goo blog サービス終了のお知らせ 

日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

メイショウタバル&武豊してやったり!宝塚記念で会心の逃げ切り!

2025年06月15日 | 競馬

2025年上半期のGⅠシリーズのラストを飾る、第66回宝塚記念(GⅠ・芝2200m 17頭立て)が15日、阪神競馬場で行われました。父の日決戦となる今年の宝塚は、史上初の大阪杯2連覇でファン投票第1位の①ベラジオオペラ、3歳牝馬で有馬記念を制した⑰レガレイラ、2024年菊花賞馬⑬アーバンシック、2023年菊花賞馬②ドゥレッツァ、2023年皐月賞馬⑪ソールオリエンス、2023年春天覇者⑦ジャスティンパレスのGⅠ馬6頭に加え、⑮ロードデルレイと⑨ヨーホーレイクの大阪杯組、ドバイ帰りの⑫メイショウタバル、③ローシャムパーク、今年の春天3着⑯ショウナンラプンタなどが参戦しました。


単勝の人気は、1番人気ベラジオオペラ(4.0倍)、2番人気レガレイラ(4.9倍)、3番人気ロードデルレイ(6.2倍)、4番人気ドゥレッツァ(6.9倍)、5番人気ヨーホーレイク(8.8倍)までが10倍以下、その後にアーバンシック、メイショウタバル、ソールオリエンスと続きました。

スタンド前でのスタートで、ベラジオオペラとドゥレッツァの1枠2頭が好スタートを決めたのに対し、レガレイラが少し遅れた。先行争いで、メイショウタバル、⑭ジューンテイク、⑩リビアングラスの3頭の中から、メイショウタバルが先手を奪う。ベラジオオペラは4番手、6番手グループにはドゥレッツァ・ヨーホーレイク・レガレイラの3頭。ロードデルレイは13番手、ジャスティンパレスとアーバンシックとソールオリエンスは後方待機でゴール板を通過した。
1,2コーナーを回って向正面に入るところで、メイショウタバル単独先頭、2番手ジューンテイク、3番手リビアングラス。その後ろの4番手にベラジオオペラが追走し、5番手④プラダリア、6番手ヨーホーレイク、7番手ドゥレッツァ。中団グループには、8番手レガレイラ、9番手ローシャムパーク、10番手ショウナンラプンタ、11番手⑥ボルドグフーシュ。12番手集団にはアーバンシック・ロードデルレイ・⑤チャックネイトの3頭。15番手ジャスティンパレス、16番手⑧シュヴァリエローズ、ソールオリエンスがポツンとしんがり。
内回り3コーナーに差し掛かり、タバルがまだ軽快に逃げるが、2番手からジューンが接近し、ベラオペが3番手に進出。ヨーホー5番手、レイラも外から進出開始。中団からラプンタ、さらに後方からアーバンも上がって来る。4コーナー手前で17頭が殆ど一団の状態に。
最後の直線コースに入って、メイショウタバルとベラジオオペラの2頭が並び、タバルは内ラチを沿って逃げ粘り、ベラオペは真ん中から抜け出しを図る。しかし、タバルが残り200mで引き離そうとする。3番手争いではチャックネイトとリビアングラスが競り合い、真ん中からショウナンラプンタ、さらに大外からジャスティンパレスが追い込んでくる。レガレイラとロードデルレイ、アーバンシックは伸びてこない。そして、先頭のタバルはゴール前で後続に差を拡げ、そのままFINISH!メイショウタバルが鮮やかに逃げ切って宝塚記念を制しました!


【宝塚記念 全着順】
1着⑫メイショウタバル
2着①ベラジオオペラ
3着⑦ジャスティンパレス
4着⑯ショウナンラプンタ
5着⑤チャックネイト 
6着⑪ソールオリエンス
7着⑩リビアングラス 
8着⑮ロードデルレイ 
9着②ドゥレッツァ 
10着⑥ボルドグフーシュ
11着⑰レガレイラ 
12着⑧シュヴァリエローズ
13着③プラダリア 
14着⑬アーバンシック
15着③ローシャムパーク
16着⑭ジューンテイク 
17着⑨ヨーホーレイク

【払戻金】
単勝 ⑫ 1,140円
複勝 ⑫ 370円 ① 160円 ⑦ 640円
枠連 1⃣-6⃣ 880円
馬連 ①-⑫ 2,370円
馬単 ⑫-① 5,380円
ワイド ①-⑫ 960円 ⑦-⑫ 6,520円 ①-⑦ 2,080円
3連複 ①-⑦-⑫ 23,200円
3連単 ⑫-①-⑦ 127,550円


上半期の総決算・有馬記念は、序盤からレースを引っ張り続けた単勝7番人気のメイショウタバルが、最後まで先頭の座を譲らず逃げ切り勝ちを飾りました。1番人気のベラジオオペラは3,4コーナーで2番手に上がり、直線で外から並びかけるもタバルを捕えきれず2着。阪神コースでは4戦4勝と負け知らずでしたが、初めての敗戦を喫しました。3着のジャスティンパレスは、向正面では後方にいましたが、大外一気の追い上げで3着を確保。単勝オッズで10番人気でしたが、メンバー最速の末脚で低評価を覆しました。
3番人気だったロードデルレイは8着、4番人気のドゥレッツァは9着。2番人気ながら11着に終わったレガレイラは、前走の有馬記念の後に骨折が判明し、半年間も休養。骨折明けというのもあるけど、スタートで少し遅れたのが影響したかも。ていうか、年末まで本気出さない性格なのか?菊花賞馬のアーバンシックもいい所なく14着と大敗しました。

優勝したメイショウタバルは、昨年9月の神戸新聞杯以来の重賞3勝目。鞍上の武豊騎手はこのレース5勝目で、2006年のディープインパクト以来19年ぶりの勝利を挙げました。タバルを管理する石橋守調教師はGⅠ初制覇。石橋調教師と言えばメイショウサムソンのイメージが強く、メイショウの馬でGⅠを勝ったのは運命を感じます。タバルの父・ゴールドシップは2013年と2014年の宝塚記念を連覇しており、今回史上4組目の親子制覇を果たしました。
メイショウタバルは昨年3月の毎日杯で重賞初制覇を果たし、神戸新聞杯でも逃げ切り勝ち。しかし、菊花賞で16着、日経新春杯で11着と2ケタ着順が続いたことで、浜中俊騎手から武豊騎手に変更。ドバイターフでは5着と健闘しました。今回の宝塚記念は、道悪の馬場が味方し、スタートから先頭をひた走り、ベラジオオペラに迫られながらも最後は3馬身差をつけての快勝。ユタカさんのペース配分も見事でした。この勝利でゴールドシップの後継種牡馬が現れたし、ステイゴールド系の血が繋がったのは良かったと思います。
右小回りの周回コースで勝ったから、年末には香港遠征ということもありそう。祖父のステイゴールドは2001年の香港ヴァーズで優勝しているし、ステゴ産駒のウインブライトも香港GⅠで2勝しているから、タバルも香港適性は高いんじゃないかと思います。香港カップでロマンチックウォリアーと再戦し、そこで勝てたら最高だけどなぁ。











最新の画像もっと見る