日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

本田が土壇場で決めた!ザックJAPANブラジルW杯出場決定!

2013年06月05日 | soccer

2014FIFAワールドカップアジア地区最終予選・日本VSオーストラリア戦が4日、埼玉スタジアム2002で行われました。ここまで最終予選を6試合終えて4勝1敗1分け・勝ち点13でグループB首位を独走するザックJAPANですが、前節のアウェーのヨルダン戦で初黒星、さらに先日のブルガリアとの親善試合で完敗を喫し、現在国際試合2連敗中。対戦相手のオーストラリア代表とは、昨年6月のアウェーでの試合で1-1の引き分けに終わっています。日本はこの試合勝利or引き分けなら本大会出場が決定。ブラジル行きへの大一番は、終盤に劇的なドラマが待っていました!




スタメンはこちら
 日本            オーストラリア
GK 1 川島永嗣      GK 1 シュウォーツァー
DF 5 長友佑都      DF 2 ニール
DF 6 内田篤人      DF 6 オグネノブスキ
DF 15 今野泰幸      DF 8 ウィルクシャー
DF 22 吉田麻也      DF 17 マッケイ
MF 4 本田圭佑      MF 5 ミリガン
MF 7 遠藤保仁      MF 10 クルーズ
MF 9 岡崎慎司      MF 11 オアー
MF 10 香川真司      MF 14 ホルマン
MF 17 長谷部誠      MF 23 ブレシアーノ
FW 18 前田遼一      FW 4 ケーヒル
日本は前回のヨルダン戦を欠場した長友、ブルガリア戦で不在だった岡崎と本田がスタメン出場。負ければ崖っぷちの豪州は、日本戦で4ゴールを決めているケーヒル、ニール、シュウォーツァーなどといった主力が先発入り。


豪州ボールでキックオフした前半、先にチャンスを迎えたのは日本でした。前半5分、左サイドで本田の縦パス→岡崎が相手DFに倒されてFKを獲得。このFKを遠藤が右足で直接狙ったが、わずかにゴール左に外れます。12分、左サイドにいた香川が逆サイドへスルーパスを入れるが、岡崎には通らず。13分、日本は本田の右CKを吉田が頭で合わせるも、ボールは香川の前に当たり、相手にクリアされる。15分には本田のパス→遠藤がゴール中央で相手DFを1人かわして左足ミドルを振り抜くも、バーの上を越えてノーゴール。豪州は16分、右サイドを攻めると、ケーヒルのパスを受けたホルマンがペナルティエリア内で右足シュートを放つも、ポスト左にそれた。
日本は前半19分、香川→本田→岡崎とつなぎ、香川が右足で押し込もうとするも、豪州GK・シュウォーツァーの片手セーブに阻まれる。絶好の大チャンスだっただけにもったいない!さらに20分、本田が中盤でドリブル突破を仕掛け、左サイドを上がっていた前田のシュートをするも相手にクリアされた。
23分、豪州は左サイドでのFKをケーヒルが体を崩しながらボレーシュートを放つも大外れ。30分には右サイド・ウィルクシャーのクロス→ケーヒルが飛び込むも、ファウルを取られた。34分、ホルマンが中央でスルーパスを出すと、クルースがDFラインを抜け出してシュートを打ったが、飛び出したGK・川島が体を張ってセーブ!さらにこぼれ球をケーヒルがミドルシュートするも枠を外す。日本は40分過ぎに敵陣に攻め込む時間帯を迎え、44分に岡崎がペナルティエリア手前からミドルを放つもGKの正面。前半は両チーム無得点で終了しました。


後半に入り、日本は開始1分、右サイドの長谷部のパス→香川が豪州DF陣に囲まれながらもシュートを打ったが、ゴールラインを割る。豪州は4分に右サイドのクロスをケーヒルがヘディングするも、川島が押さえる。後半9分、左サイドの香川がドリブルで持ち込んでからクロスを上げ、岡崎と前田が飛び込むも届かず、本田が左足裏で押し込もうとしたが、ゴール右に外れる。さらに1分後、香川がミドルを狙ったが、GK正面。後半12分には遠藤のロングパスに反応した長友が裏へ抜け出し、ペナルティエリア内に入るも、シュートを打ち切れない。13分には香川が本田とのパス交換でPA内に侵入も、相手DFのブロックに阻まれる。14分には香川がPA左のところからループシュートを狙ったが、バーに直撃してしまった。
後半17分、右サイドで本田が倒されてFKを得ると、本田が左足で無回転気味に直接狙ったが、ゴール左上に外れる。20分にも右サイドでFKを獲得し、再び本田が蹴るもGKにキャッチされた。防戦一方気味の豪州は24分、右さいどにてオアーのFKをケーヒル飛び込むも、長谷部が対応してクリア。対する日本は26分、本田が右足ミドルを放ったが、枠を捉えられない。
後半31分、豪州右サイド・ウィルクシャーの折り返しをケーヒルが合わせたが、日本DF・吉田が体を張ってブロック。日本は34分に長谷部が左足ミドルを狙うもダメ。35分には長友が左サイドを突破したが、シュートはGKに阻まれる。両チーム無得点で迎えた後半37分、豪州は左サイドにいたオアーが日本DFをかわすと、左足でクロスを入れ、ボールはGK・川島の頭上を越え、そのままゴールへと吸い込まれた!日本、残り10分を切ったところでまさかの失点を喫してしまった!
1点ビハインドの日本は、内田に代えてハーフナー・マイク、さらに岡崎を下げて清武弘嗣と攻撃の選手を立て続けに投入。豪州は41分、クルースの中央でのシュートは川島にキャッチされる。このまま日本のW杯出場はお預けかと思われた後半44分、右ショートコーナーからの本田のクロスが、相手DFの手に当たってPK獲得!PKが与えられた瞬間、埼スタに駆け付けたサポーターの大歓声が沸き起こる!絶対に外せないPKを、本田が左足で思いっきり振り抜き、ゴールネットを突き刺す!後半アディショナルタイム、土壇場で1-1の振り出しに戻し、ブラジルを確実な物に!その後、3分間のアディショナルタイムが過ぎて試合終了!試合は1-1の引き分けに終わりましたが、日本がブラジルW杯の本大会出場を決めました!


いやぁ~、最後までハラハラするような一戦でした。もう本当に負けるかと思いましたよー!!本田選手や香川選手が何度も惜しい場面を演出しながらも、先制ゴールがなかなか奪えず、逆に豪州にワンチャンスで得点を決められた時は、7年前のドイツW杯の悪夢を思い返し、ショックで上の部屋へ行ってしまいました。しかし、後半終了間際にドラマが起こり、本田選手のクロスが相手のハンドを誘い、PKを自ら決めて同点に。ここ一番で日本のエースが大きな仕事をやってくれましたね!本当は勝ってブラジル行きの切符を獲得してほしかったけど、ホームでW杯出場を決めることができてよかったです!ザックJAPANおめでとう~!
本大会出場への道のりを振り返ると、2011年9月に始まったW杯3次予選では、初戦の北朝鮮戦で吉田選手のヘディング弾で勝利し、アウェー・ウズベキスタン戦で引き分け、タジキスタンに2連勝して最終予選進出を決めましたが、その後に2連敗して2位通過。アジア王者とはいえども、2位で終えたのは情けないと思いました。
迎えた最終予選では、初戦のオマーン戦で3-0、2戦目のヨルダン戦では本田選手のハットトリックなどもあって6-0で大勝。ホーム2連戦を連勝で飾り、迎えた3戦目のアウェー・豪州戦でドロー。4戦目のイラク戦は前田選手の1点を守り切り勝利。昨年11月のアウェー・オマーン戦に競り勝ってW杯出場に王手をかけました。しかし、今年3月のヨルダン戦では、1-2で惜敗。地元サポーターの妨害もあったり、PK職人の遠藤選手が失敗したり…。アウェーでの厳しい敗戦の後、ホーム・豪州戦で引き分け、最終戦を待たずして5大会連続W杯出場決定となりました。無敗だった時は「こりゃ余裕で1位通過だな」と思ったけど、徐々に苦しい戦いを強いられましたね。それでも本大会出場一番乗りを果たせたのは素晴らしいです。
なお、同日に行われたオマーンVSイラク戦は、オマーンが1-0で勝利したため、日本の1位通過が決定しました。これもまためでたい事です。日本代表は来週・11日に、カタール・ドーハでイラク代表と対戦します。消化試合となる一戦は、主力メンバーはコンフェデレーションズカップに向け温存させ、代表に呼ばれながらも試合に出ていない選手に出場機会を与えてほしいですね。最終予選終了後の16日からは、ブラジルでFIFAコンフェデレーションズカップが開幕。日本はブラジル、メキシコ、イタリアと同組です。世界の強豪国を相手にアジア王者の意地を見せてもらいたいです。


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