日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

日本VSトーゴ 岡崎ハットトリック&森本の初ゴールで圧勝!

2009年10月15日 | soccer

10月の代表3連戦に挑んでいる岡田JAPANは、初戦の香港戦で6-0の完勝、土曜日のスコットランド戦では2-0で勝利し、2連勝を果たしました。3連戦最後の試合となった14日は、宮城スタジアムでトーゴ代表と対戦。FIFAランク70位のトーゴは、先日のW杯予選で負けて本戦出場を逃し、エースのアデバヨール(マンチェスターシティ所属)など主力が日本戦をボイコット、来日したメンバーも14人と少数。長旅の疲れもあり当日はぶっつけ本番、お家騒動とモチベーションは下がるばかり。大丈夫かトーゴ?アフリカの格下を相手に快勝し、3連戦を全勝で飾りたい岡田JAPAN、日本の若手2トップが期待に応えました!


トーゴ戦のスタメンはこちら
GK 1 川島永嗣
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 22 中沢佑二
DF 24 徳永悠平
DF 25 長友佑都
MF 7 遠藤保仁
MF 10 中村俊輔
MF 14 中村憲剛
MF 17 長谷部誠
FW 9 岡崎慎司
FW 28 森本貴幸
GK川島は2試合連続でスタメン獲得。徳永が右サイドで代表初先発、FWは岡崎と森本の2トップ。先日代表デビューした森本は、2試合目で初スタメンです。

まず試合開始早々、日本は俊輔がスルーパスを出し、森本が合わせようとしますが、GKが先にキャッチします。対するトーゴは、3分にカウンターを仕掛け、マニがドリブルを仕掛けようとしますが、DFにブロックされました。日本は4分過ぎにCKを4本連続で蹴るも得点には至らず、迎えた5分、左サイドで遠藤がドリブルからクロス、走り込んできた岡崎が右足で押し込みゴール。早い時間帯で日本が1点を先制します。岡崎は1分後、俊輔のクロスに飛び込むもあと一歩及ばず。8分、CKをショートで繋ぎ、右サイドで憲剛がグラウンダーのクロス→ニアサイドの岡崎がヒールシュートで2点目。
10分以内で2点も奪った日本は、11分に長友のクロスを受けた森本が相手DFを背負い、反転して右足でシュート!トーゴGK一歩も動けず、ボールはゴールネットを突き刺す!森本が2戦目で代表初ゴールを決め、日本が早くも3点目を奪った!
この後も日本は攻め続けるも、惜しいシーンが続きます。15分に長友→憲剛クロス→森本と長谷部がお見合い。20分に憲剛がドリブルで駆け上がりエリア内まで進入するが、スローダウンした後のシュートは相手にブロックされた。24分、右サイドで憲剛のクロスを岡崎が飛び込むもスカした。27分、憲剛のパスを受けた森本が右足で狙うが、GKの横っ飛びセーブに阻まれゴールならず。
トーゴは30分を過ぎてからリズムを掴むようになる。まず32分、カウンターを狙うもDFに阻まれる。33分には左サイドでFKを獲得しますが、チャンスには至らず。38分にはマニがシュートを狙うも大きく外れる。39分にガクペがエリア内に進入するもクリアされてシュート撃てず。日本は前半終了直前に森本が俊輔のパスを受けた後にシュートするんですが、相手に阻まれる。前半は3-0で日本がリードして折り返し。

後半、日本は3人の選手を入れ替えてきます。まず森本→大久保嘉人、徳永→内田篤人、そして遠藤→本田圭佑を投入して追加点を目指す。後半3分、内田クロスに岡崎飛び込むも届かず、こぼれ球を拾った憲剛がミドルを放つも枠を捉えられず。5分には右サイドで憲剛が落として、本田が左足ミドルを打っていくが、相手に直撃する。6分、岡崎がボールを奪い、大久保→憲剛がミドルシュート!ボールはGKの正面。これは惜しい!10分、本田→俊輔と繋ぎ、俊輔のパスを受けた大久保が左サイドで駆け上がってシュートを狙うも、サイドネットに直撃。なかなか追加点が奪えない。
後半14分、右サイドからのFKを岡崎が飛び込んでヘディングするが、枠を捉えきれず失敗。18分には内田のグラウンダーのクロスに岡崎が詰め寄るが、先にGKが前に出てセーブ。さらに憲剛の浮き球スルーパスを受けた俊輔がエリア内に入るもシュートが撃てない…。ようやくと言っていいが、トーゴGKの動きが良くなった気がする。そして後半20分、長谷部のクロスに岡崎が頭で合わせてゴール!やっと追加点が入り、岡崎ハットトリック達成!その2分後、中央で俊輔→大久保、左サイドにいた憲剛のクロス→本田が左足トラップからシュートを見せるが、ゴール右に逸れた。
日本は後半24分、憲剛を下げて今野泰幸を投入。26分、左サイドで大久保がスルーパスを出し、俊輔がエリア内でクロス、ファーサイドにいた本田がヘディングシュート、しかしポストに弾かれてしまった!もったいないぞこれ!日本はこの後、33分に岡崎→佐藤寿人、37分に俊輔→石川直宏が入りました。後半40分、石川が左サイドでドリブルしてクロス、大久保が合わせるもGKの正面、こぼれ球を本田が流し込んでダメ押しの5点目。ロスタイム前の43分、本田がドリブルで右サイドの深い位置まで突破、グラウンダークロスに寿人が滑り込むも届かない…。
試合は最後まで攻め続けた日本が5-0でトーゴに圧勝。若手の活躍で3連戦を締めくくりました。


岡崎選手がまたもハットトリックを決めれば、森本選手が先発起用に応えての初得点が生まれました。早い時間帯で初得点を決めた森本選手は、相手にマークされながらもキープし、反転してシュートを決めました。普通の選手なら奪われてるかもしれないけど、森本の場合はボディバランスの良さがゴールを生んだと思います。2試合で存在感を大きくアピールした森本選手、レギュラー定着も充分いけそうだ!
岡崎選手はまたやってくれましたねえ。香港戦に続いてトーゴ戦でもハットトリック達成。2試合で6得点とゴールを大量生産しちゃいました。1点目はDFラインを飛び出して右足で合わせると、2点目はヒールシュートですよ!スピードとガッツが持ち味な岡崎が、こんなテクニックを持っていたとは…。そして3点目は得意のヘディングで決めました。本当に岡崎さんの進化は止まらない、W杯メンバーは決定的と言えますね。岡崎&森本の2トップは本当に面白い、最高の名コンビになっていくだろうと思います。
後半開始から出場した本田圭佑選手は、残り5分のところで5点目のゴールを決めて2試合連続ゴールを記録。前回のスコットランド戦と同様、こぼれ球を拾ってそれを流し込んだものでした。ゴールが生まれる前は惜しすぎるシーンが目立ち、後半22分に左足トラップ→シュートを見せるも決まらない、27分にはヘディングシュートがポスト直撃という不運がありました。あのヘディングはホントに惜しかったし、「なんでやねん」と言っちゃいましたよ。ゴールでミスを帳消しすることができたけど、決めるべきところは決めてほしいですね。

10月の代表3連戦を全勝で終えた岡田JAPAN。3連戦では岡崎のハットトリック、本田の2試合連続ゴール、石川・森本・徳永の新戦力が存在感を見せました。それに3試合で無失点だった事も挙げておきましょうかね。この後の日程は、11月14日にアウェーで南アフリカ代表と戦い、その4日後の18日には香港に乗り込んでアジアカップ予選・香港代表と対戦します。過密日程に長距離移動と不安要素がありますが、ゴールと勝利で不安を払拭してほしいものです。2009年は残り2試合、南アフリカW杯まであと8ヶ月。日本代表の戦いは続く…。


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