日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2016マツダオールスター第1戦  野手・大谷翔平が球宴初アーチ&MVP獲得!

2016年07月16日 | Sports

プロ野球の「マツダオールスターゲーム2016」は、16日に横浜スタジアムで第2戦が行われました。福岡での初戦は、筒香嘉智選手など3本のホームランを叩き出した全セントラルが逃げ切り勝ちを収め、昨年からの連勝を3に伸ばしました。横浜でも全セ打線がパリーグ投手陣を打ち崩すか?それとも、全パが前夜の雪辱で1勝1敗の五分に戻すか?


両チームのスタメン
  全セントラル
1(遊)坂本勇人(巨人)
2(二)菊池涼介(広島)
3(中)丸佳浩(広島)
4(左)筒香嘉智(DeNA)
5(一)ビシエド(中日)
6(指)エルドレッド(広島)
7(三)川端慎吾(ヤクルト)
8(右)鈴木誠也(広島)
9(捕)戸柱恭孝(DeNA)
 (投)石田健大(DeNA)

  全パシフィック
1(中)岡島豪郎(楽天)
2(左)栗山巧(西武)
3(右)糸井嘉男(オリックス)
4(一)メヒア(西武)
5(指)大谷翔平(日本ハム)
6(三)レアード(日本ハム)
7(二)浅村栄斗(西武)
8(遊)鈴木大地(ロッテ)
9(捕)田村龍弘(ロッテ)
 (投)涌井秀章(ロッテ)

第2戦の先発ピッチャーは、全セがDeNAの左腕・石田、全パは横浜高校出身の涌井。全セは地元・DeNAから第1戦MVPの筒香が4番に座り、広島から3人が先発に名を連ねました。全パはメヒアが4番、大谷が5番DHでスタメン入り。


全セ先発の石田は、横浜スタジアムのマウンドで躍動します。初回に1死から栗山に2塁打を打たれますが、糸井を直球で空振り三振を奪うと、4番・メヒアを見逃し三振に仕留める。続く2回には、大谷を変化球で見逃し三振に切って取るなど、3者凡退の好投を見せました。
全セは2回裏、4番・筒香が全パ先発・成瀬の初球をフルスイング!ライトへ鋭い打球を飛ばすと、勢いそのままスタンドへ!筒香が2試合連続ホームランを放ち、全セが1点を先制。さらに全セは、ビジエド、エルドレッド、川端の3連打で無死満塁と攻め立て、鈴木誠也がセンターへの犠牲フライを打ち上げて1点追加。なおも1死1,3塁で戸柱がレフトフライ→3塁走者・エルドレッドがタッチアップして本塁を狙うが、全パ左翼手・栗山の好返球に阻まれ本塁憤死…。全セはこの回2点を挙げました。
3回、全セは2死走者無しで、丸が全パ2番手・塚原頌平(オリックス)の2球目を捉える。ライトのポール際に打球を大きく飛ばし、スタンド上段に突き刺さる。丸の特大ソロ本塁打で全セが3-0とリードを拡げます。
しかし5回、ここまで無得点に抑えられていた全パが反撃。先頭の大谷が全セ3番手・井納翔一(DeNA)の初球を振り抜き、左中間スタンドへのソロ本塁打!大谷にとってのオールスター初本塁打で、まず1点を返す。続くレアードが左中間へ2塁打を放つと、浅村が3球目を強振し、ライトスタンド中段への2ラン本塁打。全パは2本塁打で3-3の同点に追いつきます。
7回、全パは前の打席でホームランを放った大谷が、今度はレフト前ヒットを放つ。2死2塁となり、今宮健太(ソフトバンク)が、全セ4番手・秋吉亮(ヤクルト)の4球目を打ち上げ、平凡な内野フライで3アウトかと思われたが、これがラッキーなポテンヒット。1塁手・ビジエドが追いかけるもキャッチできず。2塁走者・大谷が生還し、全パが4-3と逆転します。
しかしその裏、全セは鈴木誠也が全パ6番手・有原航平(日本ハム)からレフトへ2塁打を放つと、原口文仁(阪神)がレフトフェンス直撃のタイムリー2塁打で4-4の同点。なおも1死2塁で大引啓次(ヤクルト)が初球を叩き、センター前タイムリーヒット。3連打で5-4と全セが再びリードを奪います。
8回、全パは先頭の秋山が1塁内野安打、柳田悠岐(ソフトバンク)もライト前ヒットでつなぎ、2死1,2塁で大谷が田島慎二(中日)からライト前へのタイムリーヒット。これで大谷は3安打の猛打賞。スコアも5-5とまたもや同点。
9回表、DeNAの守護神・山崎康晃がマウンドへ。スタンドの観衆が「康晃ジャンプ」で迎える。その山崎は先頭打者にヒットを打たれたが、後続を退けて無失点で投げきる。9回裏、3イニング目の有原が3者凡退に抑えてゲームセット。第2戦は5-5の引き分けに終わりました。


2016年7月16日 オールスター戦 横浜
全セVS全パ 2回戦
(全セ1勝0敗1分け 観衆26760人)
全パ 000 030 110  5
全セ 021 000 200  5
【9回規定により引き分け】
本塁打
【全パ】 大谷1号 浅村1号
【全セ】 筒香2号 丸1号


横浜で行われたオールスター第2戦は、全セが4回まで3点をリードしながらも、5回に全パが3点を追いつき、終盤は点の取り合いとなりましたが、結局5-5で引き分け。前日と同じく見応えのある試合になりました。
この日は大谷選手が3安打の固め打ちでMVPを獲得。5回の第2打席で左中間スタンドへソロ本塁打を放つと、7回にはレフト前ヒット、8回の打席ではライト前への同点タイムリーヒット。左右に打ち分けて3安打2打点と大活躍。全パ打線は4回まで無得点だったけど、大谷選手の一発で勢いづきましたね。投手としても7連勝中、打者としても2ケタ本塁打を記録しており、二刀流の進化は止まりません。今度は投手でMVP獲得できるといいですね。
全セはDeNAの主砲・筒香選手が、横浜高校の先輩・涌井投手からホームラン。弾丸ライナーでライトスタンドスタンドに届きました。第3打席でもヒットを打っており、2試合連続で複数安打。前日はMVPで300万円を獲得し、この日は敢闘選手賞(賞金100万円)と「Be a driver.賞」を獲得しました。
DeNA勢は筒香選手だけではありません。石田投手が2回無失点で先発の役割を果たし、全パのクリーンナップを相手に3者連続三振の快投。抑えの山崎投手も無失点に抑えました。
広島勢もこの試合で大暴れを見せ、丸選手がライトスタンドへの特大アーチを放てば、「神ってる男」としてブレイク中の鈴木誠也選手が2安打で「敢闘選手賞」を獲得しております。


今年のオールスター戦は全セの1勝1引き分けで終了。全パ・工藤公康監督の初白星はまたしてもお預けとなりました…。パリーグは2年間も白星から遠ざかってますね。
18日からはペナントレースの後半戦が始まります。セリーグ首位の広島は中日との3連戦、パリーグ首位・福岡ソフトバンクは、オリックスとの3連戦。ホークスは18・19日とヤフオクドーム、20日は北九州で「鷹の祭典」を実施します。現在ホークスは、2位・日ハムに6ゲーム差をつけて独走中。このまま逃げ切ってパリーグ3連覇を達成してほしいです!





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