日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

民主党の新代表は鳩山由紀夫氏に決まる。

2009年05月17日 | Weblog

月曜日に小沢一郎氏が民主党代表を辞任、それから5日が経った16日、民主党代表選挙がありました。今回の代表選は前幹事長の鳩山由紀夫氏と副代表の岡田克也氏の2人。「親小沢派」VS「反小沢派」の構図、党代表経験を持つ者同士の一騎打ちの結果は?


戦前の予想では、毎日新聞調べで鳩山氏が43%支持、岡田氏は31%、態度未定が26%と鳩山氏優勢の状態。しかし世論調査では岡田25%VS鳩山13%と岡田氏が優勢。党内議員と世論の支持率が全く違います。逆態度未定の議員たちが勝負のカギを握る戦いとなりました。迎えた決戦の日、午後1時頃から東京都内のホテルで両院議員総会が行われ、民主党所属の国会議員221人が投票。注目の投票結果は、有効投票数220票、鳩山氏・124票VS岡田氏・95票で鳩山氏が新代表に選出されました。
鳩山新代表は、「政権交代へ先頭走る」と決意表明し、「この場に出席された方の総力を結集して、日本の大掃除をやろうではないか」と来るべき総選挙に向けて党の結束を訴えました。その後の就任会見では、岡田氏と小沢氏に党の執行役を要請し、岡田氏には民主党幹事長を用意する事を示しました。任期は小沢前代表の残任期間である2010年の9月までとなっています。

鳩山氏が民主党の代表になったのは3度目になるんでしょうか。96年の「第1期民主党」時代は管直人氏と一緒に代表を務め、2度目は99年9月から2002年12月までの3年間務めていました。「親小沢派」の鳩山氏の代表選勝利は、「幹事長から昇格した」としか言えないでしょう。最終的には逃げ切り勝ち、「岡田氏を新代表に」という世論の声が通じなかった結果となりました。
鳩山氏の下で民主党が総選挙で勝利すれば、「政権交代」の悲願が達成→鳩山新内閣の誕生、負ければ引責辞任は避けられません。今回の代表選の結果から見ると、民主党の「小沢色」が残っていること、「世襲廃止と訴えているのに党首が世襲議員じゃねーか」という反発の声があるかもしれないので、総選挙で苦戦しそう。政権交代はまだ無理の予感?小沢色を排除して、「鳩山色」を作り出せばチャンスなんですけどね。
国会は「麻生自民VS鳩山民主」の対決が始まり、衆議院の解散総選挙はいつになるのかというのが焦点となります。7月の東京都議会議員選挙とのダブル選挙もあれば、8月解散という説もあるそうです。解散をスルーしたら「麻生は衆議院を解散する気あるのか?」という声も出てくるかも。早い内がいいのか、そのままスルーして任期満了か?解散しないでそのまま9月10日の任期満了を迎えるというのは考えられないから、夏場に解散してもらいたいです。




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