福岡でのオープン戦を終えたホークスは、アウェーでの長い戦いが始まりました。
アウェー初戦は、広島との対戦。福岡では惜敗だったホークス。尾道では昨日のリベンジといきたいところです。
広島は黒田、ソフトバンクは和田の先発で始まったこの試合、2回表に松中と小久保の連打で無死3塁2塁のチャンスを作ったホークスは、広島・倉のパスボールで先制。この後、アダムが併殺打の間に小久保が生還し2-0とします。しかし、広島はその裏、森笠のタイムリーで1点を返すと、満塁のチャンスで、梵が2点タイムリーヒットで逆転に成功しました。
先発の和田は5回を投げて3失点。完璧だった前回からは一転、不甲斐ない登板となりました。3回以降は取り戻したのですが、2回の3失点は痛かった。次に期待しましょう。
6回表、ソフトバンクは本多の四球、途中出場の城所が2塁打で同点に追いつき、逆転のチャンス。このチャンスに、川崎がレフト前にタイムリーヒットを放ち逆転に成功。なおも2死2塁1塁で、こちらも途中出場の松田が2塁打を放ち追加点を挙げます。この回は若手の活躍でソフトバンクが再びリードする展開になりました。
8回に1点を追加してソフトバンクは、9回に城所が右中間にダメ押しの2ランホームランで勝負あり。8-3でソフトバンクが昨日の雪辱を果たしました。
広島-ソフトバンク(13時、尾道、7034人)
ソフト 020 003 012-8
広 島 030 000 000-3
▽勝 和田3試合2勝
▽敗 高橋2試合1勝1敗
▽本塁打 城所1号(2)(大竹)
今日の試合は、城所が大暴れの一日でした。最初の打席で同点2塁打、3打席目でホームランを放ちました。開幕1軍に生き残りをかけて臨むところで、この活躍ぶり。1軍でのホームランシーンが早く見たい。他にも本多が3打席出塁しヒット1本、松田が打点を挙げるなど、若手打者の収穫が多い試合でした。投手陣は、2番手の馬原以降、甲藤・二コースキー・山村がパーフェクト・リリーフを見せました。この完璧な中継ぎリレーを竹岡と高橋秀に見せてあげたい感じです。
ソフトバンクのオープン戦の成績は、12試合を終えて8勝4敗、勝率.667で現在3位。明日は愛知・刈谷球場で中日との対戦です。何でナゴヤドームじゃないんだ!
明日は杉内が登板予定です。杉内さん、恐竜打線を封じ込める好投を期待しています。特に中村ノリには気をつけてね。