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日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

平成最後となる今年の漢字は、「災」に決定。

2018年12月12日 | Weblog

この一年の世相を表した漢字1文字を決める「2018年 今年の漢字」が、12日に京都・清水寺で発表されました。今年は「平成最後の年」、日本大学アメフト部の悪質タックル問題、スポーツ界の相次ぐパワハラ騒動、地震や台風といった大規模な災害が続出しました。果たして、2018年の漢字に選ばれたのは?



ベスト10はこちら。
1位…「災」 20,858票
2位…「平」 16,117票
3位…「終」 11,013票
4位…「風」  4,212票
5位…「変」  3,893票
6位…「暑」  3,785票
7位…「大」  3,610票
8位…「最」  2,778票
9位…「新」  2,753票
10位…「金」  2,429票

応募総数193,214票のうち、2万票以上を集めた「災」が今年の漢字に決定。「災」が選ばれたのは、2004年以来16年ぶり2度目となりました。今年は大阪北部地震、北海道胆振東部地震、西日本豪雨、台風21号、台風24号といった自然災害により、多くの人が被災した。それに仮想通貨流出、パワハラ問題といった「人災」もあったことも理由に挙げられました。
2位の「平」は、平成最後の年であることに加え、今年9月の南北首脳会談で「平壌共同宣言」が発表された。スポーツ界では大谷翔平選手がメジャーリーグで新人王獲得、平昌五輪で小平奈緒選手が金メダル、平野歩夢選手が銀メダル。最近ではフィギュアスケートの紀平梨花選手がグランプリファイナルで優勝しました。
3位の「終」を選んだ理由には、安室奈美恵さん、小室哲哉さん、平成の大横綱だった貴乃花親方の相撲協会退職、本田圭佑&長谷部誠選手の代表引退など、一時代を築いた著名人の引退が続いた。さらには麻原彰晃こと松本智津夫ら13人の死刑が執行され、オウム事件に終止符が打たれたことが挙げられています。

4位以降では、5位の「変」には、天変地異、元号が変わること、築地市場から豊洲市場に移転、米朝関係の変化。
7位の「大」は、大谷翔平選手、女子テニスの大坂なおみ選手、サッカー日本代表の大迫勇也選手、男子マラソン日本記録保持者・大迫傑選手といった、名前に「大」のつくスポーツ選手が大活躍。さらには大阪桐蔭高校が2度目の甲子園春夏連覇、2025年大阪万博の開催決定と大阪関連のニュースもあれば、日大悪質タックル、東京医科大の不正入試問題といった「大学の不祥事」が多発。
10位の「金」は、平昌五輪での金メダルラッシュ、夏の甲子園での金足農業高校旋風、北朝鮮の金正恩委員長が韓国のムン・ジェイン大統領、アメリカのトランプ大統領と会談。最近では日産自動車のカルロス・ゴーン元会長の「金の汚さ」っぷりも話題に。


今年の漢字は「平」か「大」のどちらかがが選ばれるだろうと思いましたが、「災」が選ばれましたね。この結果には賛否両論あるだろうけど、個人的には納得の結果だと思います。地震と台風の他に、1月には関東で大雪もあったし、夏には熊谷市で最高気温41.1度を記録し「災害レベルの猛暑」と言われたから、日本中が災難に見舞われた年でしたよ。
人災な出来事も多く、日大悪質タックル、至学館大学女子レスリング部や体操協会のパワハラ問題もあった。あと、TOKIOの元メンバー・山口達也さんの強制わいせつ事件、貴ノ岩が弟弟子に暴力を振るったこと、とろサーモンの久保田さんとスーパーマラドーナ武智さんが、インスタライブでM-1グランプリの審査員を務めた上沼恵美子さんを「オバハン」「更年期障害か」などといった暴言を吐いて大炎上となった事件も人災に当たると思います。
今年は災いの多い年でしたが、2019年は平穏な1年になることを願います。


流行語大賞2018 年間大賞はカーリング女子の「そだねー」に決定。

2018年12月03日 | Weblog

12月を迎え、2018年も残り1か月を切りました。12月3日は、この1年の世相を反映した言葉を選ぶ「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。毎年「流行語大賞」や「今年の漢字」といった話題になると、年末だなぁと実感します。今年はカーリング女子の「そだねー」や、ロシアW杯の「大迫半端ないって」、「奈良判定」、「スーパーボランティア」などが候補に挙げられましたが、年間大賞に輝いた言葉は何でしょうか?




年間大賞&ベスト10はこちら
・そだねー(年間大賞)
・eスポーツ
・(大迫)半端ないって
・おっさんずラブ
・ご飯論法
・災害級の暑さ
・スーパーボランティア
・奈良判定
・ボーっと生きてんじゃねーよ!
・#Me Too


年間大賞には「そだねー」が選ばれました。平昌五輪でカーリング女子代表「ロコソラーレ北見」の選手たちが、試合中に「そだねー」を連呼していることから、五輪期間中は大流行に。チームもカーリング史上初の銅メダルを獲得し、帰国後は大フィーバーとなりました。授賞式にはチーム代表の本橋麻里さんが出席し、「試合中はポジティブな言葉を発すると決めてきたので、選んでいただいてうれしく思います」と喜んでおりました。

ベスト10のワードには、「半端ないって」、「奈良判定」、「eスポーツ」といったスポーツ関連の言葉がランクイン。「半端ないって」は、2009年の高校サッカー選手権大会で、当時鹿児島城西高校にいた大迫勇也選手が大活躍を見せ、対戦相手だった滝川第二高校のキャプテンだった中西隆裕さんが、試合後のロッカールームで「大迫半端ないって!」と叫んだのが元ネタ。ロシアW杯のコロンビア戦で決勝ゴールを決めた後、SNSやテレビなどで「半端ないって」が注目されるようになりました。
「奈良判定」は、2016年の岩手国体のボクシング競技で、日本アマチュアボクシング連盟の山根明前会長の意向により、奈良代表の選手に有利な判定がされていたことから、「奈良判定」と言われました。山根会長は連日ワイドショーに登場し、「男山根」というワードも出ました。退任後もたびたびテレビ番組に出演しており、男山根の健在ぶりをアピールしています。

流行語大賞にはその年にブレイクしたお笑い芸人のギャグがランクインされますが、今年は「ひょっこりはん」が落選。その代わりにNHKの「チコちゃんに叱られる!」で、番組キャラクターのチコちゃんの質問に答えられない大人を一喝する「ボーッと生きてんじゃねーよ!」が選ばれました。「チコちゃんに~」は毎週金曜日の夜8時に放送されていますが、なぜか再放送(土曜日あさ8時15分~)の方が視聴率が高いです。ちなみに、チコちゃんの声の主は「キム兄」こと木村祐一さんです。

「#Me Too」は、性的嫌がらせの被害経験をSNS上で告白するときに使用されます。2017年にアメリカ人女優が映画プロデューサーによるセクハラ被害を告発をしたのをきっかけに、同国の女優が同様の被害を受けた女性に「Me Too」を声を上げてほしいと呼びかけ、やがて「Me Too」の運動は世界中に広がりました。平成元年に「セクシャルハラスメント」が流行語大賞に選ばれ、平成最後の年に「#Me Too」がトップ10入り。この世にセクハラは無くならないのか?











北海道胆振地方で震度7の大地震。札幌では液状化現象も。

2018年09月06日 | Weblog
9月6日午前3時8分ごろ、北海道の胆振(いぶり)地方を中心とする最大震度7の大きな地震が発生しました。未明の大地震で、北海道は早朝から大混乱に陥りました。



この地震の震源地は胆振地方北東部で、マグニチュードは6.7を記録。厚真町で震度7を観測すると、震度6強が安平町とむかわ町、震度6弱が千歳市と日高町と平取町、さらに札幌市北区と苫小牧市などで震度5強、函館市と室蘭市などで震度5弱、札幌市中央区・小樽市・旭川市などで震度4を観測しています。
震度7を観測した厚真町では大規模な土砂崩れが起こり、札幌市清田区では道路が陥没および液状化現象が発生。噴き出した泥水で車や住民が埋まってしまいました。
また、この地震によって苫東厚真発電所などの発電所が止まり、北海道全域で停電となりました。砂川火力発電所の運転再開により、午後6時過ぎまでに道内の38市町村の一部で電力が復旧。ただ、苫東厚真発電所の再稼働には時間がかかるとのことです。
交通機関も影響を受けており、北海道新幹線は終日運転を見合わせ。JR北海道の在来線、札幌市営地下鉄も再開のメドが立っていません。空の便では、新千歳空港がターミナルビルの被害により、国内線と国際線の全てが欠航となりました。

これまでに死者が9人、31人が安否不明。290人以上が負傷。6日午後10時現在で61市町村で5700人以上が避難しているとのことです。

スポーツでも地震の影響が相次いでいます。7日に札幌ドームで開催予定だったサッカー国際親善試合・日本代表VSチリ代表の試合は、「被害の甚大さ、ライフラインと交通機関に大きな影響を生じていること、観客の安全を考慮の上」で中止が決定。日本代表とチリ代表の両選手は全員無事が確認されています。チリ戦は森保一新監督になってから初めての国際Aマッチでもありました。
プロ野球では、楽天生命パークで行われる東北楽天ゴールデンイーグルスVS北海道日本ハムファイターズは、日本ハム側の移動に見通しが立たないため、7日の試合は中止。9月10日に振替試合が実施される予定です。
競馬でも、門別競馬場の6日の開催が中止。札幌競馬場はスタンドなどに大きな損壊はなく、場内に残っていた105頭の競走馬は全員無事とのこと。その他にも、自転車ロードレースの「ツールド北海道」の開催が中止。男子ゴルフツアーの「ANAオープン」は、10日のマンデートーナメントを中止。13日からの本大会の実施については7日までに決める見込みです。



火曜日に今年最大級の台風21号が上陸し、関西国際空港の滑走路が冠水したり、家の屋根が吹き飛ばされる、トラックが横転するなどの甚大な被害を受け、その後に北海道でも暴風や大雨による被害がありました。台風が去った6日未明に震度7の地震。地震が起きた時は震度6強が最大震度だったけど、午後3時30分ごろに「安平町で震度7」の発表が出た時は驚きました。北海道は台風と地震のWパンチを受けましたね…。
今年の夏は大阪で震度6強の地震から始まり、西日本で豪雨、8月には台風ラッシュ。関東でも記録的な猛暑があったり…。本当に災害が続出してる気がします。もう災害なんか来なければいいのに…。そして、胆振地方は余震が今後も続くので、警戒が必要です。


あつすぎるぞ熊谷。観測史上最高の41.1度を記録。

2018年07月23日 | Weblog

7月23日は24節句のひとつ「大暑」でしたが、その名の通り、最高気温が39度以上を観測する地域が続出しました。特に埼玉県熊谷市では、午後2時30分に最高気温が41.1度に達し、2013年8月13日に高知県四万十市で記録した41.0℃を上回る、観測史上最高気温を更新しました。


この日の最高気温ランキングでは、41.1℃の熊谷市が全国1位。2位だった東京都青梅市は、都内で観測史上初めてとなる40.8℃を記録。熊谷と同じく「猛暑の町」で有名な岐阜県多治見市は40.7℃で全国3位、山梨県甲府市も全国4位の40.3℃を観測しました。
埼玉県内では他にも、寄居町で39.9℃、所沢市と鳩山町で39.8℃、さいたま市で39.3℃、越谷市と秩父市で39.2℃を記録しています。東京では練馬で39.6℃、八王子市で39.3℃、東京都心で39.0℃を記録。40℃手前でも暑すぎです!

青梅で40℃越えのニュースを知ったときは、「東京でもついに40度台になったか」と思いましたが、「熊谷で41.1℃」のニュース速報が流れた瞬間、もの凄くビックリしてしまいました。「あついぞ!熊谷」というより、「暑い、ヤバい、間違いない」みたいな感じです。いや、この猛暑は「ヤバい」っつーか「アカーン」でしょ。
熊谷市は2007年8月16日に40.9℃を観測して「日本一暑い街」になりましたが、その6年後に四万十市江川崎が史上初の41度台に達して日本一の座を奪われました。この日、四万十市の持つ記録を0.1℃上回り、熊谷が5年ぶりに日本一に返り咲いたんですけど、埼玉県民として正直喜べないし、嬉しくないです…。

気象庁は夕方に猛暑に関する緊急会見を行い、「東日本と西日本では、気温の高い状態は8月上旬にかけて続き、35度以上の猛暑日が続くところがある見込み」と述べた後、「命に危険があるような暑さであり、一つの災害と認識している」、「健康管理に十分注意し、水分と適切な塩分補給などをこころがけてほしい」と熱中症対策を呼びかけました。
一応自分も水分補給のほかに、エアコンを1日中つけっぱなしにする、冷えピタをおでこに貼る、汗かいたら洗顔、Tシャツを毎回着替えたりするといった熱中症対策をしています…。それでも、この異常な暑さは体に応えます…。




記録的な猛暑は色んな所で影響を及ぼしております。夏の高校野球京都府大会では、選手たちの健康面を考慮し、準々決勝の後半2試合の試合開始時間を遅らせ、第4試合「鳥羽高校VS立命館宇治」はナイターでの開催となりました。試合の方は午後7時過ぎに始まり、午後10時37分に終了し、立命館宇治が6-5で勝利しています。
猛暑で中止になったイベントも相次ぎ、東海社会人サッカーリーグ1部の公式戦が全試合中止。24日に予定されていた京都・祇園祭の「花傘巡行」も中止が決定しました。
都内の小学校では「水温が30度以上もあった」という理由でプールの使用を中止するところも。自分が小学生のころ、水温が低くて水泳の授業がお休みということが何度もありましたが、水温が高い&プールサイドが熱いので中止というのは初めて聞きました。

35度以上の猛暑日が続いているから、2年後の東京オリンピックは大丈夫なのかと思います。屋外で観戦するお客さん、選手たちが熱中症で倒れてしまうんじゃないか…。マラソンは午前7時にスタート予定だけど、朝から高温多湿の中で走るから、五輪史上最も過酷なレースになりそうで恐いです。

この先も猛暑が続くとなると、熊谷の41.1度を超える地域が出てくるだろうし、数年後には42度に達するってこともあり得るのではないでしょうか。みなさん、本当にお体には気をつけてください。それに無駄な外出は避けて、涼しいお部屋でお過ごしください。


逮捕から23年。オウム真理教の麻原彰晃が死刑執行される。

2018年07月06日 | Weblog
1995年の地下鉄サリン事件など、多くの殺人事件を起こしてきた宗教団体「オウム真理教(現・アレフ)」の教祖として知られた麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚が、6日午前に東京拘置所内で死刑が執行されました。逮捕から23年の時を迎え、オウム事件は新展開を迎えました。


法務省によると、麻原彰晃こと松本死刑囚の他に、井上嘉浩、早川紀代秀、新実智光、土谷正実、中川智正、遠藤誠一といった、かつての教団幹部だった6人の死刑囚も同日に執行。松本、土屋、遠藤の3人は東京拘置所、新実、井上の2名は大阪拘置所、中川死刑囚は広島拘置所、早川死刑囚は福岡拘置所で執行されました。

上川陽子法務大臣は、死刑執行を受けての臨時会見で「慎重に検討を重ねた上で死刑執行を命じた」と話し、「一連の犯行は社会を震撼させ、被害者、家族が受けた恐怖、苦しみ、悲しみは想像を絶する」と指摘しました。

オウム真理教がこれまでに起こした凶悪事件は、
・1989年2月 オウムの男性信者をロープで殺害。
・1989年11月にオウム問題に取り組んでいた坂本堤弁護士一家3人を殺害。
・1994年1月 富士山総本部で元信者だった薬剤師をリンチ殺害。
・1994年5月に滝本太郎弁護士をサリンで襲う。
・1994年6月 長野県松本市でサリンを散布し、7人が殺害される。(松本サリン事件)
・1994年7月 山梨県上九一色村第2サティアンで男性信者を殺害。遺体はマイクロウェーブ焼却装置を使って処分。
・1994年11月 大阪市内の路上で、「公安警察のスパイ」と疑った28歳の男性会社員をVXガスをかけて殺害。
・1995年1月 教団批判を続けていた「オウム真理教被害者の会」会長をVXガスで襲撃。
・1995年2月 目黒公証役場事務長・仮谷清志さんを拉致、監禁して死に至らせる。
・1995年3月20日 地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線の車内でサリンを散布。乗員・乗客13人が死亡、6300人が負傷。(地下鉄サリン事件)

松本死刑囚は1995年5月に地下鉄サリン事件の首謀者として逮捕され、後に坂本弁護士一家の殺害、松本サリン事件にも指示。最終的には17の事件で起訴されました。裁判では「弟子が悪い」と無罪を主張し続けていましたが、2004年2月の一審で死刑判決が言い渡され、2006年に死刑が確定。
裁判中に不規則な発言や奇行が相次いだこと、日常的におむつ着用、拘置所内で異様な行動が見られるとして、「精神障害」が疑われていましたが、関係者の話では「自分で歩いて運動場に行っていて、精神的な問題はなかった」と言われています。死刑執行を逃れようと、最期まで詐病を演じていたのでしょうか…。


オウム真理教は2000年に「アレフ」に改称。その後、2007年に元幹部の上祐史浩氏が「ひかりの輪」を設立。2014年にはアレフから分裂した「山田らの集団」が誕生しました。アレフは現在「麻原帰依」が進んでいて、オウム事件を知らない若い世代の信者を多く獲得しているそうです。「山田らの集団」は、公安調査庁の立ち入りを拒否していました。


オウムを初めて知ったのは幼稚園の頃、地下鉄サリン事件から麻原逮捕のときは10歳のときでした。オウムの強制捜査が始まった頃から、オウム関連の報道特番が毎日のように放送されていたのを覚えています。逮捕から23年、死刑確定から12年目でようやく執行されました。突然の死刑執行も驚いたけど、「20年以上たって今頃か」、「むしろ遅すぎたな」って感じもあります。松本死刑囚から一連の事件についての真相、被害者への謝罪がなかったのもね…。
一部の弁護人からは「違法な執行だ。再審請求し、刑の執行を求めていたので残念だ」と松本死刑囚の執行に抗議していますが、多くの凶悪事件を指示し、多数の犠牲者を出したから、国にポアされて当然でしょう。
心配されるのは、「アレフ」と「山田ら」が麻原彰晃を神格化する、麻原を崇拝する信者が暴走行為を起こすということ。地下鉄サリンの惨劇を二度と起こさないでほしい。
一連のオウム事件の死刑囚は、松本死刑囚を含め13人でしたが、7人が執行されたことにより、残り6人となりました。麻原が死刑執行されても、被害者の遺族の悲しみは一生続きます…。



大阪で震度6弱の大地震が発生。これまでに死者4名。

2018年06月19日 | Weblog
18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の大地震が発生しました。朝の時間帯に襲った大地震で、様々な被害をもたらしました。


この地震で大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱を観測。大阪市都島区、吹田市、京都市伏見区などで震度5強、兵庫県尼崎市,滋賀県大津市などで震度5弱を観測しました。さらには名古屋と神戸で震度4、広島で震度3、関東と九州でも震度1を記録しています。
震源の深さは10Km、マグニチュードは5.9でした。なお、津波の心配はありませんでした。

19日午前0時現在で、大阪府内で4人が死亡し、2府3県で376人がケガをしているとのこと。高槻市では小学校のプール沿いのブロック塀が倒れ、通学中の9歳の女児が下敷きになって死亡すれば、81歳の女性がタンスに挟まれて死亡しました。また、大阪市東淀川区でも80歳の男性がブロック塀の下敷きになり死亡。茨木市でも85歳の男性が本棚に挟まれて亡くなりました。
各地で被害も出ており、高槻市内で水道管が破裂し、広範囲で断水が発生。市内の小学校の校庭に臨時の給水所が設けられました。また、豊中市と吹田市でも断水が発生したとの情報が。
交通機関にも影響があり、JRの在来線、大阪メトロ、関西の私鉄が全線運転を見合わせ。通勤&通学ラッシュの時間帯に自信が直撃したため、駅周辺で混雑が起きました。東海道新幹線も新大阪~岡山間と名古屋~新大阪間で運転を見合わせていましたが、午後1時過ぎに運転を再開しています。

地震の影響で京阪神エリアのイベントが次々と中止に追い込まれました。堂本剛さんの大阪フェスティバルホール公演、前川清さんの大阪梅田芸術劇場のコンサートが中止決定。さだまさしさんの神戸公演、スキマスイッチの京都公演も延期。関西将棋会館で19日に予定されていた藤井聡太七段の対局も延期となりました。
スポーツでも影響が出ていて、ガンバ大阪は吹田市内で予定されていた練習が中止。プロ野球のオリックスバファローズも練習中止。尼崎競艇場では開催4日目の全レースが中止、スタンドや宿舎に被害は出ませんでしたが、スプリンクラーが発動して場内水漏れ、電気系統がマヒしたため開催打ち切り決定。向日町競輪場では窓ガラスが割れ、破片がバンク内に散乱。19日からガールズ競輪が開催予定でしたが、開催中止が決まりました。



朝から関西で大地震と聞くと、1995年1月17日の阪神淡路大震災を思い出した方も多いと思います。大阪で震度6クラスの地震が観測されたのは、1923年に地震観測を始めてから初めてとのことだそうです。ニュース番組も大阪地震で持ち切りで、「紀州のドンファン事件」や「ロシアワールドカップ」関連の報道も吹っ飛びました。
小学生の女の子がブロック塀の下敷きになって死亡したという件については、塀の高さが「3.5m」もあり、建築基準法の「2.2m」をはるかにオーバー。高槻市の教育委員会も記者会見で違法建築だった事を認めていました。「違法ブロック塀」は全国にもたくさんありそうな気がします…。

最近は地震が頻繁に起きていて、16日に千葉県沖で震度4の地震、17日には群馬県渋川市で震度5弱の地震が発生しました。競馬中継を見ていた時に「緊急地震速報」が流れたので、少しビビりました。この日は大阪で震度6弱の地震…。19日深夜0時30分過ぎには大阪北部で震度4の地震もありました。連日のように強い地震が起きているから、自分が住んでいる場所にも来るんじゃないかと不安になっちゃいます。
大阪の皆さん、今後も不安な日々が続くと思いますが、元気にお過ごし下さい。そして、一日も早く通常の生活が戻れるよう願っています。




寒いぞさいたま市!最低気温が-10度間近。

2018年01月26日 | Weblog
最強寒波が全国で猛威を振るい、ここ1週間寒~い日が続いています。22日は関東地方で大雪となり、帰宅&通勤困難者が多発すれば、首都高速道路が通行止めになったりと甚大な影響が出ました。24日には関東1都6県に低温注意報が発令。26日は全国各地で最低気温が氷点下を記録しました。


この日の東京都心の最低気温は-3.1℃。その前の日は-4℃だったので、2日連続で-3℃以下。この記録は53年ぶりだそうです。さいたま市では観測史上最低となる-9.8℃を記録。最高気温も3.2℃しか上がりませんでした。ちなみに、鳩山町では-10.0℃の大台に達しました。
寒いのは関東だけではありません。名古屋市では2日連続で雪が降れば、大阪でも雪が舞い降りました。日本海側でも各地で大雪となり、新潟では積雪量が2メートルを超える地域もありました。


最近は本当に寒すぎますねぇ。まさかさいたま市で-10℃近くまで冷える日がくるとは…。熊谷&秩父地方、北関東エリア、東北より気温が低いなんてビックリですよ。あまりの極寒で、自宅の給湯器のお湯が出ないし、部屋の室温が5~4℃くらいになりました。お湯が出ないなんて人生で初めてじゃないでしょうか。
私事ですが、22日の大雪の翌日に歯医者に行ったんですけど、積雪と道の凍結で歩くのに一苦労しました。冷たい風が歯にしみたよ。その日の夕方にまた歯が痛み出したので、歯医者に2回も行ってしまいました。痛み止めのロキソニンで落ち着いたけど、この時期の歯痛はつらいです。
週末の関東地方は晴れ模様で、東京は28日の最高気温が7度を予測。さいたま市も少し寒さが和らぐと思われます。お出かけする際は暖かい服装と足元に注意が必要。それに、インフルエンザが流行中なので、体調管理にも気を付けてお過ごしください。

名プロデューサー・小室哲哉が引退。不倫疑惑よりも、介護疲れじゃないかと思う。

2018年01月19日 | Weblog

今週発売の週刊文春で女性看護師との不倫疑惑が報じられた音楽プロデューサーの小室哲哉さんが、19日に釈明会見を開き、不倫疑惑の責任を取る形で芸能界引退を表明しました。またこの会見では、小室さんの妻・KEIKOさんへの思いも語っておりました。


午後1時過ぎから始まった記者会見で、小室さんは冒頭に「今回の報道について、妻であるKEIKO、家族、ファンの皆様、その他スタッフの皆様にご心配をおかけし、お相手の方にもご迷惑をおかけしたことをお詫び致します」と陳謝。同時に「騒動のけじめとして、引退を決意した」と宣言しました。
2011年にクモ膜下出血で倒れたKEIKOさんの闘病生活では、「幸い身体的な後遺症がなく、高次脳機能障害で少し欲がなくなってしまったりとか、大人の女性から女の子みたいな優しげな性格みたいな感じになった」と話し、その一方で音楽に興味をなくすといった事を明かしました。カラオケに誘ったり、音楽のネットやCDを聴かせたりするも日に日に興味が減り、レコーディングスタジオに連れて行って、KEIKOさんの心境を歌詞にした曲を歌ったものの、それ以降は歌うことがなくなったそうです。
小室さん自身も3年前から介護に疲れ始め、2年前にC型肝炎発症、さらには突発性難聴で左耳が聞こえない、睡眠障害、ストレス性の摂食障害を患っていることを告白。昨年の8月ごろから、妻の介護との両立に限界を感じ、加齢からの衰えなどから引退を考えるようになったとのこと。
不倫相手とされる看護師とは、「妻がいる時にも往診に来ていて、雑談に付き合ったり、点滴もしている」、「仲のよい一番信頼できる人」で「精神的な医療サポートをしてもらった」、「ついつい相談事もしている」。決して男女の関係ではないことを強調しています。



有名人の不倫疑惑の報道が後を絶ちませんが、今回の小室さんの引退宣言は不倫とは違い、本人の体力と気力が限界に達したんだと思います。ワイドショーは「不倫が原因」だと言い続けているけど、それって間違ってると思いませんか?それじゃあさあ、不倫しても図々しく国会議員を続けている山尾志桜里&今井絵理子はどうなのよ。
釈明会見を見たけど、小室さんもいろいろ疲れていたし、肝炎に難聴と病気続きでしたから、満身創痍でしたね…。それにKEIKOさんが音楽に対するモチベーションがなくなっていることにショックでした。KEIKOさんもつらいけど、小室さんはもっと辛かったでしょう。
小室さんの引退宣言により、globeとTM NETWORKも事実上解散が確実。globeは「DEPARTURES」とか「Can't stop fall in love」とか「Joy to the love」など名曲ばっかり。globeがなかったら、「学校へ行こう!」の軟式globe&パーク・マンサーは誕生しなかっただろう。不本意な形で芸能界を離れることになりましたが、体調不良が改善したら活動を再開してほしい。小室さん、お体にはお気を付けてください。

謹賀新年2018!そうか、もう平成30年か!

2018年01月01日 | Weblog

新年あけましておめでとうございます。2018年、平成30年を迎えました。その平成という元号も再来年で終わりです…。まず初めに、旧年も当ブログをご覧いただきありがとうございました。


2018年はスポーツ界のビッグイベントが2つも開催。2月には韓国・平昌で冬季オリンピックが開催されます。
今大会注目しているのは、メダルラッシュが期待される女子スピードスケート陣。エースの小平奈緒選手は500mで国内外24連勝中、1000mでは昨年12月10日に1分12秒09の世界記録を打ち立てました。さらには女子1500mの高木美帆選手、W杯で世界新記録を連発している女子パシュートもメダルの可能性があります。
女子スキージャンプの高梨沙羅選手もメダル候補なんですが、今季のW杯では4戦未勝利。W杯最多タイの通算53勝から足踏み状態が続いています。このままでは前回同様表彰台に登れないかもしれません。男子フィギュアスケートは、宇野昌磨選手と羽生結弦選手のWエースがメダルを争います。宇野選手は先日の日本選手権で優勝。羽生選手は昨年11月に右足首を負傷、ぶっつけ本番で平昌に臨みます。羽生選手がケガを乗り越えて金メダルを獲得したら、日本中が感動するだろう…。

6月にはFIFAロシアワールドカップもあります。6大会連続出場の日本代表は、グループステージでコロンビア、セネガル、ポーランドの3か国と対戦。コロンビア代表とは前回のブラジル大会で戦い、完敗を喫しました。初戦で勝ち点を獲得できれば、ベスト16入りに近づくんだけどねえ…。先月の東アジアカップでは、韓国に1-4と完敗。W杯まであと半年だけど、正直不安と悲観でいっぱいです。


昨シーズン2年ぶりの日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスは、2年連続日本一に挑戦。オフの契約更改では年俸1億円以上の選手が18人、そのうち4億円台が8選手。特に柳田悠岐選手は現役最高年俸の5億5000万円!こりゃ2018年シーズンは年俸に見合った活躍をしないといけないぞ~。

競馬界では、GⅠ7勝を挙げたキタサンブラック、ダートGⅠ通算11勝のコパノリッキーが揃って引退。今年は次なる主役誕生が求められます。昨年凱旋門賞に参戦したサトノダイヤモンドは、金鯱賞で復帰予定。ダービー馬・レイデオロは京都記念からドバイシーマクラシックに向かいます。
3歳クラシック戦線は、朝日杯FSを圧勝したダノンプレミアム、ホープフルステークスを勝ったタイムフライヤー、デビュー3戦3勝のワグネリアンの「3強」の他に、グレイル、オブセッション、ヘンリーバローズ、ジャンダルムなど牡馬勢はハイレベル。
牝馬の方は、3連勝で2歳女王に輝いたラッキーライラックはチューリップ賞から始動。リリーノーブル、マウレア、ロックディスタウンの巻き返しにも期待。


皆様が今年も良い一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。そして、当ブログの方もよろしくお願いします。




2017年の漢字は、北朝鮮、九州北部豪雨の「北」。

2017年12月12日 | Weblog

12月12日は「漢字の日」。この日は今年1年の世相を漢字一字で表す年末恒例のイベント「今年の漢字2017」が、京都・清水寺で発表されました。応募総数153,594票のうち、最も多い7,104票を集めた「北」が今年の漢字に選ばれました。



ベスト10は次の通り。
1位 「北」 7,104票(4.63%)
2位 「政」 3,571票(2.32%)
3位 「不」 3,323票(2.16%)
4位 「核」 3,138票(2.04%)
5位 「新」 2,958票 (1.93%)
6位 「選」 2,880票(1.88%)
7位 「乱」 2,782票(1.81%)
8位 「変」 2,717票(1.77%)
9位 「倫」 2,538票(1.65%)
10位 「暴」 1,945票(1.27%)

1位の「北」が選ばれた理由は、北朝鮮が核弾道ミサイルを次々と発射し、今年8月にはミサイルが北海道沖を通過。今年7月には九州地方北部で集中豪雨が発生し、37人が死亡。さらには北海道産のジャガイモ不作の影響でポテトチップスが販売休止に追い込まれました。スポーツ界では、大谷翔平選手のメジャー挑戦、早稲田実業・清宮幸太郎選手の入団と「北海道日本ハムファイターズ」に注目が集まったこと、それに北島三郎さんの愛馬・キタサンブラックの活躍などが挙げられました。


2位の「政」は、政治家の相次ぐ不祥事、森友・加計学園問題と政治の混乱が相次いだ。
3位の「不」は、今年も芸能界の不倫報道が続出。山尾志桜里議員の不倫騒動もありました。日産自動車の整備不備、神戸製鋼のデータ改ざんなど、製造業の相次ぐ不祥事。
5位の「新」は、今年1月に稀勢の里が新横綱になり、9月には陸上男子100mで桐生祥秀選手が9秒98の日本新記録を樹立、将棋界では藤井聡太四段が公式戦29連勝の新記録。それに、上野動物園のパンダ・シャンシャンが生まれたという「新しい命」の話題も。政治では、10月の総選挙で「希望の党」&「立憲民主党」が結成し、新党が乱立。
10位の「暴」は、北朝鮮の暴走の他にも、豊田真由子氏の「このハゲーー!事件」、元横綱・日馬富士の暴行事件、学校教諭の体罰、いじめ問題など、暴力的なニュースが多かった。

ベスト10圏外では、11位は金正恩委員長、プレミアムフライデーの「金」。17位の「退」は、安室奈美恵さんと堀北真希さんが芸能界を引退、スポーツ界でも浅田真央さん&宮里藍さんが現役引退。元SMAPの香取慎吾さん・草彅剛さん・稲垣吾郎さんの3人がジャニーズ事務所を退社。天皇陛下が2019年4月30日に退位。
今年の流行語大賞「忖度」の「忖」は18位、ブルゾンちえみの「35億」の「億」は16位に入っています。


今年は北朝鮮関連のニュースがとても多かったなあって思います。今年2月に金正恩委員長の兄・金正男氏がクアラルンプールで暗殺される事件が起き、7月に大陸間弾道ミサイル「火星14号」、11月には「火星15号」が発射。9月には豊渓里で核実験実施。11月23日には、韓国と北朝鮮の軍事境界線・板門店で北朝鮮の兵士が脱北を敢行。銃撃を受けて一時意識不明の重体に陥っていましたが、無事に意識回復。最近では、北朝鮮からの木造船が日本海側の各地で漂着し、北海道では乗組員が松前小島で窃盗事件を起こし、警察に逮捕されました。
北朝鮮・金正恩とアメリカ・トランプ大統領の挑発も過熱しており、トランプ大統領が金正恩を「ロケットマン」と呼べば、金正恩はトランプ氏を『老いぼれ』と罵倒。米朝対立は今や危険な状態。日本や韓国を巻き込んでの戦争が勃発しないことを願う。