日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

たった2球でサヨナラ勝ち!勝負は最後までわからない!

2009年05月15日 | HAWKS

日曜日に3位に浮上しながらも、ロッテに連敗して5位に転落した福岡ソフトバンクホークス。木曜日は千葉ロッテとの3連戦最終戦で、大場翔太が今季2度目の先発に挑みました。大場にとっては1年ぶりの白星で復活をアピールしたいところだったんですが…。

試合前に松中が背中の痛みを訴えて欠場。打順も大幅に入れ替えてきました。
1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(左)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(中)長谷川勇也
6(捕)田上秀則
7(右)柴原洋
8(指)小斉祐輔
9(三)森本学
本多が1番に復帰し、オーティズが3番レフトで外野守備初挑戦。田上が6番に上がり、小斉が8番DHで今季初先発となりました。

ソフトバンク先発・大場は初回からピンチを招き、先頭の西岡にセーフティバントを決めれば、福浦にはレフト前ヒットを打たれ、連打で無死1,3塁と先制のピンチ。サブローを三振に仕留めた後に井口を迎え、一発出れば3失点となるところでしたが、遊撃ゴロ併殺打に仕留めて無失点で切り抜けました。2回と3回は何れも3者凡退、序盤の3イニングを無失点に抑えた大場でしたが、4回に福浦にライト前ヒットを許すと、続くサブローに直球を狙われ、レフトスタンドへの2ランを浴びてしまいます。5回には2つの四球と暴投で2死1,3塁とピンチを背負い、福浦にライト線へのタイムリー2塁打を打たれ、追加点を献上。福浦に三たび打たれたところで降板、大場は2度目の先発起用に応えることができませんでした。
ソフトバンク打線はロッテ先発・小林宏之の前に序盤は苦戦。1,2回はともに3者凡退、3回には連続三振で2死の後、森本学がチーム初安打を放ったものの本多が凡退。4回まで無失点と1点が奪えません。4点を追いかける5回裏、1死から田上と柴原の連打と小斉の四球で満塁となり、森本がライトへの犠牲フライで1点を返すと、本多のセンター前タイムリーで1点追加。なおも2死1,3塁と反撃のチャンスが続きましたが、川崎が凡退して3アウト。しかし、満塁から2点を奪い返し、2点差に縮まりました。
試合はこの後、6回に3番手・摂津が2死2,3塁のピンチを凌ぎきると、7回もランナーを出しながらも福浦とサブローを連続三振に仕留めてロッテに追加点を与えません。8回には4番手・久米がロッテ打線を3者凡退に仕留める好投を見せました。打線の方ですが、6回にオーティズが2塁打を放ったものの後続が次々と凡退。7回は小斉の代打・辻武史がヒットを打つも、森本の外野フライ→辻が1塁に帰れずダブルプレー。走塁面でのミスでチャンスを潰してしまいました。
ソフトバンクが2点を追いかけるまま試合は9回に突入。9回表、ホークスの中継ぎエースになりつつあるファルケンボーグが5番手で登場。途中出場の早川を3球三振に仕留めると、後続もキッチリと抑えて3者凡退。最後の攻撃となるその裏、先頭の小久保が内野安打で出塁。続く長谷川がロッテ4番手・荻野の3球目のストレートをライトへ弾き返し、打球は高く舞い上がってスタンドイン!長谷川の起死回生2ランで同点に追いつき、小林の白星と大場の黒星が消滅。続く田上が荻野の初球・スライダーを捉えると、レフトスタンド最前列に突き刺さるサヨナラ本塁打!僅か2球で勝負を決めたソフトバンク、劇的な逆転サヨナラ勝ちで連敗ストップです!


パシフィック・リーグ公式戦 2009/05/14(木)
ソフトバンク-ロッテ 9回戦 
(ソフトバンク5勝4敗、ヤフードーム、18:01、29671人)
M 000 220 000    4
H 000 020 003x   5
【投手】
(ロ)小林宏、川崎、シコースキー、荻野-里崎
(ソ)大場、佐藤、摂津、久米、ファルケンボーグ-田上
【責任投手】
(勝)ファルケンボーグ12試合1勝
(敗)荻野13試合1勝1敗4S
【本塁打】
(ロ)サブロー6号2ラン(4回、大場)
(ソ)長谷川1号2ラン(9回、荻野)、田上5号ソロ(9回、荻野)


2点リードされて劣勢ムード、ロッテに3タテされると思われましたが、9回に長谷川と田上の連続アーチで大逆転勝利を飾りました!「今夜も負けるだろう」と一切見てませんでしたが、ロッテ守護神・荻野から連発打つとはねえ…。サヨナラでロッテとの3連戦は1勝2敗でしたが、この1勝は金曜日からの仙台での楽天3連戦につながると思います。関係ない話だと思いますが、この日はNHK-BSで放送されていたのも勝因だった気も。TOKYO MXでやっていたら絶対に負けてましたよ。
この日の先発の大場は、5回途中まで5安打4失点という内容。5つの三振を奪ったんですが、期待に応えられずにまたも2軍落ち決定。大場さんさようなら。ホント大場ってさあ、何度先発に上がっても勝てませんね。将来のエースとして期待されているのに結果を残せていない。「鉄腕2世」と言われてたけど、1年目の不甲斐なさでメッキが剥がれた感じ。何のためにクジを引き当てたんだろうと思います。セリーグのチームに当たっていたらエース級の活躍をしていたかも…。ソフトバンクの先発陣は杉内と和田以外まともな奴がいない…。新垣もローも2軍落ち、ホールトンは3連敗、大隣は北九州で炎上…。救世主出て来い!
この日の勝利投手はファルケンボーグで、12試合目で嬉しい来日初勝利となりました。この日も三振を奪って無失点の好投を見せ、防御率ゼロ継続中。ファルケンの他にも摂津が2イニングで無失点、久米は3者凡退の好リリーフ。中継ぎ陣の頑張りで、チームのサヨナラ勝ちを呼んだといえますね。この際大場も中継ぎで出直してみたらどうなの?
打線の方はチーム全体で9安打。自身初のサヨナラ弾を放った田上は4打数2安打のマルチヒット。今季初本塁打の長谷川は4打数1安打2打点。3番に入ったオーティズは4打数1安打、本多は復帰後初打点をマークしました。今季初スタメンの小斉は無安打、5回に死球を受けた後に途中交代となりました。
金曜日からはクリネックススタジアム宮城で楽天との交流戦最後の3連戦。楽天は日ハムとの3連戦を1勝2敗の負け越しで2位転落、故障者が続出しているらしいです。楽天との3連戦は2勝1敗がノルマでしょう。金曜日の予告先発はソフトバンクが和田で楽天は永井となっています。永井には今年2度やられてるんで、苦手にしてるんだよな…。何とか永井をKOして連勝したいですね。
最後に心配なお知らせを。木曜日の試合で欠場した松中ですが、秋山監督が「15日も厳しいだろう」と話している事は登録抹消の可能性も出てきました。交流戦で松中を欠くのはチームにとっても痛手になるかもしれませんが、多村と松田が戻ってくれば不安は解消されるはずです。おーい早く戻ってきてー。




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