日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

マラソンが熱い!

2007年02月04日 | Sports
 
①陸上の世界選手権大阪大会(8月25日開幕)の代表選考会を兼ねた別府大分毎日マラソンは4日、大分市営陸上競技場発着のコースで行われ、前日本記録保持者の藤田敦史(富士通)が2時間10分23秒で優勝した。藤田のマラソン優勝は2002年3月の東亜ソウル国際以来、5年ぶり。
藤田は38キロ手前で仕掛けてリードを奪うと、追いすがる2003年世界選手権代表の佐藤敦之(中国電力)を振り切り、そのままゴールした。佐藤は2時間11分16秒で2位。原和司(三菱重工長崎)が4位で、渡辺共則(旭化成)が6位だった。
今大会は2時間9分30秒を切って日本人最上位なら代表に決まる対象レースではなく、他の選考レースとともに協議の対象となる。世界選手権の男子日本代表には、昨年12月の福岡国際で日本人最高の4位に入った奥谷亘(SUBARU)が決まっている。(サンスポより)
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藤田選手は今回の別府大分で通算3勝目となりました。学生時代は駒澤大学のエースとして活躍。初マラソンのびわ湖毎日マラソン(99年)で2時間10分07秒の当時の学生最高記録をマーク。2000年には福岡国際マラソンで2時間6分51秒の当時の日本記録で優勝。世界選手権に2度出場経験があり、99年のセビリア大会では6位入賞を果たしました。最近では昨年の福岡では8位と惨敗。そして、2ヶ月という短期間での優勝は日本人としては異例のこととなります。今回は優勝したものの大会自体が選考に含まれていないため代表決定ではありませんが、ほぼ当確みたいになるでしょう。ただ藤田選手は「世界選手権のことはあまり考えていない」と言っておりますが、絶対に出てほしい!そして、メダル獲得で北京五輪出場といきたいですね。とにかく、藤田選手復活Vおめでとうございました。


②陸上の香川・丸亀ハーフマラソンは4日、香川県立丸亀競技場を発着点に男女同時スタートで行われ、女子は福士加代子(ワコール)が1時間8分0秒で2年連続優勝した。弘山晴美(資生堂)が1時間10分23秒の2位に入った。
昨年のこの大会でハーフマラソン初挑戦ながら1時間7分26秒の日本記録を樹立した福士は、記録更新を狙って序盤から飛ばしたが、思うようにペースが上がらなかった(こちらもサンスポ)

さてさて、微笑みの暴走機関車・福士加代子選手が何やらマラソンに参戦する噂が出ているようです。福士本人は「私は周りに乗せられるタイプだから、マラソンの期待が大きければ、そうなっちゃうかもしれない」と話しています。ただ、福士選手はトラックの印象が強いので、フルマラソンだと苦しいかもしれません。前半は福士のスピードが発揮するのですが、後半スタミナ切れで自滅する恐れがあるからです。そのためには、42キロ走れるスタミナを身につけること、そして相手との駆け引きに勝つことだと思います。この課題をマスターすれば、野口みずき選手、原裕美子選手と互角に戦えると思います。でも、北京五輪はフルマラソンでは無理でしょう。1万メートルで五輪出場じゃないかな。
コメント (2)
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