好きな人の事は気になるのが当たり前で、意識、無意識で支配したくなるのが本能でしょう。しかし何故か、古代の神話にも見られますが、自分の慈愛を注ぐ相手を支配するような精神に対して理性、教訓、色々の教えは警告を発しています。何故かといいますと、人間には「自由意思」があり、その自由意思を侵害すると、人は不幸になることを古代の人々は気づいていたのでしょう。自由意思は非常に重要なものですので、慈愛と支配の問題点を意識する場合、この人間の自由意思を尊重するかどうか、その視点を大切にする必要があるようです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:102>
自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。
(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。
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