日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ホークスの逆襲は宮崎から始まる

2007年01月30日 | HAWKS
          
ソフトB王監督が必勝祈願 日本一に向け
プロ野球ソフトバンクの王貞治監督(66)は30日、4年ぶりの日本一に向け、福岡市の筥崎宮で、恒例の必勝祈願を行った。
昨年7月に胃の全摘出手術を受けてから、まだユニホームを着てグラウンドに立っていないが、この日はしっかりした足取りで参拝。巨人から復帰した小久保裕紀選手らとともに、3位に終わった昨季からの巻き返しを誓った。
今年でソフトバンクを率いて13季目。参拝を終えた王監督は、「王座奪回を、本当にしなければならないという思いが、自分の気持ちの中ではっきりした」と、決意を口にした。
王監督は、2月1日からの春季キャンプ(宮崎)でユニホームを着て指揮を執ることを明言しており、ウオーキングなどで体調を整えている。

いよいよ2007年のシーズンが始まった。今季は王座奪還を目標に多村、小久保を補強してきた。ズレータのロッテ移籍という残念なニュースもあったが、和製大砲の2人がホークスの重量打線を復活させることだろう。王監督が就任してからは3度のリーグ制覇、2度の日本一と弱小球団をパリーグの強豪に変えた。今年で王監督が就任して13年目、過去3年間、プレーオフで悔しい思いをし続けてきた。特に2006年は3位からの逆転優勝の可能性を信じていた。しかし斉藤和巳の激投もむなしくチームは敗れた。アウェーでのサヨナラ負け、マウンドで号泣する斉藤の姿は悲しく見えた。
敗因はたくさんあった。
①城島・バティスタが抜けた打線
②スモールベースボールにこだわったということ
③ポスト城島が見当たらなかったこと
④若手(江川・松田)が成長できなかったということ
⑤松中が余りにもホームランが少なかったということ
⑥日本ハムの投手陣から打てなかったこと。(特に八木)
⑦王監督の途中離脱(精神的なショック)

かつてパリーグを脅かした「ダイハード打線」の姿が無かったのが最大の原因となったといえる。井口、城島がメジャーに移籍、小久保が巨人に無償トレード、バティスタの解雇と年々主力が抜け、2006年では史上最弱ともいえる打線となった。しかし、今季は「ダイハード打線」が復活すれば、覇権奪還できるはずだ。ただし、いつまでもベテランに頼っているわけにはいかない。江川・松田・稲嶺・本多といった若手たちにも頑張ってもらいたい。投手陣は中継ぎ・抑えは馬原、竹岡、藤岡、柳瀬が中心となる。また星野と三瀬が今年復活できるかどうか。星野は昨シーズン不調に終わった。今年は先発の5,6番手となるだろう。また、三瀬はルーキーイヤーに最優秀救援投手と新人王を獲得。しかし、2年目途中から、守護神の座を馬原に譲るという形となった。(阪神・金本に危険球を投げつけたことで守護神を剥奪されたみたいだが)捕手は、的場・山崎に新人の高谷裕亮が正捕手争いに加わる。果たして誰が抜け出せるのか?
今季は優勝を狙えるシーズン。選手、ファンにとって最高の1年になることを願っている。