校生の重複指名といえば、1995年に福留孝介選手(当時PL学園)に7球団が競合し、近鉄が交渉権を獲得するも入団拒否。2009年には菊池雄星投手(当時花巻東)を巡って6球団が競合し、西武が引き当てました。清宮選手の場合は何球団が指名に動くのか?


清宮選手がプロ志望を表明した同じ日に、大阪・履正社高校の安田尚憲選手もプロ志望宣言。清宮選手と被ったことについては「たまたまだったけど驚いた」と言っていた安田選手、こちらも競合になるかもしれませんねえ。さらには夏の甲子園を制した花咲徳栄高校からは、清水達也投手、綱脇慧投手、西川愛也選手の3人がプロ志望届を提出したことが明らかになりました。

今年のドラフト会議は、清宮選手、安田選手、広陵高校の中村奨成選手の「高校BIG3」のほかに、「社会人ナンバー1左腕」と言われている田嶋大樹投手(JR東日本)といった選手が上位候補に入っています。今年もまた工藤公康監督がドラフトの目玉選手を引き当ててしまいそうな気がする…。ホークスに清宮選手か安田選手のどちらかが来てくれたら嬉しいな。


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