日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

オルフェーヴル覇権奪還へ好スタート!ジェンティルドンナはドバイGIで2着に終わる。

2013年04月01日 | 競馬

この週末は競馬ファンが注目するような出来事が相次ぎ、30日深夜に昨年の年度代表馬・ジェンティルドンナが「ドバイシーマクラシック」に挑戦、31日は昨年の凱旋門賞2着のオルフェーヴルが「産経大阪杯」に参戦しました。


日本時間30日深夜、ドバイ(アラブ首長国連邦)・メイダン競馬場で行われた「ドバイシーマクラシック(GI・芝2410m 11頭立て)」は、日本からは⑧ジェンティルドンナと⑦トレイルブレイザーの2頭が出走し、他にもフランス最強牝馬①シャレータ、昨年のブリーダーズカップターフを制した⑥セントニコラスアビー、海外GI3勝の実績を持つ⑩ドゥーナデンなどが参戦しました。
スタートでトレイルブレイザーが好スタートを切り、ジェンティルも良いスタートを見せ、先行策を取った。1コーナーから向正面に入り、シャレータが先頭でレースを引っ張り、セントニコラスアビーが2番手、ジェンティルドンナは3番手追走。4番手②ロイヤルダイヤモンド、トレブレは5番手辺りに控えている。その後ろに⑪アウェイトザドーン、7番手③ジローラモ、④プリンスビショップ8番手、9番手⑨ベリーナイスネイム、10番手ドゥナーデン、⑤シャレスタンが最後方を追走。
11頭一団のまま3コーナーを回り、依然としてシャレータが先頭。2番手のセントニコラスが接近し、ジェンティルはまだ3番手キープ。ロイヤルダイアモンドは先頭集団の後ろにつけ、アウェイトザドーンは大外に持ち出す。トレイルブレイザーは中団の6番手。4コーナーから最後の直線に入り、残り400mを切ったところでセントニコラスアビーがシャレータを交わして先頭に立ち、ジェンティルも2番手に上がり、セントニコラスに迫ろうとするが、なかなか差が詰まらない。逆にラスト100mでセントニコラスアビーが突き放し、そのまま押し切ってゴールイン。ジェンティルドンナは2着でゴールし、海外Gi制覇なりませんでした。


いや~残念でした。ジェンティルドンナの2013年の初戦だった「ドバイシーマクラシック」は、セントニコラスアビーが制し、ジェンティルは2馬身1/4差の2着という結果でした。ドゥナーデンは4着、シャレータは6着、トレイルブレイザーは直線で失速し、最下位の11着に終わりました。勝ったセントニコラスアビーはこれでGI5勝目、芝2400m級のGIでは4勝。まさに「クラシックディスタンスのスペシャリスト」だ。ちなみに、この馬は昨年のドバイシーマで2着に敗れていて、今回は見事リベンジ達成となりました。
左回りの2400mでGI2勝という相性の良さ、出走メンバー中最軽量の54.5㎏の斤量とジェンティルにとって有利な面もありました。レースは道中3番手と好位置で走ったんですが、終始外を回され、直線で末脚が伸びず、最後はセントニコラスアビーに2馬身以上も離されたから、結果的には「力負け」。4か月の休み明けの影響もあるし、海外での経験不足が如実に表れました。海外で勝つにはもっと実戦経験を積まないといけません。まあ、ドバイの悔しさを糧にまた強くなってほしいと思います。ひとまずお疲れさまでした。



一夜明けた31日は、阪神競馬場で春GIに向けた重要なステップレース「第57回産経大阪杯」が行われました。覇権奪還を目指す⑤オルフェーヴルの逆襲はここからスタート。2013年の初戦を白星で飾れたのでしょうか?オルフェ以外にも昨年GI4戦連続2着の珍記録を作った⑭ヴィルシーナ、秋の天皇賞馬で香港遠征が決まった⑦エイシンフラッシュ、昨年の勝ち馬③ショウナンマイティ、GI2勝の⑬ローズキングダム、今年こそGI初タイトルがほしい④ダークシャドウなど豪華メンバーが集結しました。
スタンド前でのスタートは、目立った出遅れはなし。①コパノジングー、⑥トウカイパラダイス、ヴィルシーナの3頭が先行争い。エイシンフラッシュは中団、オルフェは中団より後ろ、ショウナンマイティは後方待機でゴール板を通過。1,2コーナーを回り、向正面に入ったところで、コパノジングーが単独先頭、2番手にトウカイパラダイス、ダークシャドウ3番手に上がり、ヴィルシーナ4番手、その内側の5番手に⑨アスカクリチャン。中団の6番手グループにローキン、フラッシュ、②スマートギアの3頭。9番手に⑧テイエムアンコール、10番手⑩ヒットザターゲット。注目のオルフェーヴルは11番手追走。12番手⑪マッハヴェロシティ、マイティ13番手、⑫タガノエルシコがしんがりという展開。
縦長で内回り3コーナーをカーブし、コパノジングーがまだ先頭、ダークシャドウ、ヴィルシーナ、エイシンフラッシュの3頭が3番手争い、オルフェーヴルが残り600mからスパート開始、4コーナー手前で3番手集団まで押し上げた。最後の直線に差し掛かり、トウカイパラダイスが先頭に立つが、真ん中からエイシンフラッシュ、外からオルフェーヴルが並びかけ、ダークシャドウがイン突きを狙う。残り100mでオルフェーヴルが抜け出し、大外から追い込んできたショウナンマイティを抑えて先頭ゴールイン!今年初戦をしっかりと勝利で飾り、上々の滑り出しを見せました!


やっぱりオルフェーヴルは強い!GI5勝の実力を大いに発揮し、単勝1.2倍の圧倒的1番人気に見事に応えました。今回の勝利で重賞9勝目、日本での勝利は昨年の宝塚記念以来約9か月ぶりとなります。2着のショウナンマイティは、大外から鋭い末脚で襲いかかり、ゴール前でエイシンフラッシュをかわしたけど、オルフェには届かず。それでも上がり3ハロンは14頭中最速の32.9秒を記録しました。3番人気のヴィルシーナは6着に終わり、10戦目で初めて掲示板を外しました。古馬相手には厳しかったか。
昨年は6戦出走して2勝に終わり、凱旋門賞で2着、ジャパンカップでも2着に敗れ、悔しさが大きく残った一年となったオルフェーブル。迎えた2013年、まずは大阪杯で幸先良く勝利を収めました。気になるのは今後のプランで、春の天皇賞を回避して宝塚記念、それから凱旋門賞に向かうと池江調教師が明言しています。ゴールドシップとの直接対決は宝塚まで見られないのでしょうか。相棒の池添謙一騎手は、4月から6月までフランスに長期遠征を実施。池添騎手は昨年の凱旋門賞で乗れなかったので、今年ににかける思いは強いからなあ。異国の地で結果をしっかり残し続けられるよう頑張ってほしい。そして、オルフェ&池添コンビで凱旋門賞制覇を期待しています。


来週は阪神競馬場で牝馬クラシック第1戦・桜花賞があります!チューリップ賞を快勝したクロフネサプライズ、デビュー3連勝中のクラウンロゼ、フィリーズレビューの覇者・メイショウマンボ、ディープインパクトの妹・トーセンソレイユ、2歳女王・ローブティサージュ、サウンドリアーナ、レッドオーヴァル、サンブルエミューズ、コレクターアイテムなどが登録しています。今年の3歳牝馬戦線は絶対的な本命がいなくて混戦模様。桜花賞の結果次第では、主役の座が変わるかも?




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